ロシア中世物語集 (ちくま学芸文庫 ナ-35-1)

  • 筑摩書房 (2025年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (544ページ) / ISBN・EAN: 9784480512888

作品紹介・あらすじ

ロシア史の最も古い時期を扱い「過ぎし年月の物語」という名でも知られる『原初年代記』、ロシア的キリスト教精神を築いた12世紀の『フェオドーシイ聖人伝』、『ニーベルンゲンの歌』などと並び称される傑作『イーゴリ軍記』など、名高いロシアの中世物語を集成。11世紀からピョートル1世登場前夜の17世紀末までの作品を、文学的な見地から幅広く編纂したものとして類がない。各作品解説に加え、ロシア中世文学の表現上の特徴やその史的展開についての概説も収録。世界文学の中に特異な位置を占めるロシア中世文学を知るための、色褪せない物語集。

みんなの感想まとめ

中世ロシアの物語を通じて、異なる時代や場所を体験することができる魅力的な作品です。読者は、ロシアの厳しい自然や歴史的背景を感じながら、フェオドーシイやアレクサンドル・ネフスキーと共に冒険を繰り広げます...

感想・レビュー・書評

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  • 注目新刊:ちくま学芸文庫2025年2月新刊 : URGT-B(ウラゲツブログ)2025年02月02日
    https://urag.exblog.jp/243422687/

    イーゴリ遠征物語 | 韃靼人の踊り~歌劇『イーゴリ公』の世界
    http://www.prince-igor.jp/slovo_o_polku_igoreve.html

    『ロシア中世物語集(中村喜和)』 投票ページ | 復刊ドットコム
    https://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=34658

    ロシア中世物語集 中村喜和(著/文) - 筑摩書房 | 版元ドットコム(1985年5月)
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784480011688

    「ロシアの空の下」 中村喜和氏 満州に追われた村人の姿 - 日本経済新聞 2014年3月16日 会員限定記事
    https://www.nikkei.com/article/DGKDZO68354340V10C14A3MZC000/

    中村喜和著『ロシアの空の下』を読んで 望月哲男 | 風行社
    http://www.fuko.co.jp/tayori/tayori_051.html

    中村 喜和 - Webcat Plus
    https://webcatplus.jp/creator/52078

    HERMES-IR : Special Collections
    https://x.gd/vev8L

    『ロシア中世物語集』中村 喜和 | 筑摩書房
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480512888/
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    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • 中世ロシアという私には全く縁もゆかりも無い世界でのお話が、巡り巡って私のページをめくる指の下に広がるのはとても楽しかった。この本を読み終えるのに3ヶ月かかったが、確かに私は洞窟で修行するフェオドーシイにあったし、北方十字軍を打ち破る英雄アレクサンドル・ネフスキーと共に闘っていたと思う。
    私はロシアに行ったこともないし、ましてや中世ロシアに行く予定をメモ帳に書く機会には生涯恵まれないだろうが、ページをめくるたびにロシアの厳しく背中にかじりつくような凍てつき、白樺をざわめかせる風、そして鋼のように硬い氷をも溶かす暖かい日差しを感じた。21世紀の日本という場所にいながら、本ひとつで場所も時も飛び越えて見た事のない世界へ旅立ち、そこに生きる人々の息遣いを感じることができる所が本のいい所だと思う。久々に本の良さを再確認できるいい機会でした。

  • 中世ロシアが東ローマ帝国の正統な後裔である事を自負して、それがスラブ民族の共通意識として流れている事を思うと、西側世界への対抗意識が強烈であるのが分かる。

  • 11世紀からピョートル1世登場前夜の17世紀末までの,ロシアの中世物語を編纂,当時の事情がよく現れている。

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著者プロフィール

中村 喜和(なかむら・よしかず):1932年、長野県生まれ。一橋大学名誉教授。同大学大学院社会学研究科博士課程修了。専門はロシア中世文学。著書に『ロシアの空の下』、『ロシア モスクワ・サンクトペテルブルク・キエフ』など、訳書に『ロシア英雄物語』、『ロシア民話集』上・下、チェーホフ・コレクション・シリーズなど多数。

「2025年 『ロシア中世物語集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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