幻想文学入門―世界幻想文学大全 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480430113

感想・レビュー・書評

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  • 筆者の幻想文学との出会いのくだりが本書の肝。本の世界が目の前で開く瞬間。どの町のどの書店でどの本のどの文章に出会ったのか。その具体性こそが本と人との関係性を考える時、とても大切な事なんだと改めて気づかされる。

  • 入門編は、何を差し出してくださるのでしょうね?

    筑摩書房のPR
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480430113/

  • さまざまな幻想文学について広くとらえたガイダンスの書。怪奇・幻想に魅せられる人にとってはかなり興味深く、さらなる門戸が広く開かれた印象です。だからさあ、こういうの読んじゃ駄目なんだって……読みたい本が増える一方!
    まだまだ読んでいない作品の方が多くて、幻想文学は果てがなさ過ぎる、という心境にもなりましたが。それ以上にこれからいっぱい読める楽しみもまた。さあ、どんどん発掘するぞー。

  • 創元の怪奇小説傑作選を取り急ぎで揃えてる。

    ラヴクラフトのエッセイが群を抜いて面白い。

  • 2017/3/29
    幻想文学とは妖精が出てきたり、魔法が出てきたりするのではなく、宇宙や科学を扱うのでもなく、得体の知れないものに抱く恐怖を描くもののようです。もっとファンタジーな内容なのかと思っていたので、見当はずれでした。でも、文章を読みつつ、あれやこれや想像するのは楽しいものです。

  • 発売後、早いうちに読了。その後怪奇小説、幻想小説の短編集成で3巻本に。国書刊行会の世界幻想文学体系の短編集という印象。
    本書はその入門書の体裁。ある意味無駄な収録もあるが、それなりに楽しめた。

  • 幻想文学とは何か――果たしてそれは、荒唐無稽な怪物が跳躍する斜め上の世界なのか、夭逝が飛び交う過去の遺跡なのか、ラブクラフト流の宇宙的恐怖なのか。幻想文学に向けられた歓声や分析や歴史的視線を編集した一冊。巻末に作家名索引・年表を収録。

  • 幻想文学にどっぷりはまりたくなる。澁澤龍彦の幻想文学論が読めたので満足。

  • 掲載されている内容があまりにも古く、入門というよりも逆に幻想文学を掘り下げたい人向けではないだろうか。
    中身はほぼ要するに既存文章の転載なので、インタビューとか、解説とか、そういった期待をしていた自分にとっては、拍子抜けだった。

  • 入門編というよりは、怪奇幻想文学における名高い評論やエッセイが収録された“アンソロジー”という趣。
    新たな読者に向けてというよりは、愛好家の再読三読に耐えるような作りを狙ったのだろうなという気もする。

    詳しくはこちらに。
    http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2013-01-08

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著者プロフィール

1958年、神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学文学部卒業。「幻想文学」編集長を経て、アンソロジスト、文芸評論家となる。現在「幽」編集顧問。著書に『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、第64回日本推理作家協会賞受賞)、『百物語の怪談史』(角川ソフィア文庫)など、編纂書に『文豪山怪奇譚』(山と溪谷社)、『文豪てのひら怪談』(ポプラ文庫)ほかがある。また近年は『怪談えほん』シリーズ(岩崎書店)、『絵本 化鳥』(国書刊行会、中川学=画)など、児童書の監修も手がけ、ますます活躍の場を広げている。

「2018年 『変身綺譚集成 谷崎潤一郎怪異小品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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