消えた赤線放浪記 その色町の今は…… (ちくま文庫)

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  • 筑摩書房
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480433367

感想・レビュー・書評

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  • 本書は、最近読んだマイク・モラスキーの傑作ドキュメント、『呑めば、都 居酒屋の東京』 (ちくま文庫)の中に度々登場していたので読んでみた。

    2005年にミリオン出版から刊行された単行本の文庫での復刊である。文庫版では、青森、弘前、函館、札幌、苫小牧を再訪した際のルポが増補されている。

    昭和33年に廃止された赤線。かつての赤線地帯では当時の賑わいは無くなったものの、姿形を変えながら、同じような業種の店舗が営業している。決して、良いことでは無いというのは解るが、ひとつの文化の変貌の過程は非常に興味深い。

  • 昔の所謂売春地帯の今を描くエッセイ。
    利用したことはない(^^;けれど、そういう地帯を通ったことは何度か。
    この本にはないけれど、町田なんか駅のすぐそばでしたからね。(^^;
    なんというか、こういう地域は都会にはある程度必要だと思うんだけれど、オリンピックやらなにやらにかこつけて片っ端からつぶしていますからね。
    将来的には貴重な資料となる本かもしれません。
    なんだかんだいって、作者がいろいろご利用しているところがほほえましいというか。(^^;

  • 「赤線跡を歩く」のような内容や写真を期待したのだけれど、写真はともかく内容は風俗情報誌などにある体験記のようなものになっていて、少し期待はずれだったとはいえ、今から15年ほど前までは、赤線のしくみを残した場所があったというのは驚きだった。そのようなものは大阪近辺にしか残っていないと思っていたのだが。

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著者プロフィール

1965年生まれ。フォトジャーナリスト。新聞社勤務を経て94年よりフリーランス。国内外のドキュメンタリー取材を中心に活動。著作に『ベトナムの食えない面々』(めこん)、『千年の旅の民 〈ジプシー〉のゆくえ』(新泉社)、『満腹の情景』(花伝社)、『メコンデルタの旅芸人』(コモンズ)など。ホームページ:www.pjkimura.net

「2019年 『米旅・麺旅のベトナム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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