いっぴき (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
3.50
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本棚登録 : 52
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480435248

作品紹介・あらすじ

初めてのエッセイ集に大幅な増補と書下ろしを加えて待望の文庫化。バンド脱退後、作家・作詞家としてのエッセンスを凝縮した一冊。

感想・レビュー・書評

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  • いやー、泣けた。
    くみこんの書く文章、良すぎる。
    なんというか、泣ける。
    言葉が文章が、染み込んでくる。
    生き方や感じ方が素敵だ。
    こんな風に生きたい。

    吹奏楽部の話や旦那さんとの生活の話、チャットモンチー時代の話が好きだった。

    こんなこと言っちゃあいけないけど、
    こんなにいいとは思ってなかった。
    こんなにずっしりくるとは。

    まんなかあたりからは、東京に向かうバスの中と、東京での電車内で読んだ。移動する間に読む文章は、思いのほかするすると入ってきた。
    えっちゃんの解説は、途中まで電車で読んだけど、この先を読んだら泣いちゃうな、と思ったからそこでやめて、あとはホテルのベッドで読んだ。
    脱退するときには、お互いに複雑ないろんな感情があったんだな。そしてチャットモンチーの完結。あー考えただけで泣いちゃう。

    「いっぴき」を読んでやろうと思ったこと。
    1こ目は、くみこんが詞を書いた曲を片っ端から聴こう、ということ。
    2こ目は、私もちょっと文章書いてみようかな、ということ。

    旅の途中で読んだことも含めて、忘れられない一冊になるだろうな。

    • 大野弘紀さん
      私は、この感想を読んで、泣きそうになりました。

      いっぴき。買ってよかった。
      私は、この感想を読んで、泣きそうになりました。

      いっぴき。買ってよかった。
      2018/08/10
  • 三人は

    「ふたり」と「ひっぴき」になった
    これはそのあとの物語

    高橋氏のその後を追って
    この本を買った

    身近な氏の生活が綴られていて
    時折チャットモンチーが顔をのぞかせる
    チャットモンチーになる前の積み重ねの話も

    そのたびに
    不思議と寂しくなって
    懐かしくなってしまう

    どちらも
    もう終わってしまったからなのか

    遠い過去を振り返るように
    遥かな未来を望むように

    その交わることのなかった地平が
    やっと繋がったような気がして

    音楽家と文筆家のどちらをとるかの揺れが
    そこで初めて垣間見えた

    そういうことだったのかと思う

    音楽よりも言葉そのものを
    彼女は選んだのかと思う

    そして いっぴきとなり

    ふたりは 音楽を信じたのだ

    そして 同じ場所でお疲れさまと言い合うような
    なんて素敵な人生だろう

    彼らの物語は
    本当は最初のファーストミニアルバムで

    さらば青春で
    既に完結していたのかもしれない

    なんだかもう
    泣けてしまう

  • 元チャットモンチーのドラマー&作詞家のエッセイ集。脱退後、作家・作詞家として活動する6年間の文章がまとめられている。何気ない日常や故郷、学生時代、そして脱退後の心境までぶれない視線とスタンスが垣間見れる。‬

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