ブコウスキーの酔いどれ紀行 (ちくま文庫)

  • 筑摩書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480434357

感想・レビュー・書評

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  • 飾らない(素直すぎる?)文章で、思ったことを正確に伝える、それが作家の仕事だなー、と改めて作家にリスペクト。この人の他の作品は読んだことなかったけど、この人を好きになる、身近に感じる、酒臭い息を、カサカサした手のひらを。こんなメチャクチャな旅行、してみたい。 90

  • 旅行記。酒を飲みすぎている。飲みすぎているが、世界を見る視点は醒めていて、人間の本質的な弱さをあぶり出すような文章が随所にある。小説ではわからないブコウスキーの優しさ、人間味のあるキャラクターが伝わってくるのも本書の魅力。元気をもらえた。

  • なんでこんなスレスレのおっさんが
    かっこよく思えるのか…

    「人に自分の恥部を見せると言う点においては、娼婦も小説家も同じようなもん」て言う発言が頭に残ってる(うろ覚え)

  • 書店で見かけて衝動買い。なんとなくタイトルに見覚えがあるような気はしていたのだが、家に帰ると案の定、河出書房刊の単行本で持っていた。ポップな表紙が見慣れなかったので(さすがに並んで置いてあった『パルプ』の方は持っている自覚があったが)買ってしまったのだが、よく考えたら、今頃になってブコウフスキーの新訳が出るわけがない。最近は、Kindleで本を買うことが多くなったので、同じ本を二冊買うということはなかったのだが、久しぶりにやってしまった。

    内容は、随所に光る著述があるものの、小説と比べるとやや劣るか。『町でいちばんの一美女』や『ポストオフィス』はほっといても何度となく読み返すが、この本はこういう機会でもないと読み返さないので、そう言う意味ではまあ良かった。

  • 単行本で既読。

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著者プロフィール

1920-1993 ドイツ生まれ。3歳でアメリカ移住。24歳で初の小説発表、郵便局勤務の傍ら創作活動を行う。50歳から作家に専念、50作に及ぶ著作発表。『町でいちばんの美女』『詩人と女たち』等。

「2010年 『勝手に生きろ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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