つぎはぎ仏教入門 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480433299

感想・レビュー・書評

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  • 阿弥陀仏のような神はインドの土着的なヒンドゥー教には出てこない。大乗仏教での広義の「仏様」とされているものの中には、はっきりインドの土着神とし前進が分かるものが多い。弁天、帝釈天など「天」が付く仏様はことごとくそうである。 P 134


    要は、この悪人正機論は、社会に必要悪はあるのだから、それをみんなで平等に負担するのか、それができないのなら然るべき待遇改善をしよう、と言っているに過ぎない。 P 138

  • 読み助2017年10月24日(火)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2017/10/2-64e6.html 読んだのは単行本だが、リンク先は文庫本にした。

  • 仏教徒はどういった宗教か。
    現代における仏教の価値とは何か。

    「仏教を信じているわけでもなく、哲学として仏教を専門的に学んだわけでもない」著者の、外の視点からみた仏教論。


    「勇気を持って仏教における愛の否定を果敢に説くべきである。現在、文明論的に見て愛一元支配とも言うべき時代になっている。これが人間の思考を単純化し硬直させている」(p.197)

  • ブッダ以前に仏教はなく、イエス以前にキリスト教はない。言葉の限界性を思えば、悟りから発せられた言葉であったとしても、言葉そのものは悟りではない。念仏を発明した人は南無阿弥陀仏と唱えて悟ったわけでもないし、題目を編み出した人が南無妙法蓮華経と唱えて悟ったわけでもない。
    https://sessendo.blogspot.jp/2016/07/blog-post_10.html

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著者プロフィール

呉智英(くれ・ともふさ、ごちえい)1946年生まれ。評論家・マンガ評論家。近著に「吉本隆明という共同幻想」「つぎはぎ仏教入門」など。

「2014年 『愚民文明の暴走』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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