秘本大岡政談 (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 36
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480436610

作品紹介・あらすじ

こんな大岡様は観たことない。江戸城書物奉行が観た大岡裁きの秘密を描く表題作をはじめ単行本未収録作品5篇に明治物2篇を収録。解説 山本一力

感想・レビュー・書評

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  • 井上ひさしの時代物短編集。

  • R3/12/14

  • ふむ

  • つくづく、井上ひさしは小説家というよりも戯作者だな、と思いました。短編集だけれどがっちり楽しむことができました。昭和のころの作品だけれど、このころってやっぱり日本語がちゃんとしていましたね。ホントにインターネットやSNSは日本語を破壊してしまっているような気がします。

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著者プロフィール

(いのうえ・ひさし)
一九三四年山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生まれる。一九六四年、NHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆(共作)。六九年、劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。翌七〇年、長編書き下ろし『ブンとフン』で小説家デビュー。以後、芝居と小説の両輪で数々の傑作を生み出した。小説に『手鎖心中』、『吉里吉里人』、主な戯曲に『藪原検校』、『化粧』、『頭痛肩こり樋口一葉』、『父と暮せば』、『ムサシ』、〈東京裁判三部作〉(『夢の裂け目』、『夢の泪』、『夢の痴』)など。二〇一〇年四月九日、七五歳で死去。

「2023年 『芝居の面白さ、教えます 日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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