サムライとヤクザ: 「男」の来た道 (ちくま文庫 う 39-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480430458

感想・レビュー・書評

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  • 今となっては何かと批判を浴びる本かも。
    ただし、著者のせいではなくて
    「男性のあり方」というのは今の時代には
    決してそぐわないというわけです。

    前半部の方ではいわゆる男色が扱われています。
    意外な人が近代の男色に関係があったことに
    ただただ驚きではありました。

    それと後半ではいわゆる「ヤクザ」も
    扱われます。
    何かと美化されがちではあるもののやはり内情は…
    なわけなのです。

    今にはそぐわない本。

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著者プロフィール

氏家 幹人(うじいえ・みきと)
1954年福島県生まれ。東京教育大学文学部卒業。歴史学者(日本近世史)。江戸時代の性、老い、家族を中心テーマに、独自の切り口で研究を続けている。著書に『大名家の秘密』(草思社)、『かたき討ち』『江戸人の老い』『江戸人の性』(いずれも草思社文庫)、『増補版 江戸藩邸物語』(角川ソフィア文庫)、『武士道とエロス』(講談社現代新書)、『江戸の少年』『増補 大江戸死体考』(いずれも平凡社ライブラリー)、『不義密通』(洋泉社MC新書)、『サムライとヤクザ』(ちくま文庫)などがある。

「2021年 『文庫 江戸時代の罪と罰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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