マンスフィールド・パーク (ちくま文庫 お 42-9)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (745ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480427700

作品紹介・あらすじ

虚弱体質で内気な少女ファニーは准男爵家に引き取られ、伯母のいじめにあいながらもひたすら耐える日々を送っていた。いつしか感受性豊かな女性へと成長した彼女に、いとこのエドマンドへの秘めたる恋心が芽生えたが-。恋愛小説の達人で、皮肉とユーモアを愛するオースティンが、あえて道徳心の大切さを訴えた円熟期の作品。わかりやすい新訳で好評のオースティン長篇6作品個人全訳完結。

感想・レビュー・書評

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  • ジェイン・オースティンの作品を読むのは「高慢と偏見」「エマ」に続き3作目です。
    (「分別と多感」は映画で見たので、原作は未読ですが内容は知っています)
    普段、翻訳本はほとんど読まないのですが、このちくま文庫版・中野康司さんの訳は本当に読みやすくて素晴らしいです。
    見開きに余白を探す方が難しいオースティンの作品ですら、するすると読ませてくれるのですから…!

    今回の「マンスフィールド・パーク」は、もんのすごす分厚く、1日2〜3時間、1週間読んでやっと読み終わりました。
    しかも、冒頭〜7合目くらいまで全然話が進まず、半ば意地になって読んでいた感じです。
    というのも今回の主人公・ファニーは内気で虚弱体質のため、物事に自分からつっこんでいくことはなく、むしろ10歩くらいひいてオロオロしている感じなのです。
    そのため物語自体はファニーのまわりのアクティブな方々、もっと言えばお金が大好きな方、品にかけるジョークを飛ばす方々、えこひいきがすごすぎる親戚…などなどによって繰り広げられていきます。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    ファニーは品のない両親のもとに長女として生まれます。
    しかし貧乏で子だくさんの家庭だったため、ファニーは母親の姉の嫁ぎ先であるバートラム家にひきとられ、4人のいとこたちと一緒に暮らすことになります。
    いとこたちは美しいのですが、そのうち3人はお金持ちの子どもという感じで考え方や情緒面ではちょっと難あり…そのため、さまざまなトラブルを起こしていきます。
    ファニーの唯一の理解者は、将来牧師につく予定の従兄・エドマンドだけ。
    ファニーはエドマンドに恋い焦がれますが、その恋愛も終盤の終盤まで動きがかなりにぶく、ドキドキ感からは程遠い展開です。

    ラストのあたりも、早足であっという間に都合のいい展開に持っていかれ、しかもそこにファニーたち自身のセリフがほとんどなく、ナレーションで「こうなりました」「ああなりました」と語られます。
    それまではページの大部分を登場人物のセリフがしめてきたため、これはかなりの違和感でした。
    そのためファニーやエドマンド、他の人物たちの気持ちが当人たちから納得いくかたちで語られずに終わってしまい、おいてけぼり感がとても強い結果になりました。

    訳者あとがきにあるあらすじは、とてもわかりやすくまとめられていますので、むしろそこを読んでラストあたりだけ読んでもいいかもしれません苦笑
    訳者あとがきでも「マンスフィールド・パーク」は好みが分かれる作品とあるのですが、全くそのとおりであり、今まで他のオースティン作品で快活なヒロインに慣れていた方(わたし含む)には、「これは…どうしたもんだが…苦笑」となってしまうとおいます。
    しかし、この作品からオースティン作品を読まれた方が、「オースティン作品は今ひとつだなあ、、」となり、他の作品に流れないことだけはさけたい…
    「マンスフィールド・パーク」で挫折してしまいそうな方はぜひ、「高慢と偏見」や「エマ」を読んでみてほしいなとおもいます。

  • 読んでいる間、主人公・ファニーの待遇ゆえの謙虚さ、忍耐強さにはとても同情したが、しかしそれを手放しで褒めることもできず、どうしたものか、とちょっと困ってしまった。
    評価が大きく分かれる作品だというのもわかる。オースティンならではの皮肉とユーモアは相変わらずだったものの(と言っても私はこの本以外に2冊しか読んでいないのだが)、全体的に少々長すぎる作品に思えてしまったというのが正直なところだ。

    とはいえ、ファニーが経験する幻滅や戸惑い、そして失望の書かれ方には「わかるわ……」と言いたくなること請け合い。理屈じゃないことを理屈で書いてくれる人がいるということの、この心強さ!
    特に私は、ファニーが今までお世話になったサー・トマスの期待を裏切る(裏切らざるをえない)時に彼女が感じる悲しみに胸が痛んだ。
    作中、ファニーはたえずこの悲しみにさいなまれているように思う。好きなことを好きと言えない、嫌いなことを嫌いと言えない。言ったとしても、それは時と相手、そして道徳を常にわきまえたものである。彼女は常に弱い立場であり、善意を施されている人間として育ってしまったのだ。
    それでも自分の意思を貫こうとするのだから、ファニーは実際、相当な頑固者だと思う(笑)。ま、そこがこの主人公の主人公たる由縁かもしれない。

  • 呪われろ、ノリス夫人!
    という気持ちで読んでいましたが、理性によって感情を律することの大切さを説いた作品でこんな感想を抱いてはいけない…。
    それまでに自分が読んだオースティンのヒロインたちは皆なにかしらの欠点を持ち(『ノーサンガー・アビー』のヒロインの欠点は可愛らしいものでしたが)、それを認め、自己を見つめなおすことで精神的な成長を遂げていました。
    今作のヒロイン・ファニーはそういった道徳的欠点がとくになく、彼女の導き手となるエドマンドですら感情に左右され一時的な盲目におちいることを考えると、彼女はこの作品内での唯一公平な観察者といえます。それゆえ変化にとぼしく面白みのすくないヒロインという見方もありますが、わたしはファニーがすごく好き。誰に言うでもない内心の好悪や、受けた仕打ちに対する当然の反発すら、自分の根っこの道徳観に照らし合わせて自然と反省するなんてもう聖女かと。
    そういった意味では、ファニーよりもむしろミス・クロフォードのほうがオースティンのヒロイン像に近いように思いました。が、47章でのエドマンドとの対話で引き起こされる彼女の一瞬の逡巡と葛藤のシーンは必見。ここでの選択の差が彼女とオースティンの描くヒロインとの決定的な違いなんだろうな。

    道徳的な側面が多い作品でしたが「みずからを省みる人間がさいごには報われる」という文法は変わらず、それを怠った人びとのたどる手痛い結末を見るに、「自分がどういう人間かを認識しない」ということは、作者にとって、道徳的堕落とおなじか、あるいはそれ以上の罪なのかもしれない、と思ってしまいました。

  • 面白かったー!相変わらず最後の最後までどうオチるのかわからない。ちゃんと不快感と嫌悪感を爽快感と満足感へと昇華してくれる完成度だった。価値観を行動によって示すことの結果とか、人は見たいものしか見ないということを示したこと、虚栄心の愚かさや、分別と道徳心の重要性など、説教臭くなく、社会に生きる上での重要なことを虚構で体感させてくれる。一見ご都合主義的にも見えるけどそんな浅い見方を一蹴する多角的な見方を楽しめる作品

  • オースティンの小説の主人公の中で、もっとも好きな人物です。彼女は、控えめで、道徳心に溢れていて、欲にまみれておらず、ひたむきにエドマンドを思い続けます。
    エドマンドも、また素敵。
    華やかさや美しさを持った主人公たちのロマンスよりも、実直で優しさに溢れたファニーやエドマンドの方が、好感が持てて応援したくなります。
    オースティンの描く人物像は、現代でも色褪せず、読むと思わず身近な人が浮かんできます。こういう人いるよね、こういうふうに思う時あるよね、と共感させられますね。

  • 長い割にメインキャラクターがお行儀よすぎで、オースティンにしては珍しく、今一歩迫力に欠ける小説ではある。とにかくファニーもエドマンドも常識人ぶっていて、高慢と偏見のリジーのようにあっと言わされるようなところが全然ない。脇役たちのほうがずっとキャラも立っているし人間らしくてハラハラさせられる。オースティン作品中でも一番人気がないというのはまあ仕方のないところか。しかし、大したことも起こらないし、メインキャラクターの造詣もそんなに面白みがない割に読ませる、読ませる。この読ませるというところがオースティンのすごみか。口直しに高慢と偏見を読みたくなるというおまけ付きだった。 

  • もう何回目か忘れたけど、読むたびに発見あり。
    今回はエドマンドの無神経っぷりにちょっと腹立った(~_~;)
    サー・トマス厳しいけど、良くも悪くも善意の人。
    ファニーがいつでも自分の行動規範を「伯父様だったらどうお考えになるだろう」というとこに軸置いてるのもおもしろい。
    で印象に残ったのはこの文章。
    「スーザンは(こんな酷い環境で育ったのに)なぜあのような分別と立派な考えを身につけることができたのだろうか」とファニーが驚くところ。
    現実でも、こういうことやその真逆のことはよくあることで、オースティンの観察眼の細やかさにあらためて脱帽。
    暇つぶしにゆるゆる読み始めたのに、
    それほどの大事件は起こらないのに、
    読みだしたら止まらない、
    それがオースティン・クオリティ。
    好きだなあ。



  • 長かった…。
    ネットで買ったからこんなに分厚いとはびっくり!
    最初読むの辛かったな〜全然話が進まないんだもん。

    後半から急におもしろくなってきて!
    ファニー!本当に良い子!天使の様ね!
    って褒め称えずにはいられなかった。

    だが長い、エドマンドも気付くまで長すぎだろう。

  • 『ナボコフの文学講義』で取り上げられていて興味を持ったので挑戦。730頁くらいあるぶ厚い文庫でビックリしたけど、まあジェイン・オースティンなら退屈するということはないだろうからそこは安心。

    まずは美人の三姉妹がいる。いちばんの美貌の次女が、准男爵のサー・トマス・バートラムに見初められて玉の輿、バートラム夫人となる。長女はノリス牧師に嫁ぎ、ノリス夫人に。三女は問題児で、家族に無断で海軍中尉と結婚、おかげで姉たちからも絶縁されるが、九人目の子供を授かるにあたりさすがに困窮して姉たちに助けを求める。偽善の大好きな長女ノリス夫人は、女の子を一人引き取ることを提案、しかしその世話は裕福な次女バートラム夫人に押し付けることに。かくして広大なマンスフィールド・パークの所有者バートラム家に10才で引き取られた女の子ファニーが本作の主人公となる。

    ファニーが引き取られたバートラム家には、厳格な父バートラム氏とおっとりして怠惰なバートラム夫人の他に4人の子供たち(いとこ)がいる。4人は全員、母譲りの美男美女。長男トムは長男らしい鷹揚な性格で、一時期賭け事にはまって借金を作ったりするおバカところはあるが社交的で陽気。次男エドマンドは生真面目な優等生タイプ。当時の慣例で家を継ぐのは長男と決まっているので次男の彼は牧師になることが決められている。内気で繊細で病弱なファニーに、このエドマンドだけが幼い頃から優しく親切で、ファニーは次第にエドマンドに恋心を抱くようになる。

    ファニーより三つ年上の長女マライア、その一つ下のジュリアはどちらも美人で健康で、裕福な家できちんと教育を受けているので、積極的にファニーをいじめたりこそしないが、ファニーを見下している。さらに夫なきあと未亡人となったノリス夫人がバートラム家に入りびたっており、この口は出すが金は出さない吝嗇で狭量な伯母によりファニーはチクチクいびられ続ける。おかげでファニーは、意地悪こそされないがけして居心地が良いとはいえない生活を余儀なくされ、生来の病弱と内気のせいもあり、家庭内では家族よりワンランク下の扱いを受けることに。

    やがてファニーも18才になり、長女マライアに縁談が持ち上がる。お相手ラッシュワース氏は、バートラム家と同じく大邸宅サザトン・コートを持つお金持ち。お互いを気に入り、二人の縁談はとんとん拍子に進み、領地へ出張中のバートラム父が戻ったら結婚することに決まっているが、ここへ、ノリス氏亡きあとの後任牧師グラント博士の妻グラント夫人の父違いの弟妹であるヘンリー・クロフォードとメアリー・クロフォードの兄妹が登場。この兄妹がマンスフィールドに波乱を巻き起こす。

    ヘンリー・クロフォードは、はっきり醜男と書かれており、しかも身長も低いとラッシュワース氏にディスられたりしているが、人間的に魅力があり会話が機知に富んでいるため、3回会えば醜男であることはすっかり気にならなくなり(とジェインは書いている)女性たちは皆彼に夢中になってしまうという不思議なモテ男。妹のメアリー・クリフォードは、バートラム姉妹に負けず劣らずの美貌、快活で活発、ものおじしない現代的な性格で、率直でたいへん魅力的な女性。こうしてバートラム4兄妹+ファニー+ラッシュワース氏+クロフォード兄妹=男女8人英国庭園恋物語がスタート。

    まずファニーは、優しいエドマンドに恋心を抱いているが、エドマンドは万人に親切な人間なので、家庭内で不幸な立場にあるファニーにより親切なだけ、おそらく妹程度にしか思っていない。マライアはラッシュワース氏という金持ち婚約者がいるにも関わらず、ヘンリー・クロフォードに惹かれてしまう。ヘンリーは、婚約者のいるマライアではなく妹のジュリア狙いでいこうと当初は思っていたが、どうもマライアのほうが魅力的だと思い口説き始める。ラッシュワース氏は面白くない。

    一方メアリー・クロフォードは、バートラム兄弟狙いだが、もちろん家を継ぐ長男のトムのほうが優良物件と思って近づくも、いつのまにか誠実なエドマンドのほうに惹かれていく。そしてエドマンドのほうも彼女の快活な魅力に惹かれ、ファニーの気持ちには全く気付かず。メアリー・クロフォードとファニーはいわば恋敵なわけだが、メアリーはファニーにも大変親切で明るく(あるいは全く眼中にないのか)ファニーのほうだけが、二人の仲が進展しやしないかとハラハラしつつ自分の気持ちは隠し続ける。

    彼らの恋模様が動くイベントがいくつかあり、まずはラッシュワース氏の豪邸サザトン・コートの庭園改造計画話からみんなでサザトン・コート訪問。ここで上記の恋愛相関図が完成。次いで、トムの友人イエーツ氏という軽薄な男がマンスフィールド・パークに遊びにやってきて、素人芝居の上演を皆で計画するエピソード。ここでさらにそれぞれ葛藤があるけれど、父バートラムが長期出張から帰還したことで全部がご破算。クロフォード兄妹の足は遠のき、マライアはヘンリー・クロフォードに愛想を尽かしてラッシュワース氏と結婚、ジュリアは二人の新婚旅行についていってしまう(※当時は普通のことだったらしい)

    家族の減ったバートラム家では、にわかにファニーの存在がクローズアップされてくる。そこへファニーの実兄で大の仲良しの海軍にいるウィリアムが偶々寄港してマンスフィールド・パークへやってくる。好青年ウィリアムのおかげでブラコンのファニーは今までになく明るく幸せそう、その様子を見てバートラム父はファニーが美しい娘に成長していたことを認識、今までおミソにしていたファニーの社交界デビューのための舞踏会を開催してくれる。このとき戻って来ていたヘンリー・クロフォードもまた突然ファニーの魅力に気付き、ファニーの迷惑も省みず猛烈なアプローチを開始。

    一方メアリー・クロフォードとエドマンドは互いに惹かれあいながらもあまりにも正反対。派手好きなメアリーはエドマンドが牧師になることと収入面が不満だし、エドマンドはメアリーのそういう軽薄さを不安視している。エドマンドに想いを寄せ続けているファニーはヘンリーのプロポーズも断るが、何年もご無沙汰だった実家に数か月帰れることになり、最初は喜ぶも、あまりにも貧しく下品な家族の騒々しさにうんざり、さほど好きでなかったはずのマンスフィールド・パークとその住人たちが自分にとって大切な場所であることに気づくが、次々ととんでもない事件が起こり・・・。

    ジェイン・オースティンの作品の中でもあまり人気がない(?)というか賛否両論あるらしいこの作品、原因はもちろん、主人公ファニーと、彼女の王子様であるエドマンドの主役カップルが真面目・道徳的すぎて面白みがないところ。申し訳ないけど、このひとたちと友達だったらつまんないだろうな~と思ってしまった。一種の悪役であるヘンリー・クロフォードと、ファニーの恋敵メアリー・クロフォード兄妹のほうが、よっぽど自由奔放で楽しい。この二人の性格は『高慢と偏見』におけるダーシーやエリザベスに近いものがあったかも。解説によるとやはりファニーよりメアリーのほうが人気があるらしい。

    ファニーは、ただ内気で大人しくて病弱なだけじゃなく、とにかく自己肯定感が低く、エドマンド以外には親切にされても心を開いて打ち解けようとしないので、健気や謙虚を通りこしてイライラしてしまった。そのくせ意に添わない結婚には絶対にイエスと言わず、しかし読者はそんなファニーの一途さを応援するよりも、なんて頑固で強情で可愛げがないのだろうと思ってしまうという…。

    ものすごくざっくり括ると、薄幸な女の子が愛する人と結ばれて幸せになるシンデレラ・ストーリーのはずなのに、痛快さやカタルシスがなく、何よりそもそもファニーに感情移入も応援もしたくならないので、気持ちのやり場に困ってしまった。展開自体は『高慢と偏見』と同じく、現代の少女マンガに通じる波乱万丈の恋模様がありとても面白いのだけど、主人公とその恋人を好きになれないというのは少女マンガとしては致命的だもんなあ。いやこれは少女マンガじゃないけども。ただその致命的な欠点以外は文句なく面白かったです。意地悪おばさんのノリス夫人のキャラクターなんかはいっそ笑えました。

  • やっぱり一気に読んじゃうなー、主人公にあまり興味が持てなくても読んじゃうなー、物語作りが上手い。
    自称「善良」なノリス夫人を描く筆が乗りに乗ってて、それが一番面白かった。
    エドマンドが最後まで一部盲目なところがリアル。

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著者プロフィール

ジェイン・オースティン(Jane Austen)
1775年生まれ。イギリスの小説家。
作品に、『分別と多感』、『高慢と偏見』、『エマ』、『マンスフィールド・パーク』、『ノーサンガー・アビー』、『説得されて』など。
1817年没。

「2019年 『説得されて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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