子どものおしゃれにどう向き合う? 装いの心理学 (ちくまプリマー新書 488)

  • 筑摩書房 (2025年4月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784480685209

作品紹介・あらすじ

子どもとおしゃれの関係を、心理学から考える一冊が登場!



「ちょっとぽっちゃりしてきた?」「最近は小学生でも脱毛するんだって」「ほら、クラスのあのかわいい子」……

大人の何気ない声かけ・言葉が、子どもたちの身体への意識に影響を与えます。



子どもたちにとっておしゃれとは、社会と向き合い、そして自分を知るための大切なツールなのです。イメージで語る前に、まずはその実態を探ってみましょう。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

子どもとおしゃれの関係を心理学的に考察した本書は、子どもたちが社会と向き合うための重要なツールとしての「おしゃれ」に焦点を当てています。大人の何気ない言葉が子どもたちの身体意識に影響を与えることを指摘...

感想・レビュー・書評

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  • なんとなくわかっていた内容だった。調査結果が多くて私には読みにくく感じた。

  • 都会と地方との間に有意な差が見られないところが意外であったが、インターネット、ならびにeコマースの普及を考えたらそれも当然か。今は都会に行かなくてもいい服が買えるもんなあ。個人的におしゃれの低年齢化とか中高生の化粧とかは早かれ遅かれ出てくることだと思っていたし、いかに学校と家庭とが共通認識作っていくかだと思っている。著者の提言には納得できる部分が多いな。中高教員や、中高生の子をもつ親に。

  • こどものおしゃれの低年齢化が進む昨今。こどもでもお化粧や染髪してるもんね。

  • ふむ

  • ●低年齢化する子どものおしゃれに対して、大人はどう向き合うべきなのかを分析した本。
    ●本書は、見た目を意識する子どもの低年齢化を指摘しつつ、見た目を意識することやおしゃれをすることの功罪を述べている。そして、見た目を意識させる要因に、メディアや親の影響を著者は挙げ、おしゃれによる心身トラブルから子どもを守るために、大人はどう対応するのがよいのかをまとめている。この本を読んでの自分なりの結論は、「禁止じゃなく適切なやり方を教える。そして、親子の関係では、話し合って、お互いが納得できる取り決めも設けるとよいのかな。そういう話ができる関係性が大事」というところ。

  • 静岡市女性会館図書コーナーの書誌詳細はこちら↓
    https://lib-finder.net/aicel21/book_detail_auth?authcode=q4PaB58s39MxE3VuhyHbvQ%3D%3D

  • 子どもの化粧はありですか?

    化粧やダイエットの低年齢化が進んでいると言われる。しかし、実態というより感覚で話されていることが多いようだ。そもそもおしゃれは子どもに相応しくないのか? 心理学の観点から子どものおしゃれを分析した本。

    子どもに関わる大人と、子ども自身にも読んでもらえたら。実態を示し、理由を示し、意見を述べるかたちで、著者の主張が伝わってくる。

    身だしなみを整えること自体は問題ではない。ではなぜ子どものおしゃれが問題視されるかというと「合っていない」からである。しかしそれは性別や年齢で変わってくるものでもある。むしろ注意していくべきなのは、安易なおしゃれによる身体的・精神的なダメージ。そのためには大人からの適切な働きかけが必要であり、それは決して禁止することではない。

    子どものおしゃれは、禁止するのではなく、適切な範囲を決めておこなわれるようになるべきだろう。自分の装いを意識するというのは、社会における自分への意識に繋がる。TPOと一緒に学ぶべきものと考えれば、携帯電話や薬物の講習会と同じように、保護者に頼らず学校でも情報を与えるべきものだと思った。

  • 自分の幼少期を思い出しても、そばにいる母親の真似をしたくなるのは自然なことだと思うし、あれはダメこれはダメと言ったところでメイクやオシャレの類は隠れてするだろうと思う。

    私は、子どもが大人の真似をしたい気持ちを愛おしみつつ、会話の中で程度を共に考え、大人の女性になる過程を楽しみながら見守りたいと思う。

    本文にある以下の考えにも共感できる。
    『友人関係の広がりの中で、コミュニケーションをとりながら、周りに合わせたり個性を発揮したりしておしゃれを楽しみ、友人との関係性も含めて楽しんでいくのは、その時期において必要な発達におけるプロセスの一つと考えられます。』

  • 想像以上に子供は自分の見た目を意識している。親の偏った意識や何気ない言葉、過度なダイエットや安易な美容医療に結びつく可能性があるので、注意すべき。SNSや雑誌も、読ませるときにはリテラシーを持たせなければならない。ただ、おしゃれを頭ごなしに否定するのではなく、親自身が自分なりの向き合い方を考え、楽しむことと制限することのバランスをとっていくことが必要なのだと思った。

  • 361.4-ス

  • 心理学による詳細な分析を中心として、子どものおしゃれに対する諸相を語る本。子どもがどのようなものからおしゃれの影響を受けるのか、子供が何のためのお洒落をするのかなど、綿密なデータが多く、裏付けはかなり硬いものだと感じた。統計にかなり明るいわけでもないが、本文中の分析指標に対して丁寧に説明もあって読みやすかった。
    筆者は子どもの前提を踏まえた対話によるおしゃれの説き方を重視しており、おおむね同意する内容だった。

    自分はおしゃれを大学あたりから気にしなくなってしまった(評価が下がらなければなんでもいいかなと思ってる)のだけど、やっぱりおしゃれは社会的なものなので子供たちはどうしても気にしてしまうのだろうなと想いながら筆者の想いが着実に分かる良本だったな。

  • 371/ス

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/581425

  • 私も子どもの頃は体毛除去、すごく悩んだ。
    大人になって、脱毛したとき、感動した。
    この本にあるように、
    子どものおしゃれをすべて否定するのではなく、
    まずは大人が向き合うことも大事だと思う。

  • 371/ス

  • もうすぐ息子を持つ身として、少し興味があったので読んでみた。
    本書で述べられる調査結果は女の子を対象にした調査であることと、自分にとってはまだもう少し先の話だと思うので参考程度として読んだ。

    内容としては、これまで世間一般的にネガティブな印象を持たれやすい、子どものおしゃれについて、
    ・おしゃれ(装い)に関する定義
    ・世間の子供達、親達のおしゃれに対する意識
    ・向き合い方
    を、著者らの調査結果(データ)に基づき知見が述べられており、何となくで抱いていた認識をリアルに捉えることができた。

    特に面白いと思ったのは、親が子供のおしゃれ(服装)について困ることは、低学年のうちは服装への「こだわり」について困ることが多いが、高学年になると、服装への「無頓着」に困ることが多いこと。このように、困る要因にも年齢に応じたグラデーションがあるとは思わなかった。
    また、これは、その時々に応じて親側が、自身や周囲が持つであろうと考える価値観に勝手に照らし合わせて、勝手に困っているということ。本書に記載されているが小学生のうちは、子供は親からの影響を強く受けておしゃれについて意識するとあるので、この問題は、子供が悪いのではなくて、親側に原因があるということなのだと納得した。

    本書の結論としては、低年齢における子どものおしゃれについては親が及ぼす影響が大きく、日頃の親と子の関係性を良好に築いていくことが、子どものおしゃれに対する意識を健全に維持するための秘訣であると。
    子どもがおしゃれに興味を持ち、試したりしたときに頭ごなしに否定したりからかったりしてはいけないと。
    なぜ興味をもったのか、適切に扱うにはどうするといいか、扱ってもいいのかダメなのか、過度に干渉せず、無関心に放置したりせず、適度な距離感を保ち、子供と良好なコミュニケーションをとり続けることが大事だと言うのは、納得したので息子を持つみではあるが、肝に銘じて教訓としておきたいと思った。

  • まだまだ知りたいことがある

  • 背ラベル:371ース

  • 【請求記号:371 ス】

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著者プロフィール

鈴木 公啓(すずき・ともひろ):広島大学教育学部卒業。東洋大学大学院社会学研究科修了。博士(社会学)。現在は東京未来大学こども心理学部准教授。単著に『痩せという身体の装い──印象管理の視点から』『やさしく学べる心理統計法入門』(ともにナカニシヤ出版)、共編著に『装いの心理学──整え飾るこころと行動』『〈よそおい〉の心理学──サバイブ技法としての身体装飾』(ともに北大路書房)、『パーソナリティ心理学入門──ストーリーとトピックで学ぶ心の個性』(ナカニシヤ出版)など。

「2025年 『子どものおしゃれにどう向き合う?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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