問題がモンダイなのだ (ちくまプリマー新書)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 66
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480687524

作品紹介・あらすじ

恋の悩みから宇宙摂理の大問題まで、人生に悩みの種は尽きない。一つ一つ考えていたらキリがない。問題は中身より、仕組みを考えたほうがカンタン。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったと思う。フリマー新書という媒体のせいか、わかりやすい一方で山本貴光氏、吉川博満氏に期待している濃厚さというのは、じゃっかん薄らいでたかなという気もしないでもない。

  • 向こうからやってくる
    不確定な状態を生じさせる
    何らかの対応を迫らせる

  • 勉強になりました。

  • 問題は「解決する」か「解消する」かしかない。

  • 本書は、問題と言われているものはどのようなものであるのかがテーマである。
    本書での問題とはこのように定義している。「問題=不意に不確定な状態を生じさせ、なんらかの対応を人に迫る物事」であるとしている。つまり、これは問題というのは本質的に存在しているということであるわけだ。
    しかし、問題ははたして本質的にあると言えるのだろうか。問題は上の定義によると、問題に対して対応する人がいるわけである。私たちの思考は、言葉というものによって考えられているわけであるから、問題を認識することは言葉を使う。しかし、私という人だけが問題だと思っていてもそれは問題であるかどうかというのはわからない。問題という認識に至るには比較対象としての他者が必要であろう。であるのならば、言葉によって他者に伝えられることによって、比較されることによって問題と認められることで問題というのは生じるのではないかという立場がおこってくる。
    ここでの話をまとめると、問題は本質的に存在するという本質主義と、問題は構築されることによって存在するという社会構築主義との対立ということになる。
    あなたはどちらの立場をとるのであろうか?
    私はまだ迷っている。

  • 問題というものをどうやって解決するのか。
    生きていれば、いつでも問題にぶつかる毎日。
    それを解決するのか、それとも解消するのか。
    また、「問題」は時代によって変わるものだ。

  • なんていうか
    問題がモンダイなのはわかるけど
    それで突っ込んであるかって言われると
    どうもそうではなくて
    でも理論立てて考えろってことだよね きっと

  • 読みやすいし、中高生が読んだら目から鱗が落ちる人もいるのではないかと思う。足元を踏み固めるような本はあっても困らない。

  • 問題は何もしなくてもやってくる。
    だったら、その問題と向き合いましょう。

    問題を解決する方法は二種類。
    「解答」と「解消」
    「解答」は問題を真正面から挑みます。
    「解消」は問題が変わり、問題でなくなります。しかし、大抵は新たな問題が発起します。

    本書を読んで思ったことは、
    問題をまず自分が解けるように「解消」しましょう、そこからその問題に対して「解答」しましょう、ってことかな。
    問題があっても、具体的対処法がなくては手がつけられない。だったら、なんか一つでもいいので、問題に対する解答を見つけられるように、問題を変えましょう。(解釈を変えるってこと、つまり「解消」)それが問題解決の近道です。ただし、「解消」しても原点の問題を忘れては元も子もないので、注意が必要です。

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著者プロフィール

山本貴光(やまもと たかみつ)
1971年生まれの文筆家・ゲーム作家。1994年慶應義塾大学環境情報学部卒業後、コーエーにてゲーム制作(企画/プログラム)に従事。2004年よりフリーランス。多方面に及ぶ業績がある。
著書に『投壜通信』(本の雑誌社)、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)、『「百学連環」を読む』(三省堂)、『文体の科学』(新潮社)、『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書)、『コンピュータのひみつ』(朝日出版社)など。
共著に『高校生のためのゲームで考える人工知能』(三宅陽一郎との共著)、『脳がわかれば心がわかるか――脳科学リテラシー講座』(吉川浩満との共著、太田出版)など。
訳書に、サレン/ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ』(ソフトバンククリエイティブ)、ジョン・R・サール『Mind――心の哲学』(吉川浩満との共訳、朝日出版社)、 『先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学』(國分功一郎序文、吉川浩満共訳、朝日出版社)など。

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