もっと、「半七」!―半七捕物帳傑作選〈2〉 (ちくま文庫)

著者 :
制作 : 北村 薫  宮部 みゆき 
  • 筑摩書房
3.84
  • (6)
  • (9)
  • (10)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 77
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (470ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480425973

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • (2018-05-12L)(2018-06-02L)

  • 一見さんも常連さんも楽しめる、「半七捕物帳」の傑作選!後篇も名作ぞろいで、解説対談にもますます熱が入ります。宮部みゆきに、こんな悪者を書いてみたいと言わしめた罪人もついに登場。

  • 映像でおなじみの「半七捕物帳」、予想とかなり違う原作だった。むかし話として語ることで、近代と比較しながら江戸を知ることができる。読み物としては、ストレートな作りの方が楽しめるのだが。
    長谷川一夫主演の映画かと思いきや、ドラマだったと知り、これも意外。
    北村薫、宮部みゆきの解説対談付き。

  • 2009年6月10日初版、並、カバスレ、帯なし
    2014年1月2日松阪BF

  • 図書館にて。
    傑作選1と共に借りてきて正解。
    引き続き楽しめた。
    入院のお供②

  • 宮部さんの時代小説がおもしろいのはこういうことか…。

  • 江戸と、近代文明にやっと入ったばかりの明治中期を行ったり来たりする場面転換が絶妙です。又、時々語られるオカルト的な話の持つ世界観が独特でいい味出してますね。本作は傑作選ですが、シリーズを一から揃えたくなります。

  • 風俗考証の資料としての価値が認められているだけあって、江戸時代の情景描写がすごくいい。セリフや掛け合いも小気味いい。こういういい雰囲気の文章を読んでると、嬉しくなってくる。
    巻末の北村薫、宮部みゆきの解説もいいし、現代では知られていないだろう単語に解説が付いてるのもいいので、全集よりこのシリーズから読み始めるとよいのではなかろうか。

  • 半七は(というか岡本綺堂の作品の多くは)老人の回想談の体をとっているので、当時の世相風俗の解説を巧みに組み込んであり、これがストーリーの要にもなって面白さを深めている。読者は話術の巧みさに導かれて半七の時代を身近に感じながらミステリーに引き込まれていく。このへんが魅力なのかなと思った。

  • 森博嗣の小説だったか。
    トリックを考えようとする西之園が、トリックを全く考えようとしない警察にどうしてですか?って聞いたら、はははトリックなんて犯人を捕まえてから絞り上げて聞けばすむじゃないですか、なんて話があったけど、そんな感じ。

    ま、実際はそうだわな。
    トリックどころか事件の流れもよくわからないが怪しい動きをしているやつがいたらとっ捕まえて絞り上げる。そっから情報がでて後はいもづる的な事件がちらほら。
    そこらへんもまた捕物帖なんだろうな。

    上下と読んで面白かったので全巻読もうかと思う。全6巻だし、すでに2巻分くらい読んでるしね。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

岡本綺堂

一八七二年(明治五)東京生まれ。本名は敬二。元御家人で英国公使館書記の息子として育ち、「東京日日新聞」の見習記者となる。その後さまざまな新聞の劇評を書き、戯曲を執筆。大正時代に入り劇作と著作に専念するようになり、名実ともに新歌舞伎の作者として認められるようになる。一九一七年(大正六)より「文藝倶楽部」に連載を開始した「半七捕物帳」が、江戸情緒あふれる探偵物として大衆の人気を博した。代表作に戯曲『修禅寺物語』『鳥辺山心中』『番町皿屋敷』、小説『三浦老人昔話』『青蛙堂鬼談』『半七捕物帳』など多数。一九三九年(昭和十四)逝去。

「2019年 『玉藻の前』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡本綺堂の作品

ツイートする