- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480430663
感想・レビュー・書評
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さいっこうに面白かった! 笑った、笑った!!
そして、こんなこと言われたら、キュン死にするかもしれないと思ったりする言葉もあった。(思わず引用に書き込んだ)
歌人、詩人と言われる人はなんてキュートでチャーミングな言葉を取りだしてくるんだろう。
穂村さんのイメージ、180度変わったわぁ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
穂村さんはすごい。
日々、言葉に出来ない微妙な感情を的確に表現してくれる。
だからおもしろい。
誰もがなんとなくわかっている、感じている
言いようがない気持ちがここにある。
本を読みながら笑ってしまうって貴重な体験ではないだろか。
すっかり心を鷲づかみされました。 -
詩の基本は語と語の意外な組み合わせにあるという。
映画や小説、日常会話、電車の吊り広告などのいろいろなところから偶然生まれた印象的な言葉を穂村弘が集めたのが本書である。
先日観たTV番組で、欽ちゃんがお弟子さんたちに全く無関係な二つの単語を組み合わさせるというお稽古をしていて、意外な組み合わせの方が面白いと言っていたのを思い出した。-
ほうじ茶さん、フォローありがとうございます。
穂村さんの新しいエッセイ集買いました!
「蚊がいる」私もまだ読んでませんが楽しみです。ほうじ茶さん、フォローありがとうございます。
穂村さんの新しいエッセイ集買いました!
「蚊がいる」私もまだ読んでませんが楽しみです。2013/09/22 -
2013/09/22
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穂村さんの着眼点が素敵で、思わずふふっと笑ってしまうエッセイでした。
個人的に好きなのは「外の世界のリアリティ」「電車内の会話」「美容室にて」ですねー。
こんな風に世界を見ることができたら、それだけで毎日が楽しくなりそうです。 -
穂村さん本、初体験。面白い!
不合理でナンセンスな言葉、痛快な言葉などの数々。
自殺未遂した女性ミュージシャンが壁に描いた言葉、「皆憎」。
(”い”がないだけで、こうもインパクトがでかい)
どこかの家の前にあった張り紙には「ここに糞をさせたら」。
(その後は。。?)
直球勝負の一例としては、『ルードボーイ』という漫画より
「どうすればあんたとつきあえる?!金か?地位か?
ルックスか?根性か?」
(直球って、素敵だ)
逆効果の一例が飲食店で目にする「テレビで紹介されました!」
”!”に距離感のまずさを指摘するところに、ニヤリ。
観察する、一歩引いてみる、そうすることで世界が広がることを
示してくれる楽しい本でした。
種村さん本は、他も読んでみよう。 -
たまに頭がからっぽのまま、落ちてくる単語を仕分けせずに口から出す時があってそういう時になにかミラクルがおこるんじゃないかなあ
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目的地のない、不定型の会話ってめちゃくちゃ贅沢だ。だからこそ、ハッとするような言葉じゃないけど、なんか爪痕を残してくる言葉ってそういうところから湧いてくるように思う。
そんな生き物的性質をもった言葉達を集めた一冊。
普段10代の若者達と接していると、彼らの言葉の自由さに驚かされる。確かに、中高生の頃って目的もなくずっと喋っていたな。 -
4.5!
お気に入りの話がいくつもできた
一文字で言葉の柔らかさ、壮大さ、強制力などなどが変わっていく、言葉の持つ力はすごいな
それに気づく穂村さんの頭をのぞいて見たい、面白いんだろうな