女子の古本屋 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 278
感想 : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480428370

作品紹介・あらすじ

いま女性店主の古書店が面白い!ネットはもちろん、リアル書店でも、個性的な品揃え、雑貨やおしゃれなカフェ、イベント・スペースなどを兼ねることで、注目を集めている。そうした個性的な13人の店主の素顔と開業までのストーリーを紹介した好著。本書がキッカケで独立した女子もいるという一冊。文庫化にあたり、「それからの『女子の古本屋』」を増補・追加取材。

感想・レビュー・書評

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  • 男性中心だった古書店の世界に足を踏み入れた個性的な女性たち。古書店を始めるに至った経緯が人生と共に紹介されている。
    私も古書店というかブックカフェのような店を持つのに憧れる。好きな本とコーヒーの香り、傍らにはリクガメ…妄想は広がる。でも、この本に出てくる女性たちの行動的な姿や、自分の居場所を求めてといった気持ちに、私のような甘っちょろく生きてきた人間には向いてないかも(^_^;)と。夢のブックカフェは夢で終わりそうだ。

  • 筆者が取材した、女性店主の古書店13店舗について店主の素顔と開業までの道のりを紹介した内容です。決して平坦な道のりではない古書店の営業の厳しさや楽しさをバランスよく伝える内容でした。

  • 古本屋が好きなので読んでみた。個性ある古本屋、ネットの時代で大変だろうが、私も開業してみたくなった。

  • 単行本も読んだのですが、追加分もよみたくて…

  • タイトル通り女性の古書店主を取材したもの。単行本の文庫化だが新しい情報が追加されている。商売のことだけでなく生い立ち等も書かれているため、古書店主への道が読むほうにも分かりやすい内容となっている。古書店開業に関心のある人は、男女を問わず読んでみると良いかも。

    偶然だが山猫館書房(群馬県前橋市)の店主であり俳人でもある水野真由美さんの講演は聞いて、俳句教室もやっていただことあり、少し懐かしくもあった。

  • 2011年6月10日、初、並、帯付
    2016年12月8日、松阪BF

  • なぜ古本屋をやろうと思ったのか?
    女性店主のお店にスポットをあてる古本屋のこれから。

  • 古本屋という仕事に憧れるのと実際に行動するのとは全然違うな、と思った。
    これしかない、と思わないとできない仕事なのかも。
    トンカ書店は行ったことある。
    楽しい空間だった。また行きたいな。

  • 古本屋を開業した女性を通して見る、それぞれの生き方、人生を考える一冊。
    タイトルや表紙から、ゆるい古書店紹介を期待していたが、そこにあったのは、さまざまなきっかけで、それぞれの形のお店を作り上げた人たちのドラマ。
    自分らしく生きるための選択肢として、どうしてここに書かれている人々は古本屋を選んだのか。
    生き方を考えることが、この本には描かれている。

  •  男性の牙城というイメージの強い古書業界で活躍する、女性の古書店主たちを取材したエッセイ本。
     実店舗でインターネットで、品揃えにもインテリアにもイベントにも、豊かな発想と個性を煌かせる彼女たちの『古本の道』を温かく見守る好著。
     それは女性の生き方に投影される、本と人、人と人との繋がりの妙を顧みる過程でもある。
     「火星の庭」に至るまでの波乱万丈さにおののき、「石田書房」の命名の由来にじわりと涙し。
     何より一番驚いたのは、学生の頃にアルバイトしていた店が登場したこと。
     当時は深く知らなかった店主の素顔を、この本で初めて知った次第だ。
     本の世界と実世界が思いがけず直接繋がった不思議さに、自分もまた、本が取り持つ縁の輪に連なっていることを実感する。

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著者プロフィール

1957年大阪府生まれ。立命館大学卒業後、高校の国語講師を経て上京。出版社勤務の後、フリーライターとなる。書評を中心に各紙誌に執筆。「文庫王」「均一小僧」「神保町ライター」などの異名でも知られる。『女子の古本屋』『上京する文學』(筑摩書房)、など著書多数。野呂邦暢作品では『夕暮の緑の光』(みすず書房)の編集も担当した。

「2021年 『愛についてのデッサン 野呂邦暢作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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