その情報はどこから? (ちくまプリマー新書)

著者 :
  • 筑摩書房
3.45
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本棚登録 : 118
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480683465

作品紹介・あらすじ

日々、空気のように周りを囲んでいる情報群。その中から私達は何をどのように選べばいいのか。情報の海で溺れず上手にわたりきるために大切なことを教える1冊。

感想・レビュー・書評

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  • インターネットの渦の中で、氾濫する情報(フェイク含め)とどう付き合っていくか。
    旧知の内容も多かったが、具体例を挙げながら丁寧に書かれていてわかりやすい。

  • 一次情報が大切だということ、アナログな情報にも目を向けること。など改めて説明している感じ。新たな発見は特に無く、あっさり読破してしまった印象がある。なんでも拡散しちゃう人たちにとりあえず読んでほしい。

  • ネットは玉石混淆、人の悪意はなくならない。と当たり前のことしか書いてないけど分かりやすいことは確か。
    ネットを上手に使いましょうってことになるけど、人は信じたいものしか信じないし、見たいものしか見ない。これを加速させるのがSNSだ。当然だよね、お気に入りしか表示させないわけだから。自分と異なる意見を受け入れる必要はないけど、聞くことは大切なんだけどな。このための処方箋は提示されていない。てかあるのかね。

  • ネット時代と言われる今の情報選別力を考えさせられます。
    何が正しい情報か、何を信頼すべきかをすごく考えさせられました。

  • ラジオの時代のオーソンウエルズ、ゲッペルスではないけれど、どの時代でもメディアの重要さとそれをめぐるあれこれと訳の分からない話はあるのだなあ。見抜こうと色々するのがリテラシーなのかどうか。うーん。

  • 大手新聞記者を経て現在インターネットのニュースサイトの記者である筆者が、私たちの行動や考えが知らず知らずのうちに偏ったインターネット情報に影響されていないかを問うて情報源をきちんと当たる大切さを記す。

  • ネット上でのデマやガセやフェイクニュースに騙されないためにどういう風にしていけばいいかということを書いた本。
    デマに振り回されて誹謗中傷を繰り返す人って、いったい何でそういう風になるのかと疑問。実際、それで捕まった人も何人もいるようだけど、そういうこともう少し周知したほうがいいんじゃないかと思う。
    自分も、以前、スマイリーキクチにたいして誹謗中傷した人たちが逮捕された事件は知ってるけど、2017年に西田敏行にたいして誹謗中傷捕まった人がいることは知らなかった。
    海外ではデマが原因となって殺人事件に発展した例もあるのだとか。
    ただし、「おわりに」でもあるように、デマじゃないけど、日本でもネットでのやりとりが原因で殺人事件(福岡IT講師殺害事件)があるので、ネットでの発言には(にも)十分注意していかなきゃいけないのだろうなと思った。そもそも、ネットでの学校でネットマナー(ネチケット)的なことを教わったのって多分、自分の世代からぐらいだろうし、大多数の日本人は教わったことがない人なんだろうなと思う。
    ちょっと驚いたのが、著者はニュース記者で元新聞記者なのに、今は新聞を購読していないということ。こういう、正しい情報を得ることが大事ということを書いた本の著者って、だいたい新聞を購読しているイメージだったからちょっと驚いた。なぜなら、読む時間が無いかららしい。
    うちも、日経新聞と、後一つ全国紙(二年ごとに変わる)を親が購読してるけど、自分も休日ぐらいしか読まないから、読む時間がないというのは分からなくないけど(そもそも、日経新聞は父親が会社にもっていってるうえに、家に持って帰らない)。
    ただし、子どものころは家が喫茶店を経営していたようなので、全国紙は二紙は購読していたうえに、付き合いで「しんぶん赤旗」と「聖教新聞」も購読していた時期あったのだとか。聖教新聞はうちもたまに付き合いで購読(といってもタダで)していたことあるけど、全くもっと面白いと思ったことが無い。まあ、創価学会員向けだからそりゃそうだろうけど。
    「保守速報」の名誉棄損事件は、まとめサイトでも名誉棄損にあたるとした前例となったわけだけど、あの事件はヤフコメでは否定的な意見(保守速報の擁護)ばかりで驚いた記憶がある。ヤフコメはもう少し、トップのコメントがバランスよく並ぶようにならないだろうか。アマゾンの評価の場合は、ある程度、いい評価と悪い評価はバランスよく並んでいる印象があるのだけど。
    後、ネットで検索して上位に出てくるサイトには、キュレーションサイトなどのSEOに特化したアフィリエイトサイトが多いとか。そうした記事は、中身は低質なことも多いのだとか。自分もネットの検索はよく使ってるし、便利だと思うこともあるけど、本で調べた方が正しい可能性高いだろうから、もっと本で調べるようにしたほうがいいのだろうなと思った。

  • ●ヤフーには1日4000本のニュースが配信され、目利き25人がトピックスとして80本程度選ぶ。
    ●新聞レイアウトは、トップ肩ヘソ。しかしネットでは並列化されてしまう。
    ●みんな本当に愚かなんだ。彼らはただ次から次へと転送していくだけで、誰もファクトチェックすらしない。
    ●トロールとは一体何者なのでしょうか?ネットスラングで、掲示板やSNSで虚偽や不快な投稿と言った、「荒らし」や「釣り」をする人のことを示します。かねてより、ロシアサンクトペテルブルクにはトロール工場と呼ばれる工作組織が存在すると報じられてきました。
    ●ネット上の「声の大きさ」と、現実にその声に賛同する「人の多さ」は、=と考えない方が良いのです。ネットではあんなに支持されているように見えた政党や政治家が選挙では全く票が伸びず…なんて事は実際にあちこちで起きています。
    ●「確証バイアス」は曲者で、ついニュースでも自分に都合の良い、耳障りの良いものばかり見てしまいがちです。自分の子供ニュースをひたすら集め、、、ユーザ同士でシェアし合い、独自のメディア生態系を作り上げていたのです。実は、各紹介やつをさらに加速させる装置がインターネットにあります。それが「フィルターバブル」です。
    ●確実さ、所蔵資料の安定性、を欠いたインターネットは、決して図書館にはなり得ない。

  • 2019年4月17日 55冊目(4-10)
    著者は新聞記者。
    過去の経験により、報道を全て信じるということは、まずないが、鵜呑みにしてはいけない以外の部分で知らないことがたくさん書かれていた。

  • まあまあ面白かった。

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著者プロフィール

東京生まれ、東京育ち。明治大学大学院博士前期課程考古学専修修了。産経新聞で長野支局記者、文化部記者などを経た後、ドワンゴコンテンツでニコニコ動画のニュースを担当。2013年4月からハフィントン・ポスト日本版でレポーターとして、公共図書館や地方自治などについて取材している。著書に『日々、着物に割烹着』(筑摩書房)、共著に『ナウシカの飛行具、作ってみた』(幻冬舎)などがある。

「2019年 『その情報はどこから?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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