ポケットに外国語を (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 429
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480431141

感想・レビュー・書評

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  • 私が読む黒田龍之助氏の著書の3冊目。
    本書は購入本。
    ちょっと、クセというかアクというか、そういうのが強めの先生だと思うのだけれど、私は凄く惹かれている。
    本書も面白い。
    この方が一般市民向けの「多言語学」の講座をどこかで開講してくださったりしたら是非とも受けたい。
    そんな日が来るかどうかはわからないので、とりあえずは著者の他の書籍をもっと読もうと思う。

  • 語学に関するエッセイ集。ロシア語に限らず言語学全体について、日本の英語教育の現状や著者の考えなども書かれている。
    著者のエッセイを読んだのは2冊目だが、文章が読みやすいのですぐ読める。とにかく語学への情熱がすごい。どういう人なのかと思ったら、第5章に彼の語学遍歴がまとめて書かれていて面白かった。私はここまで語学に情熱を傾けられないが、多言語学習の楽しさを伝えたい著者の心意気は十分伝わる楽しい本である。

  • ☆ことば無くして文化の理解はありえない。言語は単なる手段以上の力を秘めているのである。そして喜びも。
    ☆ロシア語の諺「舌はキエフへ導く」
    ☆愛される英語 急ぐ英語 恨まれる英語 捜す英語 競う英語 速く覚えたことは速く忘れる

  • 感想
    語学は道具である。ビジネスパーソンは語学を弄するが、本来は楽しく学ぶもの。語学を通して国の文化、自然観、哲学を体得できる。多様性の宝庫。

  • この人の文章を読むと、挫折した言語に再チャレンジしてみたいような、買ったまま開いていない文法書を引っ張り出して開いてみようという気が湧いてくる。言語って面白い。

  • ロシア語をはじめ、多くの言語に精通している著者のエッセイを集めた本です。

    いずれも肩の力を抜いて読むことのできる文章で、語学の習得には多くの時間を割かなければならないと著者は語っていますが、けっしてまなじりをつり上げて語学を学ぶのではなく、どこか涼しげな表情で語学の学習をたのしんでいる著者の風貌が浮かんでくるように感じられます。

  • この方を在学中に知りたかったなあ、と。
    私も語学が好きなので参考にしたい部分が山程。(したくても真似できない部分も山程、、)

    通訳等はすることなく、一方的に学ぶだけの語学ですが、楽しければそれで良しということでこれからも亀の歩みで触れ合って行こうとあらためて思わせて頂きました。

    他にも著作があるようなので読んでみたいです。

  • 春は外国語の季節。何度も外国語の勉強しては挫折しているので、ふとこの本が気になって読んでみた。ロシア語のキリル文字をアルファベットが裏返しになったみたいということで「鏡の国の文字」といったり、ペソアの詩に音楽をつけたCDを紹介したりととても情熱的で華やかな文体で楽しめた。言葉の勉強は一時的ではなくダイエットのように継続するものという厳しいけど喜びもたくさんあるエピソードの数々が良かった。英語だけが外国語ではない。そして言葉のむこうに人がいて感動があった。解説が堀江正幸さんでまた味わい深かった。好きな作家の原書とかちょっとずつ読んでいこうかなと思った。

  • 面白かったです。

  • 新しい言葉を習うときのドキドキを、味わいたくなった。大学時代て気軽に言語が学べて良いよな。

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著者プロフィール

黒田 龍之助(くろだ・りゅうのすけ):1964年東京生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業、東京大学大学院修了。東京工業大学助教授(ロシア語)、明治大学助教授(英語)を歴任。現在、神田外語大学特任教授、神戸市外国語大学客員教授。著書に『ポケットに外国語を』『その他の外国語エトセトラ』『世界のことば アイウエオ』(ちくま文庫)、『外国語をはじめる前に』(ちくまプリマー新書)、『ロシア語の余白の余白』『外国語の遊園地』『外国語の水曜日 再入門』(白水社)、『はじめての言語学』(講談社現代新書)、『ぼくたちの外国語学部』(三修社)、『物語を忘れた外国語』(新潮文庫)など多数。

「2023年 『ロシア語だけの青春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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