- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480436672
作品紹介・あらすじ
これを読んだらもっと本が読みたくなる最強の読書論。厳選50冊も紹介。文庫版の特典、前田裕二のエッセイは必読。藤原文庫シリーズスタートです!
感想・レビュー・書評
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これからの時代を生きる子供を育ててるお母さんが読んでも勉強になる一冊。
本を読みなさい!本をたくさん読んだ方がいいよとよく言われるが、その理由がわかりやすく著者の人生のエピソードに沿って説明してくれます。
ビジネスマン向けかなと思って読みましたがさすが校長先生をしてただけあって教育や子育てのチップスが散りばめられていて子育て中の私にもすんなり入ってくる内容でした。
「読書とは他人の脳のかけらを自分の脳につなげること」という表現はとても漫画的でわかりやすかったし、読書をすることで自分の脳のシナプスを増やす、ネットを張り巡らすことができると考えるとワクワクするし手軽でお得じゃん!と思った主婦脳の私でした。
ただ「乱読すること」が私にとっての課題。
どうしても自分の好きに偏ってしまうので…
そして読書の恩恵を受けるにはアウトプットをすることも大事との事だったので
このアプリを使って始めてみることにしました。
私の記念すべき第一回目のレビューです^ ^詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近本を読む時間がとれるようになって、この本の題名にずっと惹かれていました
読んでよかったです
色んなジャンルの本を乱読したいですし、子供には今からたくさんの本を出会って柔軟な編集力のある人に若い時からなって欲しいと思いました! -
確かに本を読むことによって作者が言っている力はつくように思われる。
高校や大学の友人などは、たとえ忙しくても本を読む時間は作るようにしていると聞いた。
私も読書したくなった。 -
『本を読むとこんな良いことがある!』
と謳った書籍は多く存在していると思う。
私も読書をはじめてからそれらの本と出会い、「だから読書をすることは良いんだな」と考えるようになった。
本書もタイトルにあるように、読書をする人だけが手に入れることのできるものについて作者の価値観で書かれている。
非常に読みやすく、面白い。しかし、本書は私がこれまで読んできた類似本と異なることがあった。それは読書の良さを伝える切り口である。
これからの時代背景や脳科学、作者の体験など様々な切り口から読書の魅力を感じることができた。
本書は、本を読もうかなと思っている人、少し読みはじめた人、習慣として読んでいる人のどの段階の人が読んでも気づきを得ることができると思う。また、一度読んでからまた数年後に読んだ時に違った気づきが得られれような一冊だと感じた。 -
これまで、何冊かの「読書」をテーマに扱った本を「読書」してきたが、それが人生の一部になることはなかった。
そして、本来であれば「この本を読んだから、次からは読書を絶対習慣化させようと思いました!」という感想が美しいのかもしれないが、ここでは敢えてそれを明記することを控えたい。
本書を読んでいると、尊敬に値する藤原さんの実績は、敵対的な努力によるものではなく、むしろ人から素直に吸収していこうとする人柄から来るものだと伝わってくる。
読書のある人生を楽しみにしながら、読書を素直に楽しんでいきたいと思う。 -
本を読む人だけが手にするもの
藤原先生の本はどれ読んでも面白いですねぇ〜
私は小学生の頃から地元の本屋に入り浸っていて、たまたま本屋さんが親戚で、僕に優しかったのが幸いして、気がつけば本屋にある漫画という漫画を立ち読みしている子供でした。小説を読む様になったのは中学生くらいからだと思う。最初は赤川次郎さんとかの読み易いミステリーとかだった。夏休みの期間中で二十数冊読んで一気にハマった。同じ頃、映画にもハマって、当時はビデオなんてない時代だったから、お小遣い貯めて映画館で…が当たり前で、中学の時に貯めた小遣いで二日連続で神戸まで遊びに出て上映時間を計算しておいて映画館をハシゴしながら5作品を鑑賞する様な子供になっていました(笑)
「読書と映画は体験」だからって自分の子供にも勧めました。息子は小学生の頃から自然と読書を始めていたので、彼が中学生だった頃に面白かったからって渡した本が「村上龍の五分後の世界」。後年、息子から「中学生にあんな本渡すかぁ」って言われた時は思わず笑った思い出があります。ウチは父も母も読書する人だったから、20代前半の頃、面白く読んだ本が父親の書架にも並んでるのを見て驚いたと同時に嬉しかった思い出があります。親子で感想を共有することは有りませんでしたが、息子とは共有出来たこともありました。それはすごく嬉しかったですね。
私は最初から終わりまで読まないと気が済まないタイプなので面白い本の時はなんでもないですが、難解で読み辛い本の時はほんと苦行ですね(笑)それでも最期まで読んで「嗚呼、しんどかった」って言うのが好きです。いつもそれはもう辞めようと思います…
子供の頃からずっと読書は続けていますが、自分が本を読む人で良かったと今でもよく思います。自分以外の人の考えや全く知らない知識や経験、想像も出来ないあり得ないレベルの物語…読書を通していろんな体験が出来ることが50を過ぎた今でも楽しい。映画も全く同じです。本も映画も読了/観了した後、レビューを書いてネット上の自分の書架に記録として残すことも始めてから10年になりました。登録数も2100タイトルを超えました。昔読んだ本や映画を再読した時にレビューを読み返したりすると当時の読み方や感じ方、考え方までいろいろ違っていることに気づきます。その時代時代で自分の経験や体験がその違いを生み出している様に思います。とても良い振り返りが出来るので僕は読書も映画も自分の記録を付けることをお勧めしたいです。どんな作品が素晴らしいか、どんな作品が面白いか、その時その年齢その時代で全然違うんです。だからあの時こうだったとか、その時はこんな事してたとかを振り返りつつ、また新しい体験として映画や本を見直すってのも面白い楽しみ方だと思います。読書や映画鑑賞をすれば頭良くなるとか、考え方が豊富になるとか、そんな風に言う気は有りませんが、映画も読書も体験だと思うので、いろんな体験をして見るのは本当に良いことじゃないかと思っています。
本書を読んで共感できる部分は多かったです。あくまでも趣味の領域だと思うので、読書するしないで人を図る様なことはありませんが、読書する人とは共感する部分があるって思います。藤原先生のオススメ本も今後読んでみようと思います。良い一冊でした。オススメします。 -
読書家でない私。漠然と本を読まなきゃと思いつつ忙しさを言い訳に、時折ビジネス書を読む程度で、読書しないことがコンプレックスになっていた。そんな中、会社の推薦図書でこの本を知り、読書の習慣を身に付けるきっかけにしたいと思い、読み始めた。
成熟社会を生き抜くために必要な情報編集力を身に付けるべく、自分の脳を拡張させるためにも、様々なジャンルの本を乱読でも良いから数多く読む事にしたいと強く思わせてくれた。そしてこのブクログアプリを始める事とした。
巻末にある50冊の本の紹介はお得感あり。参考にしていくつか読みたい本を読んでみたい。なお、子供の本もこのような深い内容で紹介文書けるのはさすがの洞察力だと感じた。 -
【読者とは、著者の思考のかけらをもらうこと】
脳の中心に「小林脳」があって、その周りにあるフックに著者の思考を掛けていくイメージ。
フックに掛かった著者の思考を小林脳と結びつけるために、アウトプットをして、理解を深める。
何かの本で読んだ。アウトプットすることで、貯蔵庫の知識を浮かび上がらせる。
【読書とは、「行動」を発芽させる養分。】
巻末の前田裕二さんの言葉
読書は「情報の吸収率」ではなく、「行動への伝導率」。
本を通じて学んだ事、気づいた事を自分ゴト化して、いかに行動に繋げるかが大切。
ホリエモンも、読書から行動しないと本を読む意味がほぼないと言っていた。
行動を変えないと人生は変わらない。
【2つのミカタが得られる】
①見方
物事を多面的に見る力。決断の岐路に経ったとき、小林脳だけでは判断に困る。
本を読むことで、捉え方、考え方が変わる。
②味方
著者の思考のカケラは、自分の味方になってくれる。著者の言葉も、思考も自分の骨と血になる。
★頭には、自分の尊敬する人が常に周りを囲んでいて、味方してくれてるイメージがある。
西野亮廣、箕輪厚介、前田裕二、鴨頭嘉人、坂内 学、中田敦彦、竹花貴騎
【ブレイクスルーには300冊ほど読了する】
当たり前だが、27冊連続で本を読んでも、変化は起きない。
300冊ほど読めば、自分の意見を書きたくなるだとか。その境地まで行きたい。
「半島を出よ」村上龍の本は200冊を超える書籍、資料、インタビューによって作られている。
生半可な気持ちで、記事なんて書けない。数を打ち良質なインプットを増やす。
✔︎この本を受けての行動
読書からの行動を徹底。必ずできる簡単な事を2つ決め、寝る前にチェック。
①図書館で本5冊借りる。
②明日読む、YouTube革命の要約チェックと何を得たいかをメモる。
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本を読む人だけが手にするもの
著作者:藤原和博
ちくま文庫
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 -
本を読むことは、著者の脳のかけらを自分の脳にくっつけること。その行為をすることで、人生が豊かになる。そして、その「豊か」とは、人によって様々である。
この本を読んで、本を読むことが今後の人生に大きな影響を与えてくれると漠然と感じた。その為、その第一歩としてこのアプリをダウンロードし、感想を書いた。