新版 一生モノの勉強法 ―理系的「知的生産戦略」のすべて (ちくま文庫)
- 筑摩書房 (2020年4月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480436467
作品紹介・あらすじ
京大人気№1教授が長年実践している時間術、ツール術、読書術から人脈術まで、最適の戦略を余すところなく大公開。「人間力を磨く」学び方とは?
感想・レビュー・書評
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いまだに自分なりの勉強法が確立されていないので参考にしようと手に取りました。
ビジネス書好きの本読みほど、読むことが目的化しやすいとの指摘にドキッとしました。目的を明確にすること、また全部読まなければという思い込みを捨てることを心掛けます。
また、自分自身に不足していることが多いため積読本が増えています。読書のムダを減らすため「今、ここ」の考え方は非常に参考になりました。 -
本を読むことを目的にしない。
「なぜ本を読むのか」と「今、ここ」を意識して本を選び、読む。 -
火山学者としてテレビ番組などにも出演していることで知られる著者が、みずからの実践している勉強法などについて語っている本です。
情報整理から読書の方法、人脈につくりかたと活用法などが述べられていますが、ビジネス・パーソン向けの自己啓発書によく見られる内容とかさなるところが多く、個人的にはあまり新しく得られる情報がなかったように感じてしまいました。
大学人によって執筆された勉強法の本には、梅棹忠夫の『知的生産の技術』(岩波新書)など、知的生産にかんする独自の考えかたが示されているものがあり、本書もサブタイトルに「理系的「知的生産戦略」のすべて」とあるので、そうした観点からの突っ込んだ考察を期待していたのですが、その意味ではやや期待はずれでした。とはいえ、勉強法の本としては比較的よくまとまっているように思います。 -
たしかに、どこかで聞いたことある内容も多いが、著者と自分が好む書き手が同じだったからかな?と思うことにした
古典は時間の中でふるいにかけられ残った書物
という表現、良いですね…たしかに読まない理由がないです
本をケチって図書館で借りてしまうが、自分で買ってどんどん本を汚したい
図書館は普段読まない本を
入門書は3冊
線を引く 本を文房具に 賛成か反対か
古典はさわりだけでも
中公クラシックスなどの解説部分
に先に目を通す
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再読
参考になる箇所が多かった
《抜粋》
38自分が得意とする分野の中から最初に一生の武器になるものを厳選してみて下さい
投資価値とは自分に対する投資として効果が最大になるようなもののことです
45大事なポイントは自分の感情や日常の気分に左右されずに努力を継続できるか
140本は分野ごとに本棚に並べることをお勧めします
※斎藤孝教授と同じ
122 A 4のルーズリーフ 表だけ使う
裏はオプションとしてのみ使用する
164入門書は最低3冊に目を通す
172ジュニア新書、プリマー新書では一般的な新書のレベルを維持しつつ中高生が興味を持つようなメッセージを伝えている
173不得意な分野は児童書を見よう
220読まなくてもいいかどうかを判断するときの基準がこの「今、ここ」の考え方
すなわち読書のムダを減らすにはヒアアンドナウの考え方でいくことが大事なのです -
全般的にもっともだとは思うが、どこかで聞いたような話が多くあまり新鮮な気付きはなかった。
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請求記号 379.7/Ka 31