太宰治集 哀蚊―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)

著者 :
制作 : 東雅夫 
  • 筑摩書房
3.60
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本棚登録 : 85
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480426321

感想・レビュー・書評

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  • 怪談というより「変身・説話」系の物語収録がメインです。あとは、アリバイモノの「断崖の錯覚」はミステリ読みには有名ですね。
    読んでて一番ゾッとしたのは「雌に就いて」。出だしは自分の理想の女性像について妄想してるだけかとおもいきや……この展開は笑えねぇ。(作者本人の史実絡みのネタです。書いちゃうんだーみたいな)

    御伽草子にしろ、その他の作品にしろ、主人公「私」の自虐(道化?)じみた思考など、どうしてもその向こうに「太宰治」の姿がチラチラ見えて、非常に読んでて複雑な気分になる読書でした。

  • 短編集
    待つはよかった 絶望読書から

  • 太宰ナイト2017用に。
    (「清貧譚」「トカトントン」「ア、秋」)
    <収録作>
    怪談
    哀蚊
    尼 「陰火」より
    玩具
    魚服記
    清貧譚
    竹青 新曲聊斎志異
    人魚の海 「新釈諸国噺」より
    舌切雀 「お伽草紙」より
    浦島さん 「お伽草紙」より
    創世記(抄)
    断崖の錯覚
    雌に就いて
    女人訓戒
    待つ
    皮膚と心
    葉桜と魔笛
    フォスフォレッスセンス
    メリイクリスマス
    トカトントン
    魚服記に就いて
    古典竜頭蛇尾
    音に就いて
    ア、秋
    むかしの亡者
    五所川原
    革財布
    一つの約束
    ●巻末附録1 黄英 『聊斎志異』より
    ●巻末附録2 竹青 『聊斎志異』より
    ●巻末附録3 命取らるる人魚の海 『武道伝来記』より
    解説 伝統と現代と 東雅夫

  • 太宰治は祖母から聞いた怪談を好んだ。昔話等を太宰治の解釈で書いた短編集。



    全くすらすらと読めませんでした。単語の意味はわからないし、一文が長くていらいらするし、本題までが長すぎる。途中で寝ちゃうし

    でもね、全部がそんな感じではなく、つらつら読めたりします。



    固い文が久しぶりだから、これからたくさん読んでいきたいと思います

  • 怪談や怪奇幻想系の話を期待すると肩透かしを食らう。
    昔話や妖怪系の話って怪談??

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著者プロフィール

1909年(明治42年)、青森県北津軽郡金木村の大地主の六男として生まれる。本名、津島修治。
薬物中毒になりながらも、第二次世界大戦前から戦後にかけて作品を発表。主な作品に『走れメロス』『お伽草紙』『人間失格』『斜陽』などがある。戦後は流行作家として活躍するも、1948年6月13日、玉川上水で愛人であった山崎富栄と入水自殺。享年38。

「2022年 『太宰治⑤ 富嶽百景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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