建築という対話: 僕はこうして家をつくる (ちくまプリマー新書)

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  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480689801

感想・レビュー・書評

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  • 公共建築(学校も含むのかな?)は確かに顔の見えるクライアントがいない。学校は限られた数年間の利用者が圧倒的であり、卒後、再び利用者になることもそうある訳ではない。そういう利用者にも記憶に残る建築を考える方が、個人の住宅を建てるよりむずかしいかな。

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  • 建築家という職業の人たちが仕事をする上で何を大切にしているのかがざっくりとわかる本。実際には、法律・予算・調整など頭を使う細かな業務が山ほどあるのだろうけど、専門的な話はさて置き、建築を作るうえで大切なことが書かれている。建築は美と機能を持ち合わせた最大の芸術作品で、芸術でありながら人に使われることで作品としての命が宿る。

    娘さんを想定読者として書かれたとのことで、わかりやすい表現で教養も感じられて、面白く読めた。

  • 石山研からこんなやわらかい語りの人が出るのか、という驚き。しかし、歴史や他分野へのジャンプが多く、頭がちりぢりになりそう

  • 文献を引用しながらの構成。これに経験を加えたらどれほど面白い文章になるか楽しみです。

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著者プロフィール

光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
建築家/一級建築士/博士(建築学)
1979年米国・ニュージャージー州生まれ、小学校2年生の頃日本・奈良に帰国するも、少年野球(5番キャッチャー)に熱中。中学からカナダ・トロントと英国・マンチェスターで過ごし、野球に加えてNBAにハマる。高校で再度帰国し、バスケに明け暮れて、バンド(英語の発音がよくて声がデカイだけのボーカル)をやったり、村上春樹を通して読書に目覚めたり、麻雀を覚えたりする。2004年に早稲田大学大学院を修了し、単身ヨーロッパへ。ドイツ・ベルリンの設計事務所で職を得て、4年間働く。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を開設。2011年に処女作として、内田樹先生の道場兼自宅《凱風館》を神戸に完成させる。竣工後すぐに入門し、現在は合気道参段。2021年より、神戸大学特命准教授。主な作品に、《旅人庵》(京都)、《森の生活》(長野)、《桃沢野外活動センター》(静岡)など。2015年にAsian Kung-Fu Generationの《Wonder Future》全国ツアーのステージデザインとドローイングを提供。主な著書に、『増補 みんなの家。』(筑摩書房)、『つくるをひらく』(ミシマ社)など多数。最新刊は、『ここちよさの建築』(NHK出版)。

「2023年 『つくる人になるために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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