図書館の神様 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 3211
レビュー : 422
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480426260

感想・レビュー・書評

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  • 垣内君が壇上で言う台詞がすごく印象的。

  • 学校の図書室で。
    この静かな感じが好き。

  • 瀬尾まいこさん「図書館の神様」読了。垣内君は正しい!

  • バレーボールに全てを捧げてきた主人公が、そのバレーを失い、希望を失くしたまま高校の講師になるのですが、その原因となっている事件があって、それはいつの間にか彼女のせいのようになってしまっているけど、その真実は、彼女にも誰にもわからないんです。

    事件の小さい大きいに関わらず、「えっ?私のせい?私が悪いの?」ってこと、ありますよね?
    そういうつもりがなくて起きたことがらに、釈明しようとしても言い訳に取られてしまったり、あるいは全くの濡れ衣だったり、逆恨みだったり。
    腑に落ちないながらもその現実を受け入れざるを得ない状況。
    この物語には、ゆっくりゆっくり時間をかけて、彼女の腑に落ちない気持ち、傷付いた心が、がなだらかに均されていくようすが描かれています。

    図書館で出会う文芸部の垣内君はもちろん、故郷から毎週、彼女の部屋にやってくる弟が、良いんです。
    ある事件のせいで実家の家族ともうまくいかなくなった彼女を心配して、でもそれを口に出さずに、ただ、その町が好きで遊びに来ているようにふるまう弟の優しさがとても温かいです。

  • 瀬尾まいこ作品の中でも、1・2を争う位、好きな作品です♪


    一番最初に読んだ時は、たった一人しかいない「文芸部」の活動に心惹かれ。


    仮にも?日本文学専攻だった私には「そうそう」と頷けてしまう所もあり、更に本職である「教員」の姿も素敵に描かれていて良かった。


    二回目に読んだ時は、不倫というテーマをこの作品に敢えて?持ち込んできた意図について、考えてしまった。


    これからも何度も読むんだろーな……。

  • 学生時代の事件での傷ついた心を抱え、講師として赴任した高校で部員1人だけの文芸部の顧問に当てられた清。
    部員の垣内君や弟の拓実とのやりとりの中で少しずつ心が解れていきます。
    諦めて我慢して…そんな自分から卒業して前に進めればいい。
    じんわりと心に響く話でした。

  • 体育会系の部活を一生懸命やることだけが正解じゃないよ!色んな生き方があるんだよ!って教えてくれました。

  • 雑草は、強いと言いますが、どうしてでしょう。
    彼らだって弱い部分はあるはずです。
    「踏んでもすぐに立ち直る」
    「愛情をかけなくても強く生き抜く」
    かわいそうです。
    見ていられません。
    聞いていられません。
    僕は彼らの弱い心を見つけられるそんな大人になりたいです。(87 ページ)

    そんな詩を書く、
    たった一人の文芸部員を持つ主人公。

    彼女が図書館での時間通して、
    清く正しい人間であること以外の意味を見つける物語り。

  • 国語教師をしていた瀬尾さんならではのストーリー!

  • 垣内くんがすき

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著者プロフィール

瀬尾まいこ(せお まいこ)
1974年、大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。2011年の退職までは、中学校で国語教諭として勤務する傍ら執筆活動を行っていた。2001年『卵の緒』で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、これが翌年単行本デビュー作となる。2005年『幸福な食卓』で第26回吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞をそれぞれ受賞。これまでに映画化された作品に、代表作『幸福な食卓』、『天国はまだ遠く』『僕らのごはんは明日で待ってる』。『そして、バトンは渡された』は第31回山本周五郎賞候補、2018年「本の雑誌が選ぶ上半期ベストテン」1位、「キノベス2019」1位に選出、さらに2019年本屋大賞を受賞。2019年6月13日、『優しい音楽』(新装版)を刊行。

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