絶滅寸前季語辞典 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 88
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480427458

作品紹介・あらすじ

「亀鳴く」春の夕暮れ、オス亀がメスを慕って鳴くという空想的季語。勿論亀は鳴かない。「毒消売」越後や越中から来る行商の薬売り。「夜這星」流星の別称。「竃猫」竃にもぐり、暖をとろうとする猫…季節感が大きくずれたり、風習が廃れたりして消えていくたくさんの季語。そんな「絶滅寸前」の季語たちの持つ豊饒な世界を紹介し、新しい命を吹き込む読み物辞典。

感想・レビュー・書評

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  • 消えゆく言葉にこだわりつつ、かつ肩の凝らない一冊。時折挟まれる著者の自伝が、よいアクセントになっている。

  • 文学
    詩歌

  • 最近、テレビでも活躍中の夏井先生の本。絶滅寸前の季語を一つ一つ解説していく語り口が、ぽんぽんと気持ちよくて、すいすい読めてしまう。俳句は学校で昔習った程度で、まともに詠んだことなどないが、ちょっと興味がわいてくる。今では消滅しかかっている、季語に使われている習慣は、なんだかもったいない気がする(こいのぼりとか)一方で、季節の移り変わりなど、自然や生物の様子を様々に表現するために生み出された季語には、日本人のもつ感性の繊細さ、豊かさ、奥深さを改めて素晴らしいと感じてしまう。

  • う〜ん・・・。

  •  俳句をたしなむ人たちの、「季節」を見る目、感じる力ってすごいなぁ、としみじみ。俳句の面白さは正直イマイチわからないけれど、作りたちのもつ感覚はおもしろく、自分にも欲しいなぁ。

  • こういうこだわり本は好きだなあ。日本語は美しい。

  • 「これ本当に季語?」と目を疑いたくなるような珍問疑問ならぬ珍季語疑季語の大行列。

    なかには五七五の形式に収まらないんじゃないのと思うもの。

    あえてそんな季語を使って今を語れば、思いがけない「笑劇の事実」に出会えるかも。

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著者プロフィール

夏井いつき
昭和32年生。松山市在住。俳句集団「いつき組」組長、藍生俳句会会員。俳都松山大使。第8回俳壇賞。俳句甲子園創設に携わる。松山市「俳句ポスト365」等選者。『プレバト!!』(MBS/TBS系)等テレビ出演のほか、新聞、雑誌、ラジオで活躍中。著書に『超辛口先生の赤ペン俳句教室』、句集『伊月集 龍』(小社刊)、『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』(PHP研究所)、『「月」の歳時記』(世界文化社)等多数。

「2018年 『夏井いつきの おウチde俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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