世にも美しい日本語入門 (ちくまプリマー新書)

  • 筑摩書房
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レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480687272

感想・レビュー・書評

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  • 自分の教養の無さに凹む。
    文語を使いこなしたい。
    本としては、すぐ読み終わりすぎる。

  • 安野光雅(と藤原正彦の対談)にクラフト・エヴィング商會の装丁なんて素敵すぎる。両者とも齢相応のかたくなさが目についてしまって、対談内容だけを取り上げてしまえば藤原氏が小川洋子と語った「世にも美しい数学入門」よりも劣るけれども、「美しい日本語」が矢継ぎ早に出てくるのは流石。そう、本書にも取り上げられるが「花発多嵐雨 人生足別離」を「花に嵐の例えもあるさ さよならだけが人生だ」と美しく書き下したのは井伏鱒二だ。

  • 2006/4/6  先生と教え子。

  • 日本人の必読本。抽象的な日本生まれの漢語を生み出した西周さんのこと。私は強制されて読書するのは天邪鬼だからこのまないけれど、読書ゼミというのは名著に出会う良いきっかけになるはずだ。宮本常一「忘れられた日本人」無着成恭「山びこ学校」新渡戸稲造「武士道」を読みたい。

  • 図工の先生とかつての教え子である数学者が日本語について対談・・・1日で終わったようだなぁ,対談は・・・。

  • 普段は手に取らない新書系。「しょうもない本ばかり読んでないで、こういう本を読め」と言われてカチンときながら怒りのままま半日で読破。日本語入門の名前どおり、読みやすい古典を挙げてくれています。対話形式なので、読みやすいとは言えませんが、得るものは多いです。森鴎外の『即興詩人』読んでみたい。

  • 画家と数学者が日本語を語るのが面白くて購入。お二人のいずれにも日本語でインプットされたことが元になり、絵であり、数学でありのアウトプットになっている。面白い。

  • ひとりの数学者とひとりの画家が語り合う日本語の魅力。そのリズム・表記・文学… 失ってはいけない大切なものが、言葉の中にはあるんです…

  • 安野光雅と藤原正彦の対談。

    両氏が師弟関係にあったとは初めて知った。

    かたや画家であり、かたや数学者で、
    二人が日本語の美しさを語るのはへんな気がするが、
    安野氏の美の根底には文学の叙情があり、
    藤原氏の携わる数学と言う学問もまた美しいものであるらしく、
    日本語の美しさを語るのになんら不思議はないらしい。

    安野氏の絵本にはじめて触れたとき、じっといつまでみていてもあきない楽しさ、どこかに秘密が隠れていそうなわくわく感を感じた。
    高い空の上から、ゆったり眺めているような、
    奥深い感じは、彼の叙情に裏打ちされたものだったのだ。

    二人は若いころから、名文に親しむようにと熱く語っている。
    日本の文学作品、童謡、唱歌には美しい日本語があふれている。
    もっとも美しい言語の国に生まれたのだから、
    古典を含め、もっと本を読めと力説する。

    美しい日本語に触れ、美しい情緒を培い、
    祖国への誇りと自信を持つようにと説く。

  • 画家?の安野光雅と藤原正彦の日本語についての対談。ちなみに二人は小学校の先生と生徒の関係だったらしい。さらに、そこの藤原正彦の後輩として松田哲夫がいるらしい。むかしよく安野光雅の絵本を読んでいて好きだったんだけど、意外と理屈っぽくてイメージが変わった。内容は・・・微妙。藤原正彦が好きな人間としては最近露出がインフレ気味なので、この本はいらない気がする。国家の品格だけ読めばよろしい。関係ないけど、あの本で大事なのは「論理じゃすべて解決できない」という話をしているので、できるだけ論じようとしてはいけない(反論はもってのほか)。好きか、嫌いか、で良い。

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著者プロフィール

安野 光雅(あんの みつまさ)
1926年、島根県津和野町に生まれる。BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞、講談社出版文化賞、菊池寛賞などを受賞。1988年紫綬褒章を受章し、2012年文化功労者に選ばれる。
主な著作に『ふしぎなえ』「『旅の絵本』シリーズ(全8巻)」(福音館書店)、『本を読む』(山川出版社)、『小さな家のローラ』(朝日出版社)などがある。いまなお『旅の絵本Ⅸ』、『いずれの日にか国に帰らん』など新刊を続々刊行。ほかにも多くの書籍の装丁を手がける。
2001年、津和野町に「安野光雅美術館」、2017年、京丹後市の和久傳の森に「森の中の家 安野光雅館」が開館。

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