「今、ここ」から考える社会学 (ちくまプリマー新書 270)

著者 :
  • 筑摩書房
3.70
  • (4)
  • (7)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 161
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480689764

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 背ラベル:361-ヨ

  • 社会学を一ミリも知らない人でも理解でき、興味が持てる内容になっている。
    政治的中立性というものが、実はそれが圧力となっているという考えは目から鱗が落ちた。
    若年層に政治の関心を高めるためには、教職員の良心と倫理観に応じて、中立性から逸脱したような授業をした方がいいと感じた。

  • 2021年11月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00530434

  • 社会学という分野の本を読むのは初めて。
    面白いかも!!とどんどん読み進めることができました。身近なテーマなので、わかりやすくて良かったです。社会学にとても興味が持てました。

  • 中学受験の頃、塾の先生から読んでみと言われ読んでみた。
    説明文は苦手であったため少し読むのに時間がかかってしまった。
    しかし、5回目くらいでやっと文を理解できて達成感があった。

  • 好井先生はエスノメソドロジーがご専門で、その知見で差別問題を研究されてます。最初は社会学の一般的な理論とその展開が述べられ、次にジェンダー、障害者、公害問題と話が進みます。これは社会で「普通に」「働いて」「生活できない、生活させてもらえない」社会のメインストリームにいないことになっている人たち、周辺部に追いやられて生活せざるを得ない人たちのこと、つまり社会的排除の話ですね。ちょっとショッキングだけど目を背けちゃいけないね。社会学って刺激的で素敵!と思える本です。

  • 菅田理一先生 おすすめ
    11【専門】361-Y

    ★ブックリストのコメント
    物事をしっかりと分析できる人になる方法を提示。

  • 当たり前を、追求しろ。

    社会学とは何か、なかなか難しい。大学で教鞭をとる著者が噛み砕いていく。高校生から大学一年生あたりが想定している読者だろうか。第1章は、社会学史の講義でちょっと難しいかもしれない。けれど、その学問の流れを知ると、その後の具体的な学問が頭で整理しやすい。

    第2章からは、様々な考えるヒントを語っていく。学校、スマホ、ジェンダー、障がい者、環境、政治。自分自身の問題から、どのように他者の姿に気づき、考えていくのか。「わたし」と違う他者と、どのように生きていくのか。きっと誰にでも社会学の種がまかれている。社会学というのはとても懐の広い学問だ。

    社会学科を志望する人だけでなく、もっと広く、大学で学ぼうとする人すべてに読んでもらえたら。

  • 読みやすい。入門として、生徒に読んでほしい。

  • 2017/12/4読了。

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

日本大学文理学部社会学科教授

「2023年 『新社会学研究 2023年 第8号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

好井裕明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×