女霊は誘う 文豪怪談傑作選・昭和篇 (ちくま文庫)

  • 筑摩書房
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480428820

感想・レビュー・書評

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  • これまた薄暗くてツボですね。
    昭和感、あるわー。

  • 巻末の編者解説によると、この巻の目玉はアンソロジーで取り上げられ難いとされる中篇作品をふんだんに盛り込んだ点にあるようだが、僕にとっての目玉は永井荷風の「来訪者」と出会えたところにある。
    荷風と平井呈一の間に起こった顛末を基に荷風が書いたもの。平井側からの作品として書かれた「真夜中の檻 」は既読だったので、荷風サイドの話も読めたというのが嬉しかった。
    伊藤整はこれまで読んだことのなかった作家で、収録作が難物だったが他にどんなものを書いているのか気になった。それと、原民喜におぼろに抱いていた印象が変わった。

    全体、怪談というよりは夢うつつのような幻想的な作品の比率が高く感じる巻。

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著者プロフィール

東京生れ。高商付属外国語学校清語科中退。広津柳浪・福地源一郎に弟子入りし、ゾラに心酔して『地獄の花』などを著す。1903年より08年まで外遊。帰国して『あめりか物語』『ふらんす物語』(発禁)を発表し、文名を高める。1910年、慶應義塾文学科教授となり「三田文学」を創刊。その一方、花柳界に通いつめ、『腕くらべ』『つゆのあとさき』『濹東綺譚』などを著す。1952年、文化勲章受章。1917年から没年までの日記『断腸亭日乗』がある。

「2020年 『美しい日本語 荷風 Ⅱ 人生に口づけする言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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