国際協力ってなんだ? つながりを創るJICA職員の仕事 (ちくまプリマー新書 483)
- 筑摩書房 (2025年2月7日発売)
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感想 : 14件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784480685100
作品紹介・あらすじ
――私にも、できるかも!?
ホンジュラスで柔道、広島で大縄跳び。
東京で書類づくり、バングラデシュで堤防づくり。
JICA(国際協力機構)若手職員が語る、人と協力する仕事のリアル。
「国際協力」というと難しそうですが、JICA(国際協力機構)で働く先輩たちの日々の仕事は、目の前にいる人と話し、理解し、ときにトラブルを乗り越えて、協力しあえる関係をつくりだすこと。
あなたも国際協力の仕事を体感してみませんか?
「本書は、JICAで働く若手の職員を語り手に、「人と協力すること」を主眼とした国際協力の仕事の実像を紹介していきます。この本で扱う国際協力は、どこかのスーパーヒーローの物語ではありません。描かれるのは、ひとりの人間が、等身大の自分で感じ、考え、行動したことによって紡がれる「つながり」の物語です。協力の現場一つひとつに、相手がいて、理解もあればトラブルもあります。それぞれの職員には、個性や想い、小さな一歩や工夫の積み重ねがあり、困難や葛藤、粘り強く地道な試行錯誤の軌跡があります。これら「つながり」の物語が、「横の糸」と「縦の糸」を編み、いつかの、だれかの世界を、あたたかく織り成すことでしょう。」(本文より)
感想・レビュー・書評
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ここ最近読んだ新書の中ではベストだった。読む前に思っていた以上に刺さるものが多かった。
本書は国際協力機構(JICA)の職員の仕事に関する15個のエピソードを通して、国際協力の形について紹介してくれている。はじめににもあるが、JICAの職員は、専門家ではなく開発途上国の課題を解決するための「プロデューサー」なのだと言うことがよくわかる。1つ1つのエピソードは、15ページ程度と短めなので、まずは気になるものを読んでみて欲しい。
特に本新書のターゲットである小中高生は、SDGsについて考える、なんて宿題が課されると思うが実感が湧かない人が多いのではないだろうか?そんな人には是非とも本書を読んで欲しい。
あと読んでいる中で気になったのは、プロジェクトの途中で異動になっていることが多いことである。職員自身も、異動については触れており、概ねポジティブに捉えているようだが、道半ばで離れるのはどんな想いだだだのだろうか?このような異動はJICAの利点であり、弱点なのかもと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもが、突然世界で働きたいと突然言い出し、世界で働くってなんだろうとない知識でたどり着いたのがJICAでした。
JICAの人たちは、すごい人達と言うイメージしかなく子どもに聞かれて答えられないと恥ずかしいと思い読ませていただきました。
内容、JICAで実際に働いている方が自分の業務について20ページほどにまとめて書かれていてとても分かりやすかったです。
JICAの事務仕事の話もあり、ほぼ役所のような膨大な書類との格闘を日々されていることを知りとても共感しました。
コラムではJICAに入るにはなど気になるところもおさえられていて良かったです。
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1. アプローチ
- JICAは、様々な方法(スキーム)を通じて国際協力を実施している。
- 技術協力事業: 人と人の交流を通じて技術や知見を伝える。
- ボランティア事業: 地元の人々との交流や支援活動を行う。
- 有償資金協力: 返済を求める資金提供を行う。
- 無償資金協力: 贈与を行う形での支援。
- 民間企業との協力: ビジネスを通じて社会課題の解決に取り組む。
- これらの手法を柔軟に組み合わせて、現地のニーズに応じたオーダーメイドの協力を実施。
2. 地域とネットワーク
- JICAは、開発途上国との強固なネットワークを持ち、96カ所の在外拠点を展開。
- 各拠点には日本人職員だけでなく、現地スタッフ(ナショナルスタッフ)が働いている。
- これらのネットワークを活かし、協力の実施や政府との対話を進める。
3. 分野課題
- JICAは、20の課題別事業戦略「グローバル・アジェンダ」を策定。
- 対象となる分野は、都市、地域開発、エネルギー、教育、保健医療、農業、平和構築、気候変動、デジタル化、ジェンダー平等など多岐にわたる。
- 社会課題は複数の分野が複雑に関連しているため、JICAはこれらのつながりを意識して取り組む。
4. 職員の役割
- JICA職員はプロジェクト・マネージャーとしての役割を担い、開発途上国の人々と共にプロジェクトを推進。
- 戦略策定からプロジェクトの実施、評価までの一連のサイクルを実行。
- 職員は「社会課題解決のプロデューサー」として機能し、様々な専門家や団体との連携を図る。
5. 信頼の構築
- JICAは「信頼で世界をつなぐ」というビジョンを掲げ、相手国との信頼関係を重視。
- 一方的な解決策の提案ではなく、相手の立場を理解し、ともに解決策を模索する姿勢が求められる。
6. 国内拠点での研修
- JICAは日本国内で約68万人の開発途上国リーダー候補生を研修し、知見を自国に持ち帰らせる取り組みを行っている。
- 国内での人と人のつながりが、国際協力の重要な財産となっている。
7. プロジェクト形成のプロセス
- 開発途上国の政府と共同でプロジェクトを形成する際には、実態調査や現地のニーズを把握することが重要。
- JICAは、相手国に必要な協力を考えるため、現地での情報収集や調査を行う。
8. 課題と展望
- 開発途上国の政府が自らの役割を果たし、持続可能な発展を実現するためには、JICAの協力が重要である。
- JICAの支援が終了した後も、相手国がプロジェクトを継続・発展させる体制づくりが求められる。 -
30歳前後の若い職員達による明るい活動報告って感じで読みやすい。JICAが様々な活動を行っていることがわかる。
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/584414 -
生々しいリアルな話が書かれていて、仕事の内容が想像でき結構良かった。
途上国支援の夢を思い出させ、掻き立ててくれた。
現地で泥臭い仕事をやりたい。 -
国際協力で求められる力
1.「思いを描く」/構想
2.「束ねて共に目指す」/結集
3.「やりきる」力/実行
ガンジーの名言
「あなたが望む変化に、あなた自身がなりなさい」
Be the change that you wish to see in the world
JICA職員がそれぞれの国際協力の現場で、協力相手がきて、理解もあればトラブルもある、それぞれ小さな一歩や工夫の積み重ね、困難や葛藤、粘り強く地道な試行錯誤があり、世界のために、社会のために、取り組んでいる。
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女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000074373
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333-O
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【請求記号:333 オ】
