モチーフで読む美術史 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480430762

感想・レビュー・書評

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  • モチーフに視点を据え、見開きで簡潔に説明した文章と東洋画と西洋画の比較も見開きで確認でき、良質な一冊だと感じました。
    が、あとがきにいたたまれなくなりました。ご冥福をお祈り致します。

  • 非常に勉強になる。絵画の見方だけではなく、特に西洋文化全般を知る上でも重要な知識満載。

    にしてもあとがきが泣ける。娘を持つ父としては胸が締め付けられる。

  • 種を蒔く人の絵はキリストをあらわす意味があり、手紙を読んでいる絵は、手紙の中身を読んでいる人の背後に掛けられた絵で示している―等など、今まで何気なく見てきた絵にも様々な寓意や象徴が潜んでいることを簡潔に、興味深く記した良書。
    残念なのは文庫サイズのため、見にくい図版が幾つかあったこと。取り上げているモチーフ部分を拡大して載せる配慮があればなおよかったと思う。

  • 西洋美術好きにはお勧めの良書。絵画は好きでよく見ているが、お勉強というものをしないので知らないことも多かった。(うむ、絵画鑑賞歴からすると多すぎるかもしれない)
    文庫版なのでサイズが小さくはなるが、各項目に図版がついており、その絵のチョイスが秀逸。有名作を中心に、モチーフの使われ方が印象的なものが選ばれている。「イタリアのトカゲでもやってみたがこんな風に噛みつかない、カラヴァッジョは飼ったことがなかったのだろう」など筆者の幅広い知識と経験、好奇心も伺える。

  • 西洋と東洋の比較など面白い。ギリシャ神話や聖書のエピソードも多いが、知識がなくても楽しめる。

  • モチーフの解説2ページにカラー図版2ページという贅沢な文庫本。モチーフ1つに必ずカラー絵画が2つ以上あるから、理解が深まります。西洋美術だけでなく、たまに日本美術が取り上げられていて、西洋と日本の共通点や違いに言及しているのも面白く、敷居の高い西洋美術の格好の入門書です。

  • 勉強になります。

  • モチーフ入門。主観やや多。美術史とは違う気が

  • 軽い読み物として愉しめ、さらに大変参考になる良書。

著者プロフィール

1963年名古屋市生まれ。美術史家、神戸大学大学院人文学研究科准教授。東京大学文学部卒業、同大学院修了。著書に、『カラヴァッジョ――聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会、サントリー学芸賞など授賞)、『カラヴァッジョ(西洋絵画の巨匠11)』『フェルメールの光とラ・トゥールの焔――「闇」の西洋絵画史』『モディリアーニ モンパルナスの伝説』(以上、小学館)、『食べる西洋美術史』『ウォーホルの芸術』(以上、光文社新書)、『カラヴァッジョへの旅』(角川選書)など多数。

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