知識人の裏切り ─どこまで続く、平成日本の漂流

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 42
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480426987

作品紹介・あらすじ

高度経済成長至上主義をまっしぐらに突き進んできた日本は、昭和の終わり、狂乱バブルの破綻とともに針路を見失い、平成に入っても長い低迷を続けている。専門主義の狭さと合理主義の浅さでは、人の営為である経済現象をそもそも捉えることはできない。なぜ多くの知識人は世論をミスリードしたまま、その誤りを認め修正しないのか。-今日を予言するかのような1992年の対談に、2009年の再検証を加えて刊行。オリジナル文庫。

感想・レビュー・書評

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  • あえて避けてきていた感のあるタイプの本です。

    なんというか、苦手と思っていたタイプのひとの話を聞くと、
    自分の欠点が見えてくるってのはありますね。
    細部を見ると賛成できないこともありますが、
    全体を通して一貫した姿勢で物事をとらえ、語りぬくような
    そんな力はいまのぼくにはない訳で、
    自分もまだまだだなぁと思った次第です。


    抽象化することで、体系だてて話すことができるわけで、
    もっと哲学を学ぶなり考える時間を作らねばならんな
    などと思わせられました。

  • コンサルタントの波頭氏と思想家の西部氏による対談。彼らの膨大な知識量、洞察力、ものを考える力に驚嘆させられる。ものを考える力のベースになっているのは哲学、思想、歴史観がある様に感じた。

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著者プロフィール

1939年、北海道に生まれる。東京大学大学院経済学研究科修士。書籍や雑誌にて旺盛な執筆活動を展開している。保守派の評論家。元東京大学教養学部教授。東大教授を辞職後は秀明大学教授・学頭を歴任。テレビ「朝まで生テレビ」などに出演。2017年10月まで雑誌「表現者」顧問。
著書は『経済倫理学序説』(中央公論社・1983年度吉野作造賞受賞)、『生まじめな戯れ』(筑摩書房・サントリー学芸賞受賞)、『虚無の構造』『妻と僕 寓話と化す我らの死』(ともに飛鳥新社)、『死生論』『思想の英雄たち 保守の源流をたずねて』(ともにハルキ文庫)、『サンチョ・キホーテの旅』(新潮社・芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、『どんな左翼にもいささかも同意できない18の理由』(幻戯書房)、『ファシスタたらんとした者』(中央公論新社)、『学問』『無念の戦後史』(講談社)、『核武装論 当たり前の話をしようではないか』(講談社現代新書)など多数。

「2017年 『保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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