殿山泰司ベスト・エッセイ (ちくま文庫)

著者 :
制作 : 殿山 泰司  大庭 萱朗 
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 66
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480435521

作品紹介・あらすじ

独自の文体と反骨精神で読者を魅了する性格俳優、故・殿山泰司の自伝エッセイ、ジャズ、ミステリ、政治評。未収録エッセイも収録! 解説 戌井昭人

感想・レビュー・書評

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  • 割とあっさり終わってしまいましたねぇ…けれどもまあ、ファンなのでこれはブックオフとかには売らず、持っておきますか…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    東京新聞の書評欄でこのエッセイ集を知ったのですけれども、その中に女性に関することについての氏の書き方には違和感がある…との記述を見てこのエッセイを買うに至ったわけですが…

    別にどこにも違和感を感じずに読めてしまった僕はきっと男性だからでしょう! その書評ページ書いていた人は女性の誰かしらだったので…まあ、男女で意見の食い違いってのはいつの時代でもありますな!(!)

    ヽ(・ω・)/ズコー

    トノさんは僕にとってはエッセイストなんですけれども、本業は役者さんなのですよね。機会があれば氏の出ていた映画なども借りて観てみたいですねぇ…さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 昔のドラマや映画を見ると時々みかける、スキンヘッドで耳の広いおっちゃん;殿山泰司が、好き放題に書き散らかした(しかしその裏に文化資本の蓄積やペーソスが見え隠れする)エッセイの傑作選である。書いていることそのまま、グラス片手に喋ってるようなノリで、フキンシンな内容もなんとなく勢いで読めてしまう。ハラスメント耐性のない人には毒だなヒヒヒヒ。

  • 銀幕やテレビで一度目にしたら忘れられない眼光鋭い禿げ親父。日本映画史に輝く名バイプレイヤー殿山泰司は、名エッセイストとしても知られている。国家も戦争も蹴っとばせ。あなあきい魂全開だ!酒とジャズとミステリを、そして何より自由を愛し、サングラスとジーンズで街を闊歩した「三文役者」の精髄を集めた決定版。単行本未収原稿多数収録!

    JAMJAM日記ともう一冊ぐらいは読んだことがあるが、ほとんど初めての文章ばかりであった。

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著者プロフィール

1915年10月17日、東京の銀座生まれ。’36年新築地劇団入団、初舞台。’42年松竹太秦撮影所入所。同年徴兵されて中国へ。戦後は’47年頃から新藤兼人脚本=吉村公三郎監督コンビ作品で売れっ子となる。’50年近代映画協会創立に参加。以後今村昌平、大島渚監督作品など数多くの作品に出演。ジャズとミステリを愛する。’89年73歳で死去。著書に『三文役者あなあきい伝』『JAMJAM日記』ほか多数。

「2018年 『殿山泰司ベスト・エッセイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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