もっと学びたい!と大人になって思ったら (ちくまプリマー新書 490)

  • 筑摩書房 (2025年5月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784480685230

作品紹介・あらすじ

大人になってから大学に行く意味って?

仕事もあるのに今さら学び直しなんて…

でも、やっぱり、学ぶって面白い!



社会科8科目の予備校講師で現在は人生3度目の受験生。49歳のときに2度目の大学卒業を果たした著者が伝える「大人になっても学び続ける」技術。メリットとデメリット、時間とお金、大学再入学の経験を本音で伝える一冊です。講義をする側・受ける側双方の経験を通して得た知見を語ります。

みんなの感想まとめ

大人になってからの学び直しについて考えさせられる一冊で、著者の実体験を通じて「大学に入り直す意味」を探求しています。受験を経て大学生となった著者は、学び続けることの楽しさや価値を具体的に伝え、同時に社...

感想・レビュー・書評

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  • また大学で学びたいなぁ、というのは、数年前からぼんやりと思っていたこと。なんとなく大学院を調べてはみたものの、学びたいのは人文社会系なので、社会人受け入れをしているところがほぼないんだよなぁと思っていた。
    そこで、我らが伊藤賀一先生(スタサプで関正生先生と伊藤先生が好き)は、フツーに高校生に交じって、大学(大学院ではなく)を受験し、大学生になれば良いと!
    本書ではご自身の受験体験(大人になっての学部再入学)と、これまでに出会ってきた数々の先生方(玉石混交……)のお話が、面白く書かれています。
    「また大学生になりたい」って言うのは恥ずかしいし怖いことって、心のどこかで思ってるんじゃない? ってなことを伊藤先生に突きつけられ、まさにその通りかもと腑に落ちた。
    ご自分が身を置く業界で、実際に受験生になったり大学生になったりと体当たりする姿には勇気をもらえる。たしか関先生も毎年TOEIC最高点をとりつづけているし、一流の先生は現役感がハンパない。
    しかし、受験勉強から長年遠ざかっている我が身を省みて、ホントに受験、できるのか!? と思いつつ、やってみたい私も、やっぱりどこかにいるのであった。

    • Manideさん
      幾つになっても挑戦している人は、ほんと素敵ですよ(^^)


      わたしは、低いレベルですが、、

      高卒でずっと働いていたんですが、39歳で大学...
      幾つになっても挑戦している人は、ほんと素敵ですよ(^^)


      わたしは、低いレベルですが、、

      高卒でずっと働いていたんですが、39歳で大学に行き、47歳で大学院にいき、そして、卒業して、、次へ、、、
      という生活してます。
      いくつになっても、挑戦して行きたいですね♪
      2026/02/07
    • りえぽんさん
      Manideさん♪

      そうだったのですね! 
      経験者の方のお言葉、重みがあります。
      挑戦し続けるManideさん、素敵です。
      年齢は言い訳に...
      Manideさん♪

      そうだったのですね! 
      経験者の方のお言葉、重みがあります。
      挑戦し続けるManideさん、素敵です。
      年齢は言い訳になりませんよね。
      見習って頑張りたいです!
      2026/02/07
    • Manideさん
      りえぽんさん、こんばんは〜

      寒いですね、ほんと。

      コメントありがとうございます。
      私は、ほんと、低レベルなチャレンジですが、自身は頑張っ...
      りえぽんさん、こんばんは〜

      寒いですね、ほんと。

      コメントありがとうございます。
      私は、ほんと、低レベルなチャレンジですが、自身は頑張ってるつもりでもやってます(笑)

      いつまでも挑戦、頑張りましょ〜(^^)/
      2026/02/07
  • 本屋でたまたま目につき、気になって読んだのだが、読んでいく途中でスタディサプリ、京都出身、社会科というワードに「ん?」と気づいたのが、高校時代にスタディサプリで断トツで好きな講師だった伊藤先生ではないですか⁉︎という衝撃の事実だった。伊藤先生の喋りと変顔が大好きで、当時は大ファンだったのだが、まさか早稲田に入り直されてるとは……。
    伊藤先生の喋りは好きでも、文章はあまり好みではなかった。その考え方については納得できるところも少しありつつ、疑問を抱くところも多く、学びというテーマが、先生の専門分野ということもあり受験や大学といった範疇に留まっていたのは残念だった。伊藤先生の職業柄、大学に入り直すのが最適だったというだけで、学び直す方法は学校という形でなくてもいくらでもあるとは思うのだが、やはり大学での勉強は段違いに質が良いこともある。何歳になっても学び直しているお姿は、素敵だ。

  • ここ数年、ずっとぼんやりと「大学に入り直したい」「勉強しなおしたい」と考えていたため、自分にぴったりだ!と思って読んでみた。

    読んでみて、自分にとって大学に通い直すってどういう意味があるんだろう…と考えるきっかけになった気がする。本書での「学び直し」は、主に大学に通い直すという意味で書かれていて、実際に筆者も早稲田大学に再受験し入学している。大学生活を読むと、いいな楽しそうだなと思うものの、自分の状況としては仕事を辞められない…必然的に働きながら通う必要が出てくるため、通学型は厳しいというか無理だ。
    そして、大学に通い直すなら目的を決めておくと良いというようなことが書いてあり、自分が学び直したい目的ってなんだっけ、とふと考えてしまった。筆者は、いつの時点でどうなりたいという未来設計が明確にあり、それを叶えるために大学再入学という手段をとっている。私は、ただ「新しいことを知るのが楽しいから」という理由で大学で勉強したいと思っている。うーんこれでは続かなさそう……。
    たぶん、私にとってガッツリ大学再入学するレベルの学び直しは今じゃないんだろう。

  •  「日本一生徒数の多い社会科講師」として有名な伊藤賀一さんの「学ぶ」とは何かを彼の人生を追っていきながら書いた本です。

     この本は伊藤さんの人生を追いながら書いているので、注意点としては彼自身の個人的な話が多いことです。もちろん、彼の筆のうまさもあり、スイスイ読んでいくことはできるが、彼に全く興味ない人からしたら、そこの部分はいらないなと感じることも多いかもしれないですね。

     基本的には大学生活を主軸にした話であり、大学で学んだ感想であったり、学問と勉強の違いであったり、あとはすこしマニアックであるが学内事情(ここでは早稲田大学)なんかも記されています。
     私が面白いと思った箇所を引用します。
    まずは学歴社会に関しての伊藤さんの持論。

    大学受験業界が長い僕は、生徒さんに「都会の学歴は地方の自動車免許・マイホームと同じ」と説明することがあります。これは「持っている人が多い」ということです。もしあえて持たないなら、それなりの覚悟が必要です。僕はリスクとコストが自分の価値観に見合わず、免許を取ろうと思ったことがないし、家についても一生賃貸派です。これは都市部以外ではかなり変人扱いされますが、それでいいんです。そうように都会で高卒は少数派、専門・短大・大学のいずれかを出ている人も多いです。(p 50〜51)

    次に、大学に限らず、昨今の教育方法の一つであるグループワークに関する持論。
    伊藤さんは大学での経験から「前提知識のないグループワークなど人生の無駄遣い」と豪語しております。これに関して、伊藤さんはボールスポーツを用いた地域創生について話し合った時のことを例に出しています。
    そこでは、そもそもプロ野球のセ・リーグ、パ・リーグを知らない人が多い中で、まず無難な話題から始まり、そこから深ぼるかと思いきや身の回りの表面的な話に推移していき、最後には「そもそも地方創生はしなくていいと思う」という大どんでん返しに発展し、先生も生徒の意見を促して終わったという。
    これを受けて伊藤さんは

    せめて先生あなたの意見も聞いてから考えたい、そのまま全員が沈黙して、授業終了時間に……。これではなんのために頭脳と時間とお金を遣い早稲田に入ったのかわかりません。(p75)


    2つとも、すこしネガティブな話題かもしれないが、基本的に学んでいて良かったと随所に書かれており、明るい文章なので、元気をもらえると思う。ただ、大学に行ったことない人にはすこし共感するのが難しい箇所(例えば、楽単の話であったり、1限から講義を取るのはやめようといった話題)があり、ここに関しては、実際に行ってみないと腑に落ちない箇所であったりすると思われます。

  • 配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
    https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10295012

  • 学び続けた人の話しがツラツラと書いてあるという感じ。やるなら動け。それに尽きる。

  • バイタリティは純粋にすごいと思いました。仕事も両立されててすごいと思いますが、小さなお子さんもいらして、共働きで本当に大丈夫だったのか…?と疑ってしまった…。

  • 著者の伊藤賀一さんが書いている、歴史の本を読んでみたくなる一冊。大学にもう一回行くのが夢だけど、やっぱり意志の強さが必要だよね。

  • 【本学OPACへのリンク☟】

    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/730442

  • 著者の実体験を元に、学びの大切さや行動することの重要さを学べた。

    後半の他社の紹介や、中学高校のepはあまり響かなかった。

  • 第1章 なぜ学び続けるべきなのか?
    大学は出たけれど──就職準備でしかなかった学生時代
    知らないことだらけ──「学び」のおもしろさに気づく
    学歴社会は終わった?──学歴は武器じゃなく防具 など

    第2章 学び続けてよかったこと・わかったこと
    学び続けてよかったこと──学問と仕事は相乗効果
    大学生の変化──六割が進学する時代に など

    第3章 必要なのは時間・お金・体力、そして……
    時間が足りない!──タイパを向上させる
    「恥ずかしさ」と「怖さ」──学びの壁を超える など

    第4章 大学・大学院での「学問」ってなんだろう?
    学問と勉強の違い──能動と受動
    学びに優劣はない──リスキリングもリカレントも

    第5章 学びの不安に応えるQ&A
    将来が不安です
    先生になりたいです
    知っておくべき教育関連トピックは? など

  • あっという間に読み終わった。
    学び続けることの魅力や、著者の半生、そしてこれからの人生が赤裸々に書かれており、読みやすく面白かった。
    私自身も大学に行って学び直したい、との思いに駆られ資料請求してしまうぐらいには面白かった。

    ちょうどこの前に「人生のレールを外れる衝動の見つけ方」を読んだ。
    きっとこの著者も、衝動により人生を方向づけて計画を立てたんだろうなと、その実践例をまざまざと見られたように感じた。

  • めちゃくちゃ読みやすかった。実質3時間としては日くらいで読めてしまった、文もうまいし平易な内容だってのもあるかもしれない。

    作者の主観入り混じった学びについての本。作者は大学の進学し直しをはじめとして学び直しを積極的にしている予備校講師であり、その学びが「どういう方向に活かせているのか」「作者がどういうふうに実感しているのか」紹介されている。特に読んだのが理念的な部分も多かったからではあると思うけど、実用性とはまた違う主観的で主体的で自律的な学びのあり方を考えるきっかけになった。一つの考えのあり方としてとても参考になった。実用性を加味した章も多くあるので、そのあたりは章のタイトルを見て判断すればいいと思う。

  • 【請求記号:377 イ】

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著者プロフィール

伊藤 賀一(いとう・がいち):1972年京都府生まれ。法政大学文学部を卒業後、東進ハイスクール等を経て、現在はリクルート運営のオンライン予備校スタディサプリで社会科8科目を担当する「日本一生徒数の多い社会講師」。43歳で早稲田大学教育学部を一般受験し合格、49歳で卒業するなど、生涯教育と学び続けることを体現している。著書に『47都道府県の歴史と地理がわかる事典』(幻冬舎新書)『アイム総理 歴代101代64人の内閣総理大臣がおもしろいほどよくわかる本』(KADOKAWA)『明けない夜があっても』(青月社)、共著に『いっきに学び直す 教養としての西洋哲学・思想』(佐藤優氏との共著、朝日新聞出版)など他多数。

「2025年 『もっと学びたい!と大人になって思ったら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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