こちらあみ子 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 1242
レビュー : 151
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480431820

感想・レビュー・書評

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  • 最初はよくわからなかったけど、だんだんとあみ子の過去や人となりがわかってくる。

    あみ子は少し変わった女の子。こういう人は小学校や中学校のクラスメイトにいたと思う。からかいの対象になったりしていた。そういう記憶が呼び起されて苦しくなった。また自分自身が人間関係をうまく築けなかったり、生きづらさみたいなものを感じていたことを思い出させられた。

    自分の子供時代はたぶんあみ子とはだいぶ違っていて、大人に従順ないわゆる「いい子」に近かったと思うけど裏を返せば子供らしくない、人の目を気にする子供だったんだろうな。あみ子はもっと純粋で、自分の思ったままに行動している。それが他者とうまくいかない原因になるのだけど、それがそんなに悪いことなのかとも思ったり。解説で穂村弘がいうように、あみ子に憧れているのかもしれない。ボロボロなあみ子を知っているのに。

    心に重くのしかかってくる作品だった。

  • 受け入れる?受け入れない?信じる?信じない?と試されている

  • 今村夏子1冊目

    好きだわーこの感じ

  • 「一途なものは、それ自体が力」

  • 自分にも他人にも素直なあみ子。そのありのままの姿が周りを翻弄させる。その様は魅力的でもあり、恐ろしくもあり。

  • 傑作。

  • 主人公あみこが、どこまでも自分の中で確立している道理に基づいて行動しており、ひたむきささえ感じる。その道理は外の世界には受け入れられにくいものなのだけど。その様が肯定的にも否定的にも描かれていないところがこの作品の魅力だと感じました。

  • 『チズさん』が好きです。
    https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12328243841.html

  • あみ子の周り、せつないなぁ!!

  • めちゃめちゃおもしろかった。
    不思議やのにすっと入ってくる。
    もっと読みたい。

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著者プロフィール

今村夏子(いまむら なつこ)
1980年広島県生まれ。2010年「あたらしい娘」で第26回太宰治賞を受賞。「こちらあみ子」と改題、同作と新作中短編「ピクニック」を収めた『こちらあみ子』で2011年に第24回三島由紀夫賞受賞。2016年、文芸誌『たべるのがおそい』で2年ぶりの作品「あひる」を発表、同作が第155回芥川龍之介賞候補にノミネート。同作を収録した短篇集『あひる』で、第5回河合隼雄物語賞受賞。2017年、「星の子」で第157回芥川龍之介賞候補ノミネート、第39回野間文芸新人賞受賞。 2019年、「むらさきのスカートの女」が第161回芥川龍之介賞を受賞した。

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