集団に流されず個人として生きるには (ちくまプリマー新書 421)
- 筑摩書房 (2023年3月9日発売)
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感想 : 29件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784480684486
作品紹介・あらすじ
過剰に叩かれる宗教団体、危機を煽るメディア、ネットの炎上……集団は強い絆と同調圧力を生み、時に暴走する。そこで流されないためにはどうすればいいのか。
感想・レビュー・書評
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仕事をしていて慣れも出てきて集団に流されていることが多いと思い、どうやったら流されないのか気になりこの本を読みました。
内容は、なぜ流されるのかを戦争などの過去の事例から解説したり、人間の心理的特性から解説したりと色々な視点、メディアによる集団化の視点があり、面白かったです。
また、ネット社会の特性も書かれており、日本人の特性がよく出ていることもわかりました。
集団に流されないようにする方法も書かれており、日々の生活の中で実践していきたいと思います。
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すごい大事なことが書いてありました。わかってはいたけれど、集団の中で個を保つのはむずかしい。
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“負の歴史を見つめること。記憶すること。そしてメディア・リテラシーを身につけること。メディアの弊害を覚えること。世界は多面的で多重的で多層的であることを知ること。集団に帰属しながらも、しっかりと一人称単数の主語を保つこと”
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思っていたのとは少々違っていて、どっぷりテーマについて語るというよりは、ディスカッションなのでサクッと読めました。
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難しかったが、自分にとって必要な本だと感じ読み続けた。予想以上にスケールが大きく素晴らしかった。やはり歴史と世界を見なければ。小集団であっても大きい集団であっても真理は同じ。集団は暴走する。自覚的になろう。 -
タイトルを聞いた第一印象として思い出すのは、梨木香歩「僕は、そして僕たちはどう生きるか」 (岩波現代文庫)。「群れが大きく激しく動く/その一瞬前にも/自分を保っているために」。
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書いてある内容は納得することばかりですが、独り語りのような文章のため、批判的な視点がほしいなと感じ、星を1つ減じました。ただ、この本のテーマが個人としての視点・主張ができるようにというものなので、あえて独り語り風にしているのかもしれないとも感じました。集団と自分を同化させて、強い言葉を好んで使う人が増えている時代、いろんな方にこの本を読んでほしいと思います。
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負の歴史を見つめること。記憶すること。そして、メディアリテラシーを身につけること。メディアの弊害を覚えること。世界は多面的で多重的で多層的であることを知ること。集団に帰属しながらも、しっかりと一人称単数の守護を保つこと。
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とりわけ同調圧力の強い日本で、集団に帰属しながらも、しっかりと一人称単数の主語を保つことの難しさ。
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メディア・リテラシーを持つことがいかに重要か、具体例をたくさん挙げつつわかりやすく説明してくれる本。
視点や解釈の違い、情報はすべて誰かの視点であり解釈であることを意識してメディアに触れたい。
メディアと社会と政治は三位一体
ドイツの戦争のメモリアルディの日本との違いについても知った。戦争の始まりと自分たちの加害をメモリアルにしたドイツと戦争の終わりと自分たちの被害をメモリアルにした日本。
一人称の主語を持つことの大切さ
過ちや失敗の記憶を継承し、忘れないでいることの大切さ
What are your thought and beliefs made up of ? -
負の歴史を見つめること。記憶すること。
メディアリテラシーを身につけること。
メディアの弊害を覚えること。
世界は多面的で多重的で多層的であり、どこから見るかで景色は全く変わる。
情報において事実はなく、すべては解釈だ。
=情報の本質。
集団に帰属しながらも、しっかりと一人称単数の主語を保つこと。
これができたら世界が変わる。
それまで見えなかった領域が見えてくる。
集団化が起こる要因、その功罪を人類の歴史とともに分かりやすく教えてくれる1冊。
特に日本は集団による同調圧力が強い社会だからこそ、周りに流されたり、メディアからの情報に振り回されるのではなく、自分自身の頭で考え、いろんな角度から物事を見つめることで、本質を見抜く力を鍛えていかないといけないのではないか?と著者は訴えかけているように感じた。
情報を受け取る側だけでなく、誰もが情報を発信する側になれる現代
自由と責任は表裏一体であることがよくわかる。
「言葉」の裏側にある意図にもっと敏感にならないといけない。
なぜ、その言葉が使われているのか?
何を伝えようとして、何を隠そうとしているのか?
鵜呑みにせず、クリティカルシンキングすること。 -
2025/05/12読了
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著者プロフィール
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