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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784480439864
作品紹介・あらすじ
今、ここに生きている。
俳優・塩見三省が病を経て、ままならない身体で懸命に生きた
10年間の絶望と希望を真摯に綴る。大幅改稿して文庫化!
2014年、突然の病に倒れ、絶望を味わった。しかし著者は立ち上がり、苦しいリハビリを経て、元の世界に復帰した。そして、書き始めた。今までに出会った素晴らしい仲間たち、ともに病と闘った人々、ままならぬ身体と生きること、大切な仕事……本書は俳優である著者が自らの言葉で真摯に語り、文筆家として開花したエッセイ集である。大幅な改訂を経て、待望の文庫化。
解説 川本三郎
装画 ささめやゆき
感想・レビュー・書評
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役者としてのお仕事は「あまちゃん」の琥珀の勉さんぐらいしかぞんじあげないが、1月に文庫本が出たときからちょっと気になっていた。先日長嶋茂雄さんが亡くなって、新聞で長嶋茂雄さんがリハビリの励みだったという塩見三省さんの記事を見てこの本のことを思い出して手に入れた。
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すばらしい一冊だ。
塩見さんというと『あまちゃん』で演じられた勉さんのイメージが強いけど、文筆にこれだけの才がおありとは。
端正で品のある文章が素晴らしい。
なかでリハビリで長嶋さんに声をかけられたという。
「一生懸命にやればできるようになり、もっと一生懸命やれば楽しくなる。そしてもっともっと一生懸命やれば、誰かが助けてくれる!」
すごいや。 -
重くて有難いサジェスト(示唆)だった この左半身の痛みは恐らくファントム・ペイン(幻肢痛)の類のものであろう 此岸と彼岸は一つのように思われる
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私も病気で歩行に杖が必要で、昨年は再発で虎の門病院分院に入院し、そこで治療とリハビリを経験していたため、著者が見た世界を少し近く感じました。窓から眺める富士山、私も好きでがらんとしたロビーで長い間眺めていたことを思い出しました。病後では世界や自分自身の有り様が変わること、周囲の人の温かさ、人生がシンプルになる感覚など、病気と共に生きることが丁寧に綴られていると思いました。
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文庫化にあたり再読
戦後のヒーロー長嶋さんが亡くなって、塩見さんのことを思い出し文庫も読んでみようと思った。
何回読んでも塩見さんのすごさを感じる。リハビリし続ける努力は買って身に付くものではない。いつも考える・・・自分が障害を負ったとき、辛い辛いリハビリをしつづけることはできるか。塩見さんをお手本にしたいと思う。
長嶋さんもすごかったよね。お疲れさまでした。
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