英国の貴族: 遅れてきた公爵 (ちくま文庫 も 25-1)

著者 :
  • 筑摩書房
3.10
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本棚登録 : 52
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480429001

作品紹介・あらすじ

今もなお貴族制度が残る国、イギリス。伝統や格式、数多くの細かな決まりごとは、日本人に馴染みが薄くて取っ付きにくいが、その歴史をひもとけば、とても人間的な一面をのぞかせてくれる。血なまぐさい陰謀や権力闘争、男女の駆け引きの数々。本書では、多くの試練を潜り抜け、栄枯盛衰を経て、今に伝わる主要な公爵10家にスポットを当て、さまざまのエピソードをまじえて詳しく紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 有名だけど意外と知らない英国貴族のなかでも、貴族のなかの貴族といわれる公爵家についての話です。
    公爵が出来たのはイギリスでは伯爵や男爵よりずっと遅れていた、故に「遅れてきた公爵」。
    現存26公爵家のうち9家が紹介されています。
    内容も固くなくて雑学を貯めるには良いのですが、同じ名前の人物が多いのでこんがらがります。
    ノーフォーク公家とスペンサー伯家・モールバラ公家意外の家の家系図も付いていればもっと分かりやすかったと思います。

  • 森さんの英国の話は大好きでした。

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著者プロフィール

森 護 (もり・まもる)
1923-2000年、奈良県生まれ。早稲田大学商学部卒、同年NHK入社。政治部記者、神戸放送局放送部長、国際局報道主管等を経て、1980年定年退職。西洋紋章学や英国王室史に関する著書を多数出版。著書に『ヨーロッパの紋章・日本の紋章』『英国王妃物語』『英国王室史話』『スコットランド王国史話』『シェイクスピアの紋章学』『スコッチ・ウィスキー物語』『ユニオン・ジャック物語』『紋章学辞典』『英国の貴族』など。

「2022年 『紋章学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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