動物農場: 付「G・オーウェルをめぐって」開高健 (ちくま文庫)

  • 筑摩書房
4.03
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本棚登録 : 524
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480431035

感想・レビュー・書評

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  • とても面白かった!動物達による理想国家建国から次第に恐怖政治へと変貌していく過程がとてもスリリングで一気に読んでしまった。豚達体制側の詭弁にイライラしたけど、民衆も自分で判断する頭を持たなければいいように利用されてしまうことが非常にリアルでした。

  • 再読。

    大人の寓話、いろんな読み方ができる。個人的には作者の意図とは違うかもしれないが、社会主義体制への批判の書として読んだ。

    権力の腐敗がどのようにして起こるかを、それこそ中学生にもわかりやすく描いている。

    本書の半分以上を占める、開高健のオーウェル論は「1984」を読んでないと理解が難しい。

  • 豚も人間に反乱を起こした時は、本当に動物は皆平等と思っていたでしょう。当時の共産主義への批判だったのかもしれませんが、人が集まれば必ず起こってしまう事。何度も読んでいますが、深い内容です。

  • 人は権力をもつと変わるのだろうか。
    慢心からか仕組みのためか。

  •  少し前に読んだ「資本主義に未来はあるか」に紹介されていたので図書館で借りたのだったか。
     人間の農場主を追放した動物たち、自由を手に入れたのも束の間、指導体制に支配され搾取されていく様を描いている。オーウェルは世の中は社会主義化するものとして執筆したらしい。
     開高健により「1984年」との比較が論じられているのでこれもまた読んでみようと思う。

  • 簡単な言葉や表現で難しいテーマを扱っている。
    名作たる理由を感じた。
    読もうとして読めていなかった1984年も読んでみたい

  • 2016.05.01 『生きるための選択』で、北朝鮮の比喩として言及されている。
    2016.12.16 トイアンナのブログでも見つける。

  • 人間から権力を掌握した、動物だけの農場。そこで起こった、だれも想像していなかった展開とは!世の中に蔓延る異常な習慣や日常。それらを動物の世界に置き換えてみた、ブラックユーモアたっぷりのストーリーです。

    大きくいえば政治風刺、小さくいえば職場風刺。動物たちに占領された農場を舞台に様々な人間の生き方を社会風刺した本作は、今話題の漫画大賞受賞作品『ビースターズ』にも通じるものがある気がします。

    『1984』で有名なジョージ・オーウェルですが、本作もお勧めです。

  • 「1984年」が予約待ちだったので、その前に読んでみることに。

    皮肉いっぱいの短編で、結構ざっくりと恐ろしいことを言う寓話だけど、どんどん狂気めいてくる豚たちと取り巻きの犬の様子、無知なその他の愚かさが、狂気を加速させている。
    働き詰で倒れた馬が、廃馬業者に持っていかれるところは、馬が身近な自分としては非常に苦しいシーンだった。
    (でも今の日本でも、家畜は死んだら産廃になる!!!なんという酷い扱い!!)

  • 革命が起きる時のすべての登場人物が揃っている

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著者プロフィール

1903年~1950年。スペイン内戦に参戦した経験を描いた『カタロニア讃歌』、寓話小説『動物農場』を経て、1949年『一九八四年』刊行。後世の芸術・政治・思想にも多大な影響をおよぼした。

「2019年 『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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