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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784480439901
作品紹介・あらすじ
人間はなぜ忘れるのだろう? 忘却にはどんな意味があるのだろう? 人間が人間であることの意味を深く見つめる哲学エッセイの名著。解説 若松英輔
感想・レビュー・書評
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1984年刊、87年文庫化、2024年新装版。もとは月刊誌『毎日ライフ』に連載の「健忘漫話」(75.8~82.2)、46話、各6ページ。
日常的なもの忘れ、健忘、想起の失敗、記憶錯誤、記憶の混同、幼児期の記憶、記憶喪失、失語、失書や失読、失行、失認……とくに専門用語が出てくるわけではないが、内容的には広義のメディカル・エッセイ。著者の戸井田道三(1909-88)は能や狂言の評論家。執筆時は66~73歳、人生の思い出や記憶の妙を綴る。とくに、自身のエピソードが興味深い。
まだ「認知症」という用語のなかった時代のエッセイ群。そう思うと、印象も多少違ってくる。記憶のメカニズムを考える際には、対比でコンピュータも何度か出てくる。そのメタファーがいまは懐かしい。
医学や心理学の研究成果も援用している。ただ、そのあとの哲学的議論、これが難解。それがなきゃ、よかったんだけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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