- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480688583
感想・レビュー・書評
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私もまさに女子校育ちなので、共感できる部分があるだろうかと読んでみた。
確かに共感できる部分も一応あったし、何より中高時代を思い出して懐かしい気分にもなったのだけど、
それ以上に作者の偏見にまみれた文言(それが読者の興をそそる部分なんだろうけど)や万引きを武勇伝のように語っている点、下卑た話のオンパレードに不快になってしまった……。
ネット記事として読む分にはもしかしたら面白く読めるのかもしれないけど、生徒にも薦めたい本をたくさん出してくれているちくプリにはこういった類いの本は出してほしくないなぁと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女子校の予備知識に。。。なってるのかな。学校界隈も変化激しそうだから色々変わってそう
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辛酸なめ子さん:女子学院。1974年生まれ。
男子は恐ろしく女子のルックスに厳しい。共学では萎縮しそうな子も女子校では伸び伸び育つ。
・勉強系、性超越系:桜蔭、慶応、女子学院、フェリス
・お嬢様系:雙葉、白百合、光塩
・深窓お嬢様系:学習院女子、聖心、田園調布雙葉
・モテ系:頌栄、東洋英和 -
7年に渡る取材と謳っている割には偏りのある内容かなと感じた。
思春期にどんな環境で過ごすかは、確かにその後の人生に大きく影響を与えると思う。
でも女子校生活は長くても6年間しかないわけだし、結局は今後のその人を形作るのはその他の要素のほうが多くなる。筆者は自虐的に書いているけど、この本を鵜呑みにした人に女子校育ちだからと言って色眼鏡で見られたりするのは嫌かな。
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女子校出身者として、しっかり意見を言うなど積極性が養われるところは女子校の強みだと感じている。その代償として、異性の目を気にしなすぎるところは共学の大学に入って苦労したなぁ。
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ここに出てくるような名のある学校ではないが、自分も女子校育ちなので共感できることもあって当時のことを色々と思い出した。
なかなかエキセントリックなエピソードも多くて驚く。
それはごく一部の人たちだけなのかもしれないが、有名な学校はいろいろと大変なのだろうなと思ってしまった。
私があまりにもぼーっと過ごしていて、身近に同じようなことがあっても分からなかっただけなのかもしれないが。
ずいぶん前に刊行されたものだし著者の持ち味なのだろうが、ちょっと辛口すぎる気もする。
当時の友人とは今でも遊んだりするので、やはり行ってよかったなとは思う。
でも行事における共学ならではのドキドキは味わってみたかったなぁ。
子供の頃、サザエさんのフネさんと伊佐坂先生の奥さんがお互い名前にちゃん付けで呼び合っていることが不思議だったけれど可愛らしくって好きだった。
でも自分も中年になった今も当時の友人と名前にちゃん付けで呼び合っているので、そんなものなのだろう。
話題は年相応になってもマインドは当時のままなのかもしれない。 -
とても共感するところがあり、懐かしく感じることができた。
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2019年7月29日読了。
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本人も女子高出身である著者による、最近の女子校出身者、現役の女子校生、女子校生を持つ父親、などのインタビュー、現場取材等。
面白い。別に役に立つわけではない。 -
少子化と、妻に専業主婦でありつつ生き甲斐支出させられるほどの高収入男子の減少で、女子も高収入を目指すべく共学が志向されがちで希少になりつつある女子校女子(安定した就職が望める理系は女子校にはほとんどない)。その素行・感覚・ファッションなどの偏差は、女子校卒業生同士では際立ってわかるという。東大など高学歴に進んだ学力系には結婚後も男をあやしたりおだてたりで操縦する術が不備とか、お嬢様系では男性への警戒心だけが先に立ち人格判断が不得手とかありがち。ところで、田中真紀子もアメリカの女子高(フレンド系)だったな。