本を読む人だけが手にするもの (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
3.92
  • (24)
  • (62)
  • (20)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 863
感想 : 60
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480436672

作品紹介・あらすじ

これを読んだらもっと本が読みたくなる最強の読書論。厳選50冊も紹介。文庫版の特典、前田裕二のエッセイは必読。藤原文庫シリーズスタートです!

感想・レビュー・書評

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  • これまで、何冊かの「読書」をテーマに扱った本を「読書」してきたが、それが人生の一部になることはなかった。

    そして、本来であれば「この本を読んだから、次からは読書を絶対習慣化させようと思いました!」という感想が美しいのかもしれないが、ここでは敢えてそれを明記することを控えたい。

    本書を読んでいると、尊敬に値する藤原さんの実績は、敵対的な努力によるものではなく、むしろ人から素直に吸収していこうとする人柄から来るものだと伝わってくる。

    読書のある人生を楽しみにしながら、読書を素直に楽しんでいきたいと思う。

  • 本を読む人だけが手にするもの
    藤原先生の本はどれ読んでも面白いですねぇ〜
    私は小学生の頃から地元の本屋に入り浸っていて、たまたま本屋さんが親戚で、僕に優しかったのが幸いして、気がつけば本屋にある漫画という漫画を立ち読みしている子供でした。小説を読む様になったのは中学生くらいからだと思う。最初は赤川次郎さんとかの読み易いミステリーとかだった。夏休みの期間中で二十数冊読んで一気にハマった。同じ頃、映画にもハマって、当時はビデオなんてない時代だったから、お小遣い貯めて映画館で…が当たり前で、中学の時に貯めた小遣いで二日連続で神戸まで遊びに出て上映時間を計算しておいて映画館をハシゴしながら5作品を鑑賞する様な子供になっていました(笑)
    「読書と映画は体験」だからって自分の子供にも勧めました。息子は小学生の頃から自然と読書を始めていたので、彼が中学生だった頃に面白かったからって渡した本が「村上龍の五分後の世界」。後年、息子から「中学生にあんな本渡すかぁ」って言われた時は思わず笑った思い出があります。ウチは父も母も読書する人だったから、20代前半の頃、面白く読んだ本が父親の書架にも並んでるのを見て驚いたと同時に嬉しかった思い出があります。親子で感想を共有することは有りませんでしたが、息子とは共有出来たこともありました。それはすごく嬉しかったですね。
    私は最初から終わりまで読まないと気が済まないタイプなので面白い本の時はなんでもないですが、難解で読み辛い本の時はほんと苦行ですね(笑)それでも最期まで読んで「嗚呼、しんどかった」って言うのが好きです。いつもそれはもう辞めようと思います…
    子供の頃からずっと読書は続けていますが、自分が本を読む人で良かったと今でもよく思います。自分以外の人の考えや全く知らない知識や経験、想像も出来ないあり得ないレベルの物語…読書を通していろんな体験が出来ることが50を過ぎた今でも楽しい。映画も全く同じです。本も映画も読了/観了した後、レビューを書いてネット上の自分の書架に記録として残すことも始めてから10年になりました。登録数も2100タイトルを超えました。昔読んだ本や映画を再読した時にレビューを読み返したりすると当時の読み方や感じ方、考え方までいろいろ違っていることに気づきます。その時代時代で自分の経験や体験がその違いを生み出している様に思います。とても良い振り返りが出来るので僕は読書も映画も自分の記録を付けることをお勧めしたいです。どんな作品が素晴らしいか、どんな作品が面白いか、その時その年齢その時代で全然違うんです。だからあの時こうだったとか、その時はこんな事してたとかを振り返りつつ、また新しい体験として映画や本を見直すってのも面白い楽しみ方だと思います。読書や映画鑑賞をすれば頭良くなるとか、考え方が豊富になるとか、そんな風に言う気は有りませんが、映画も読書も体験だと思うので、いろんな体験をして見るのは本当に良いことじゃないかと思っています。
    本書を読んで共感できる部分は多かったです。あくまでも趣味の領域だと思うので、読書するしないで人を図る様なことはありませんが、読書する人とは共感する部分があるって思います。藤原先生のオススメ本も今後読んでみようと思います。良い一冊でした。オススメします。

  • 本を読む人だけが手にするもの
    著作者:藤原和博
    ちくま文庫
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

  • 前半部分が面白いと感じた。21世紀がどんな時代なのか、を学び読書がなぜ大切かわかった。後半の部分は、池上彰の教養を学ぶことや東大読書と被っているところがあったので、面白さは感じなかった。ただ、東大読書では読書の質を書いていたが、藤原さんはまず、乱読すべきという点で違いが出てて興味深かった。私はとりあえず読書術をやりながら乱読していこうと思う。目標であった、読書のモチベーションを上げることはそこまで出来なかったが、読書の知識を得ることができた。

  • 単行本を読了。
    すごく良かったです。

    読書本としては先日斉藤孝氏の「語彙力こそが教養である」を読みましたが、あちらが対象読者として普段ほとんど本を読まないような大学生程度を想定しているとすれば、こちらはきちんと仕事をしている大人向けの内容という感じでした。同じ読書本でもここまで「本を読む目的」として書かれていることのレベルが異なっていると、同じ本を読んでも得るものが全然変わってきそうです。

    この本では、本を読むことによって「共感力」「想像力」「思考力」「予測力」「伝達力」が得られると書かれています。私は専門職なので、広く世間一般についての知識や教養を深めたいという欲求はあまり強くありません。したがって今までは「ただの時間つぶし」「見識が広がる」程度の認識で読書をしていました。しかし今後はこれらのことを少しだけ意識して本を読んでいきたいと思いました。

    文庫版はまた少し内容が違うようなので、そちらも読んでみたいと思います。

  • 「誰かの脳のかけらを集める」という発想が面白かったですなぁ…あ、読書の話ですが…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    本読まない人は自分だけの価値観で判断するから他人と喧嘩になったりまあ、もめ事も多いのでしょうなぁ…。

    皆違って皆イイ! じゃないですけれども、こういう価値観の人もいるんだ、ってなことを知っておくと人間関係がより円滑になるかもしれません…。

    本文は面白かったというか、興味深かったんですけれども、最後らへんの本の紹介のページとあとがきだか解説だかの誰かの文章が退屈だったのでこの評価で…。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 俺自身、本を読むことは好きだからさ。本を読むっていいぞ、って話は好きなんだよね。なんか惹かれてしまう。この本もそのような関心で手に取って、面白く読んだ。同時になにか違和感を感じたんだよなぁ。それが何なのかが気になる。気になるとは思うんだけど、わからない。成功している人へのひがみだろうか、なんてことも思ったが、そこまでのひがみや自分への不遇感持ってるわけじゃないからなぁ。

    それが何なのかは、読み終わってもよくわからない。

    自分を深めたり、プライベートなものである読書、本を読んで広がる視界を、ビジネスと結び付けられていることへの違和感だろうか。そこまでビジネス、ビジネスといっているわけじゃないんだけど。

    紹介されている本は、いくつかぜんぜん知らなくて読んでみたいと思うものがあった。ハラリの本に関しては、アフターコロナでどこまで説得力があるのか、少し疑問はあるけどね。

  • 読書のモチベーションのためというモチベーションで読んだ。

    読んだあとのためのメモ
    •専門書はだれでも読む
    •自分から引き出すために読む
    •集中力、バランス力
    •視点
    •引き寄せる
    •脳のかけら
    •みかた
    •クレジット
    •純文学、よんでる?
    •俺はさあ、本を読んでいない人とは付き合う気がしないんだよ
    •コミュニティ
    •3年で300冊のブレイクスルー
    •SNSが削ぐ
    •情報編集力
    •見えない学力
    •推理小説は予測が趣味
    •クリティカルシンキング
    •旅
    •乱読


    •サピエンス全史
    •ホモ・デウス
    •もし高校野球の…

  • 【読者とは、著者の思考のかけらをもらうこと】

    脳の中心に「小林脳」があって、その周りにあるフックに著者の思考を掛けていくイメージ。

    フックに掛かった著者の思考を小林脳と結びつけるために、アウトプットをして、理解を深める。

    何かの本で読んだ。アウトプットすることで、貯蔵庫の知識を浮かび上がらせる。



    ‪【読書とは、「行動」を発芽させる養分。】

    巻末の前田裕二さんの言葉
    読書は「情報の吸収率」ではなく、「行動への伝導率」‬。

    ‪本を通じて学んだ事、気づいた事を自分ゴト化して、いかに行動に繋げるかが大切。

    ホリエモンも、読書から行動しないと本を読む意味がほぼないと言っていた。

    行動を変えないと人生は変わらない。




    【2つのミカタが得られる】‬

    ①見方

    物事を多面的に見る力。決断の岐路に経ったとき、小林脳だけでは判断に困る。

    本を読むことで、捉え方、考え方が変わる。

    ②味方

    著者の思考のカケラは、自分の味方になってくれる。著者の言葉も、思考も自分の骨と血になる。


    ★頭には、自分の尊敬する人が常に周りを囲んでいて、味方してくれてるイメージがある。

    西野亮廣、箕輪厚介、前田裕二、鴨頭嘉人、坂内 学、中田敦彦、竹花貴騎




    【ブレイクスルーには300冊ほど読了する】

    当たり前だが、27冊連続で本を読んでも、変化は起きない。

    300冊ほど読めば、自分の意見を書きたくなるだとか。その境地まで行きたい。

    「半島を出よ」村上龍の本は200冊を超える書籍、資料、インタビューによって作られている。

    生半可な気持ちで、記事なんて書けない。数を打ち良質なインプットを増やす。



    ✔︎この本を受けての行動

    読書からの行動を徹底。必ずできる簡単な事を2つ決め、寝る前にチェック。

    ①図書館で本5冊借りる。

    ②明日読む、YouTube革命の要約チェックと何を得たいかをメモる。




  • 量は質に転化する
    と言う言葉が印象的でした。
    藤原和博さんが今まで読んできた本の中で影響を受けた本を全て読破してみたい!と感じましたが、そういったきっかけは刹那でしかない…
    ジャンルの異なる本を読むメリットだったり、本を好きになれるきっかけを見つける貴重な本だと思いました。
    一言で言うとモチベーション上がりますよ!

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著者プロフィール

藤原和博(ふじはら・かずひろ)
「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003~08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008~11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016~18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。

「2021年 『父親になるということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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