「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。 (ちくま文庫)
- 筑摩書房 (2025年3月12日発売)


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- 本 ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480439949
作品紹介・あらすじ
「わたし」を奪われずに生きるために。
性暴力被害、ジェンダー格差、年齢差別、#MeToo……
社会から軽く扱われてきた暴力に声を上げ続けた記録。
文庫版新章「自由のほうへ行くために」を増補!
社会から隠されてきた小さな声を丹念に取材し続ける著者が、わたしたちに降りかかる「らしさ」の呪いを断ち切り、生きづらさを理解するための新たな補助線を書き加えていく。性暴力被害やハラスメント、痴漢犯罪、#MeToo、2017年と2023年に行われた性犯罪刑法改正──。この不合理な世界で闘うあなたを決してひとりにしない、レジスタンス・エッセイ。新章「自由のほうへ行くために」を増補。
この社会を見る角度や場所を変えなければいけない。
その周辺で何が起きているか見つめなければいけない。
――(本文より)
カバー装画 Kwon Seoyong
カバーデザイン 芥陽子
感想・レビュー・書評
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性暴力や痴漢・ハラスメントなどについて、「こういう見方もありますよ」「こんなところを見逃してはいませんか」と知っているつもりだった自分の認識を改めてくれる内容が沢山あった。
被害に遭われた方にとってはつらい内容かも知れないが、このような内容について学びたいと思っている人に向けての入門書として丁度よいのではないでしょうか。
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著者プロフィール
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