- Amazon.co.jp ・本 (606ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480431127
感想・レビュー・書評
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「幻妖」よりも古典からの引用が格段に少なかったので、その点が物足りなかった。しかしボリュームもあり質の高さはやはり素晴らしいです。個人的に吉村昭「少女架刑」が収録されているのに感激。何度読んでも結末は身のすくむ思いがする。犀星「蜜のあわれ」この人の物を考えたり見たりするときの佇まいを尊敬しているので、その丁寧さや清潔感が滲み出ていて好感が持てる。そして宮沢賢治「ひかりの素足」代表作くらいしか読んでいないので思い違いかもしれないが、この作家に奇妙な怖さをずっと感じていて、今回もそれを感じた。最後に、赤江瀑すてき。
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『蜜のあわれ』目当てで購入。
金魚の女の子のあのおてんばだけど色気があるような喋り方や雰囲気がたまらなく好き。
他で気に入ったのは『木魂』『Kの昇天』『父を失う話』。
既読だったけど『猫町』『妙な話』『デンドロカカリヤ』もやっぱり好きだなあ。 -
これは古書店にて探します。
松風。
初めて能の現代語版を読む。とても素敵だとは思うのですが、ちょっとまだ自分にはすぐには理解できないので、読み直します。
密のあはれ。
すいません、室生犀星なめてました、金沢で文学館みても、ほーん、位ですませちゃってましたすいません。
まさかこんな、犀川先生と萌絵ちゃん的だったとは。ちょっと映画も見てみようかな。
そして嗚呼もうおばさまの素敵さよ。
父を~。
え、なんちゅう萌えですか。色々とツボでした。他の作品も読んでみよう。 -
図書館
室生犀星の『蜜のあわれ』が読みたくて借りる。
赤子とおじさまの会話がとびきりステキ。 -
青銅社版幻視のラビリンスの文庫化。追加された短編もあったり半村良の箪笥が削除されたり変動がある。澁澤龍彦の幻妖などこの手のアンソロジーは当たり外れがある中、このシリーズはさすが季刊幻想文学編集長だけある内容になっている。
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2013年10月10日、初、並、帯
2015年5月2日、新潟関屋店BF
2016年3月11日、松阪BF -
夢の中から現れ来る悪霊、現実に入り交じる悪夢、白日に魑魅魍魎跋扈し、路地の裏には異界が広がる。松風の昔から、泉鏡花、谷崎潤一郎など名だたる文豪、現代の巨匠に至るまで、様々な作家の幻想的な作品を集めた珠玉のアンソロジー。お値段以上の値打ちと読み応えを感じる。
難点は少しだけ厚いのと、読む場所を選ぶという点か。家でじっくり読むのによい。収録作の中では『虚空』と『摩天楼』が印象に残る。 -
室生犀星の「蜜のあはれ」が青空文庫で作業中の段階だったので
こちらを購入。
萩原朔太郎の「猫町」、世阿弥「松風」なども収録されていて
謎めいてうつくしい世界に大満足。 -
10/13 読了。
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