高峰秀子 夫婦の流儀 完全版 (ちくま文庫 た-74-5)

  • 筑摩書房 (2024年1月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784480439260

作品紹介・あらすじ

大女優・高峰秀子が夫と一緒に暮すために大切にしていたルールとは? 強いない、奪わない、口出ししない──。いつも素敵だった二人の作法を語る。

感想・レビュー・書評

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  • 「奥さんになる以上、いい奥さんになるつもりよ」
    など、時代だな〜と感じる言葉も多いけれど、大女優の高峰秀子が自らこの道を選んだというところに意味があると思う。

    「とうちゃんはうちの長男だね」
    「高峰はね、僕にとって妻であり母であり、姉であり妹であり娘であり、そして先生なんだ」
    などもとても分かる気がする。

    60歳を超えたとき、家をブチ壊して小さく建て直し、150近い映画賞のトロフィーも捨てたという。
    その潔さ、かっこいい。

    「思い出だけは持ち運び自由」
    本当にそう。

    「生きているうちに、家も全部売っ払って、豪華船に乗り太平洋の真ん中で世界文学全集を背負って(浮かばないため)、二人でとび込んじゃおうか、って松山と話したのだけど、あながち冗談でもない心境。」
    どちらかが先に死んじゃって、どちらかが残されるのは耐えられないという気持ちも、分かってしまう。

    とにかく、分かる!とかっこいい!が満載で、いくらでも書き留めておきたい感じ。

  • 夫婦をめぐる10のキーワード:約束 収入 住居 食事 子供 ケンカ 趣味 礼儀 時間 老い 夫婦の旅:結婚して旅行魔と化した私たち 幻のエッセイ:「結婚」についてー私はパリで結婚を拾った 二人の結婚生活について 夫婦の愛情についてー一人でいるおり二人のほうがいいー夫婦他人説を実践13年 人生の店じまいー思い出だけは持ち運び自由 金も名もいらない・跡残さぬ死がいい  高峰秀子自筆原稿「松山善三」 赤い小銭入れ 忘れられない贈りもの:夫→妻 父→娘 母→娘 夫婦→娘娘 秀子、善三、明美ー縁でたどる松山家の年譜

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著者プロフィール

高峰 秀子(たかみね・ひでこ):女優、随筆家。1924年北海道生れ。5歳のとき映画『母』で子役デビュー。以後、『二十四の瞳』『浮雲』『名もなく貧しく美しく』など300本を超える作品に出演。キネマ旬報主演女優賞、毎日映画コンクール女優主演賞ほか、受賞数は日本映画界最多。55歳で引退。名随筆家としても知られ、『わたしの渡世日記』(上・下、新潮文庫)で第24回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。2010年12月28日死去。享年86歳。

「2024年 『高峰秀子 夫婦の流儀 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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