「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。 (ちくま文庫)

  • 筑摩書房
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 401
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480439949

作品紹介・あらすじ

「わたし」を奪われずに生きるために。

性暴力被害、ジェンダー格差、年齢差別、#MeToo……   

社会から軽く扱われてきた暴力に声を上げ続けた記録。

文庫版新章「自由のほうへ行くために」を増補!



社会から隠されてきた小さな声を丹念に取材し続ける著者が、わたしたちに降りかかる「らしさ」の呪いを断ち切り、生きづらさを理解するための新たな補助線を書き加えていく。性暴力被害やハラスメント、痴漢犯罪、#MeToo、2017年と2023年に行われた性犯罪刑法改正──。この不合理な世界で闘うあなたを決してひとりにしない、レジスタンス・エッセイ。新章「自由のほうへ行くために」を増補。



この社会を見る角度や場所を変えなければいけない。

その周辺で何が起きているか見つめなければいけない。

――(本文より)



カバー装画 Kwon Seoyong

カバーデザイン 芥陽子

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【書評】 『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』 小川たまか - キリスト新聞社ホームページ
    https://www.kirishin.com/book/25943/

    掲載情報〈2019年4月〉『「ほとんどないこと」にされている側から見た社会の話を。』『アウトサイドで生きている』『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』 | タバブックス
    http://tababooks.com/tbinfo/20190515media-2

    小川たまかの記事一覧 - エキスパート - Yahoo!ニュース
    https://news.yahoo.co.jp/expert/authors/ogawatamaka

    小川 たまか Tamaka Ogawa | 現代ビジネス | 講談社
    https://gendai.media/list/author/tamakaogawa

    たまたまな日々
    https://ogatama.theletter.jp/

    「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。 | タバブックス
    http://tababooks.com/books/hotondonaikoto

    『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』小川 たまか | 筑摩書房
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480439949/

  • 性暴力や痴漢・ハラスメントなどについて、「こういう見方もありますよ」「こんなところを見逃してはいませんか」と知っているつもりだった自分の認識を改めてくれる内容が沢山あった。
    被害に遭われた方にとってはつらい内容かも知れないが、このような内容について学びたいと思っている人に向けての入門書として丁度よいのではないでしょうか。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1980 年東京生まれ。大学院卒業後、2008 年に共同経営者と編集プロダクションを起ち上げ取締役を務めたのち、2018 年からフリーライターに。Yahoo! ニュース個人「小川たまかのたまたま生きてる」などで、性暴力に関する問題を取材・執筆。著書に『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』(タバブックス)、『告発と呼ばれるものの周辺で』(亜紀書房)、『たまたま生まれてフィメール』(平凡社)、共著に『わたしは黙らない―性暴力をなくす30の視点』(合同出版)。

「2024年 『エトセトラ VOL.11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小川たまかの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×