アイディアのレッスン (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 403
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480426857

感想・レビュー・書評

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  • 「思考の整理学」外山滋比古氏の著書。実践編とあるが、アイディアとは何なのか、についての考察と、具体的にアイデアを生み出すための方法など。

    目新しい内容ではないが、アイディアについてじっくりと考えてみる最初のステップとしてはよいかも。

  • 『思考の整理学』『異本論』に続いて読了。
    実はもう一冊残っているのだけど、外山滋比古エッセンスは『思考の整理学』に詰め込まれているようなので、そちらから入ると良いと思う。

    アイディアとは、単なる思い付きとされがちなのだけど、実はパーツを持っているだけでは発揮できないイメージの力だと私は勝手に思っている。
    だから、知識があるだけでは仕方なくて、知識をどう使うか……それも意識的だけではなく、無意識的な部分も含めてどう使うかなのだと思う。

    筆者の言うレッスンは、時間を置く、だとか、思い付いたらメモを取れるようにする、とか、他業種の人と話し合うブレインストーミング、のような、アイディアを生み出すためのキッカケ作りのことだ。

    昨今、オリジナリティということでえらくニュースにもなっているのだけれど、頭の中のことは誰にも分からない。
    けれど、似通ったアイディアが先行されていたとすれば、それは摸倣ではなくともオリジナリティーではないのだと、敗北は認めねばならない。

    しかし、『異本論』でもあるように、ある時代を共に生きている人々には、やはり同時多発的なアイディアは浮かびやすいのではないか。
    そういう意識も必要なのだろうと思う。

    アイディアとは、単にゼロから生み出すことだけを指すのではない。
    生み出されてきたものから、何を生み出すか。
    そういう意味で、知識は必要な糧である。

  • いろんなことをやっているうちに、ふとひらめくのがアイデア

  • 少し難しい。
    分かったような分からないような・・・

  • 外山さんの本はなにげに東大生がよく読んでいるらしい。すごくシンプルで当たり前、しかし忘れてはいけない教訓を優しく語りながらも、基本辛口キャラを通している外山さんがいつもながらいい感じ。

  • 2004年に出版されてる。10年前なので、この本よりも洗練された書籍は多数あるが、基礎的、古典的意味合いで良い本だと思った。
    多くの人が言っていることだけど、思考の整理学と併せて読みたい。被っている部分が多いのでスムーズに読み薦められると思う。

  • アイディアとは何か。本書によれば「アイディア≠知識」であり、頭に知識を詰め込みすぎると、むしろ頭が働かなくなりアイディアが生まれないという。

    今までは頭に「入力」することばかりに意識が向いていたけど、ぼんやりと何かを考えること…語学の音源を聞くでもなく本を読むでもなく…そういう時間を確保することも大切かなと感じた。自分の個性が表れるのは、おそらく、その時間に閃いたことの中。自分がそれを無意識にやっていたのはシャワーを浴びているときだった。ついつい長くなってしまうのも、いろいろ考えているからだと思う。

    評価が3なのは、終盤に挙げられているアイディアを生み出すための10の方法のいくつかに疑問符がついたから。でも、それほど厚くない本だからざっと一読してみる価値はあると思う。とりわけ、「アイディアの価値を再認識する」という点で。

    以下はメモ
    ・アイディアは偶然による

    ・カタカナはあいまいで、イメージを付与しやすい 57頁

    ・あえて愛読書を閉じ遠ざけた 114頁

  • アイディアを生む三つのウォント
    一つ目は、欲求
    二つ目は、欠乏
    三つ目は、欠如

    思考の経理学の実践編。
    良いアイディアとは?

    アイディアの生み出し方などが説明されている。

    最近なにかいいアイディアが浮かばなくて集まっている方にピッタリ。

  • カクテルにする
    既成のアイデアの調合

    たとえる
    明喩、隠喩、換喩、提喩

    結合させる
    無関係なもの

    類推する
    比例式にあてはめる a:b=x:y


    バリエーションをつくる

    入れ替える
    主客を入れ替える、部分を入れ替える
    前景と後景

  • アイディアは人見知り
    これが衝撃的でした。
    意識の仕方がまとめられていて、気付きやすい環境の作り方を学べた。

    クリエイティブな仕事をしているわけではないが、人とのコミュニケーションのなかで、伝えるタイミングと伝え方にはアイディアが非常にいる。
    その前提には借りられる知識のストックが必要なわけで。。
    もっといろんなジャンルの本を読もうと思った。

著者プロフィール

お茶の水女子大学名誉教授

「2019年 『やわらかく、考える。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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