AIに書けない文章を書く (ちくまプリマー新書 485)

  • 筑摩書房 (2025年3月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784480685179

作品紹介・あらすじ

読み手の心を動かす。



AIがものを書く時代だからこそ、「それでも自ら文章を書く」。

10万部を超すベストセラー『マジ文章書けないんだけど』著者と探求する、書くことの意義と技術。



人々がSNSでつながり、AIが文章を生成する時代に、私たちはいかにことばと向き合っていくのだろう。

ことばを紡いでいくたしかな技術を身につけ、自らの考えを自らの文章で伝えるための本。

みんなの感想まとめ

自らの文章を書く意義と技術を探求する内容で、特にAI時代における人間の感情や共感の重要性を再認識させてくれる一冊です。著者は、文章は単なる情報ではなく、読み手の意識や行動を変える力を持つツールであると...

感想・レビュー・書評

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  • 申し訳ないがタイトルが悪い。AIの文章と人の文章を比較した考察は全体の10%以下で、その他はよくある文章の書き方指南。AIに書けないのは自らの体験を踏まえた文章、というのは確かだが考察として深いものではない。タイトルだけ見て購入する方は一旦立ち止まってほしい。

  • こんなに、知ってることばかりの本は、かつて無かった。AI云々というのは取ってつけた感あった気がする。ただの文法ノウハウ?だいぶん前に読了。

  • 文章の書き方に関する本は数多くありますが、昨今話題の生成AIと絡めたものは少ないので、読んでみました。

    出てくるのは経験や共感というワードで、言っていることはこれまでの文章術本と大して変わらないので、文章ハウツー本としての価値はあまりないかなあと思います。

    ただ、生成AIに対抗できるのはやはり、人間の感情とか共感である。
    そのことを改めて感じさせる内容ではありました。
    新しい技術が出てきても、文章の書き方は変わらない。
    それは、感情の籠もった文章にそれだけ価値があるということだと思います。

    この本では、文章は情報であって、読み手の意識や行動を変化させるツールという考え方が根底にあります。
    だから、ワードの寄せ集めなAI文書は人による文章とは違う。
    ですが、今はAIが小説を書くような時代です。
    だからたとえそれが感情を結集したような文章に見せかけているだけの文書なのだとしても、AIによって作られたものが、人の感情を動かすことは大いにあるのではないかと思いました。

  • AIによる文章がネット上に随分と増えた。
    特に、アフィリエイト目的のWebサイトに顕著に思う。

    2023年2月には、堀江貴文氏が『夢を叶える力』という、あとがき以外全てAIに生成させたという本を出して話題になった。
    今では、新書・ビジネス書で「AIによると、」と情報根拠をAI依存する文を目にすることすらある。

    曲がりなりにもブロガーとして、自分の文章を書いている身としては、AIによる生成記事が氾濫している中で戦っていく必要があるため、それなりに頭を使っている。

    本書を手に取ったのは、どうしたら生成AIによる文章に代替されないような文章を書けるか、また埋もれずに読まれ続けていけるか、という問いがあったからである。

    勿論、ライバルは生成AIだけではない。大勢の本業のブロガーも変わらず活躍しているわけで、片手間で食っていけるような世界ではない。

    生成AIを使い倒しながらも、生成AIの作る文章は面白みが全くなく、またそこに自分らしさを入れることも中々敵わず、結局1からほぼ全て自分で書くことが多い。添削や文字起こしには役立つが。

    さていざ本書を読んでみると、AIに関して書かれている文の少なさに驚かされる。
    ほぼ、国語の内容に終始する。

    第一章の「文章は人にしか書けない」項において、ほぼ本書のタイトルの答えと言っていい内容が載っている。

    「文章は「書き手の思考や感情がほぼ表現し尽くされたもの」』という大辞林からの引用を用いて、AIが書いたものには思考や感情がない。よって文章とは言えない、という結論がここで出されている。

    はい解散!と言われた気分になったが、では人なら誰でも、いつでも、自分の思考や感情を表現し尽くしたものが書けるかというと、これもまた存外難しい。

    気持ちや行動が描かれていないただの情景描写や情報で終わってしまったり、それどころか論理構造が崩れていて情報自体を理解できない文章になってしまったりする。

    さらには書いたはいいが独りよがりな文章になり下がり、読者に伝わらないこともしばしばだ。
    ということで、本書では国語的な内容が解説されるわけだ。

    本書後半で登場する、究極の3つの作法には唸らせられる。
    私の文章はいつも長くなりがちだからだ。

    過不足なく、それでいて面白い文章を書くことが、私の課題だ。だから本書内で繰り返し述べられる、「一文字でも文字を削れ」という強いメッセージを一心に受け止めねばならない。

    趣旨をまとめるとこうだ。
    AIはそもそも文章を書くことは出来ない。
    人間は文章の書き方を磨け。

    以上。

  • 元々文を書く事に苦手意識があったので読んで見ました!

    読む前と比べて明らかに文が書けるようになりましたがスラスラは書けないです。

    ただ読みながら良いと思った箇所をメモする事をしていなかったので
    もう一度読んで感想を再投稿したいと思います。

  • 〈学んだこと〉

     「は」は遠くの述語(時には文をも跨ぐ)までかかる主語を表して、「が」は近くの述語にかかる。

     一つの文に同じ言葉が使われるのは、文の構造に何か無理があるサイン。

     前後の場面(文脈)によって、特定の場面がもつ意味(解釈)に変容性があることをクレショフ効果と言い、それを映像表現に落とし込んだ完成系の一つがモンタージュ理論である。

     余韻を残す方法、延いてはよりよい文章を書くコツは、多くの場合、足し算よりも引き算である。「無駄」なものと自覚して書いている人はおそらくいないが、無駄はないと思っているその文には、往々にして無駄がある。無駄を削ることを恐れるな。


    〈TO DO〉

     今後も文字を使った表現力を磨いていくために、「書く」→「読む」→「推敲」のサイクルをし続けよう。文章を書くことは、格闘だ。

  • 無駄を削ることが何よりのコツ。そう意識するあまり、いつも言葉足らずの伝わらない文章になってしまう。本書を読んで、文章を推敲する際のポイントが見えてきた気がする。今年は一味違う文章を書きたい。

  • 私にとっては、とても分かりやすく書かれていた本でした。文章の書き方・分かりやすく表現する方法がしっかりと書かれていて、何度も読みたいと思える本です。

  • AIに書けない文章、というよりは、シンプルに文章の書き方についてまとめられていた。この手の本をあまり読んだことないので楽しく、へぇぇぇ!と思いながら読めた。子どもの読書感想文とか、夏休みの日記書くとかに活かせそう。whyで掘り下げてみよう。
    個人の体験はAIには書けないと筆者は言っていたけど、AIと対話しながら個人の体験も伝えた上で文章を作ることも可能だし、小説をAIが書いたりもしている。要するに、生成AIも使いようなのかな。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/581114

  • 文書を書くだけならchatgptに頼った方がいい、そうではない文章を書く場面では、自分のエピソードや文を短くといった要素を入れる意識をしていきたい

  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000294537

  • 816/マ

  • そもそもこの本は文章コンサルが書いた本で、AIの専門家が書いた本ではない。内容も極めて高度ではなく、一般的な5W1H的な話に落ち着く。まあ、それは文章の基本と言えばそうだが。AIをある程度知ってる身からするともう少し応用的な話を期待してしまうが、その期待は見事に裏切られた。

  • 第1章~第2章で日本語の曖昧さや文章と文書の違いなど、第3章~第6章でどんな文章がわかりやすいかを説明、第7章で全体のまとめ。という構造になっています。

    書きたいジャンルが決まっている人には物足りなく感じる事があるかもしれませんが、ジャンル問わず、自分の考えや感情を言語化するために初歩的な文章の書き方を教えてくれる本だと思います。

    個人的には生成AIの書く文章は学習した文を並べただけではないか?という疑問に寄り添ってくれる本だったので気に入っています。

  • 文が単純になってしまい、書くことがないなーと手が止まってしまった時は、whyを掛けていくと修飾が強まった簡単な文が集まり、複雑な文章になる。

  • 「文章を書くこと」と「ものを書く」ことの違い、「文」と「文章」の違い、「文章」と「文書」の違いなど、あまり深く考えたことのなかった部分から定義づけしてあってわかりやすかった。
    5W1Hの考え方や文章の組み立て方など文章術の話も多いので、書くこと自体に慣れてる人は少し物足りなさを感じるかも。

    AIに書けない文章とは、体験を伴うもの。人が何を体験し、どのように感じた(考えた)か、という思考のストーリーこそがこれからは重要になってくる。

    ただ事実や状況を並べた文章ならAIでも書ける。同じ体験をしても心を動かされるポイントは人によって違うのだから、そこにひたすら「なぜ?」を突き付けて深掘りしていくことで、人が書く意味のある文章が生まれる、ということだった。
    昨今のZINEブームもこれに関係しているように思う。

    三宅香帆さんの「『好き』を言語化する技術」でも、いま読んでいる近藤康太郎さんの「本をすすめる 書評を書くための技術」でも、自分の愛を深掘りしていくことが重要だと述べられていた。
    結局どんな時代でも「自分ときちんと向き合うこと」がカギになると言えそうだ。

  • 背ラベル:816-マ

  • "<閲覧スタッフより>

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    所在記号:816||マエ
    登録番号:10280051
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  • 文章の書き方の本をあまり読んだことがなかったので勉強になった。よく読む人からしたら感想は変わりそう。

    タイトルの内容はラストにあった。タイトルから予測できる内容だった。

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著者プロフィール

前田 安正(まえだ・やすまさ):文章コンサルティングファーム「未來交創株式会社」代表取締役。早稲田大学卒業後、朝日新聞に入社。大阪・東京本社校閲部長、用語幹事、編集担当役員補佐兼経営企画役員補佐、朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部長などを歴任。ことばや漢字に関するコラムやエッセイを約10年にわたり毎週担当。『マジ文章書けないんだけど――朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術』(大和書房)、『「言葉の仕組み」と「助詞の使い方」がわかれば きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(朝日文庫)など、日本語や文章に関する著書は累計約30万部を発行。

「2025年 『AIに書けない文章を書く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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