- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480687517
感想・レビュー・書評
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原田マハさんの『暗幕のゲルニカ』を読んでピカソのファンになってもう少し知りたくて読んでみました。
ピカソは子供のころから絵の才能があった
パブロ・ピカソは本名ではない
91歳まで生きてその時までお盛ん(意味深)だった
という事が分かりました。
『私は子供の絵を描いた事がなかった』と本人も言っていましたが、10歳の頃に描いた絵が本当に写実的で子供が描いたとは思えない。
天才っているんだな〜としみじみ。
分かりやすく書いてあるのでピカソ初心者としてはありがたかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ピカソの入門書。
第1部はピカソの生涯、第2部はピカソに至るまでの芸術の流れ、そしてピカソの作品を読み説く第3部という構成になっています。
予想していたよりも軽めの内容でしたが、ピカソについても芸術についても初心者の私にはちょうどよかったです。
特に第3部はピカソの絵の変遷を、彼の女性遍歴の側面から見ているのが面白かったです。
ピカソは女性が変わると描く絵も変わる…というのがありありと分かりました。
それにしても、ピカソの描く絵のスタイルはこんなにも多様だったのか!
91歳まで生きたピカソは生涯に4万点もの絵を描いた…ということは、1日1枚以上の作品を生み出していたということになります。
まさに絵を描くために生まれてきたような人だったのですね! -
今までピカソについてまったく興味がなかったけれど、この本を読んで、ピカソは本当にすごい人だと思った。ピカソが貧しかった時期は、自分の描いた絵を燃やして暖まっていたというところが印象的だった。しかしピカソがいろいろな女の人と不倫をし続けてお金持ちになったのは、最悪だと思った。ピカソは絵のことを防衛的な兵器だと思っていたとあり、普通の人とはやはり発想が違うと思った。
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中高生向けのピカソの伝記。全くピカソの事は知らなかったので、こんなに女性関係が派手とは笑
天才と変人は紙一重かな。 -
ピカソに関する軽いエッセイ。筆者のピカソに対する深い洞察と畏敬の念が感じられる。また、作品そのものよりもピカソの人間性、特に女性関係に多くのページを割いており、読み物として充分楽しめる。最後にピカソの死後、彼と関係のあった複数の女性が自ら命を絶ったというくだりは、彼の人間性を物語っているように思えた。彼女らは多くの遺産を受け継いだにもかかわらず命を絶ったのだ。いくらでも若い男性と付き合うことができたはずなのに。ピカソは本当に愛されていたのだろう。
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美術には詳しくないのですが、面白かったです。
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ピカソの入門書として読んだ本。
予想していたよりずっと内容が薄かった。インパクトのあるタイトルのわりに。
入門書としてはいいのかもしれないけど、この本を読んだだけでは物足りないと感じた。一番もったいないと思ったのが、絵が少ないということ。せっかく絵の説明をしてくれても、文章でつらつら述べられるだけではいまいちピンとこなかった。 -
素人目にはぎこちない絵にしか見えないピカソについて
初めて触るならこの本からどうぞ!
彼がどんな人生を歩んだのか、彼の人間性が見えてきたならば
より楽しく絵に向き合えそうです。
「ピカソの女」の視点はいい。