たったひとつの「真実」なんてない: メディアは何を伝えているのか? (ちくまプリマー新書 221)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480689269

感想・レビュー・書評

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  • メディアは、伝えるときにそこに必ず意図がある。それは何を伝えて、何を伝えないかに現れる。
    これこそ、インテリジェンスの話ではないだろうか。

  • 「戦争を起こすことはそれほど難しくありません、国民に向かって、我々は今、攻撃されているのだと危険を煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。」

  • 何故、メディアリテラシーが必要なのか、何故自分の目で見ることが大事なのか、をメディアの特性を踏まえながら解説している。
    今のネット社会だからこそ、この本の考えが必要。私達はもっと考えるべきなのだ。

  • 20150307娘の課題図書を面白そうで読んでみた。メディアリテラシー とても大事。戦争がおこるメカニズム ニュースのつくりかた

著者プロフィール

森 達也(もり・たつや)
1956年、広島県呉市生まれ。映画監督、作家。テレビ番組制作会社を経て独立。98年、オウム真理教を描いたドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。佐村河内守のゴーストライター問題を追った16年の映画『FAKE』、東京新聞の記者・望月衣塑子を密着取材した19年の映画『i-新聞記者ドキュメント-』が話題に。10年に刊行した『A3』で講談社ノンフィクション賞。著書に、『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)、『「A」マスコミが報道しなかったオウムの素顔』『職業欄はエスパー』(角川文庫)、『A2』(現代書館)、『ご臨終メディア』(集英社)、『死刑』(朝日出版社)、『東京スタンピード』(毎日新聞社)、『マジョガリガリ』(エフエム東京)、『神さまってなに?』(河出書房新社)、『虐殺のスイッチ』(出版芸術社)、『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』(ミツイパブリッシング)、『U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面』(講談社現代新書)、『千代田区一番一号のラビリンス』(現代書館)、『増補版 悪役レスラーは笑う』(岩波現代文庫)など多数。

「2023年 『あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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