リアル人生ゲーム完全攻略本 (ちくまプリマー新書)

  • 筑摩書房
3.29
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本棚登録 : 179
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480689894

感想・レビュー・書評

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  • もし人生が意図的に創造されたゲームだったらというお話。

    面白かったところ
    ・解脱はチートプレイ
    ・イエス・キリストは運営がプレイヤーのふりをしていた!

  • 人生のメゾ知として一つ、家政学がある。そこに含まれてくる人生の家計簿的な考えを持つために、全体像を掴む必要がある。

    また情報受信者が大半の現代社会の思い込みが、人生を困難にしてしまうこともあり、その外側から全体を掴む必要がある。一つに、しつけ、道徳などの教わった踊り方から、現代性と各人的な踊り方、倫理化的な変更も重要だ。

    メゾ知の大枠が把握できないと、いくら実用知:ミクロ知を積んでも無駄になることに気づいていない現代社会に必要な知識だと思う。だけどそういった本で面白い本がこれまで出会えていなかった。この本は読み物として読めるので、人に勧めたいと思った。

    (それと現在、響きやすさで信用されている理論が、現実の上空でされていて、感銘を受けるのに数年経っても何もないようなことと現在の金融とが同じ構成なのに気づくことができた。頭には刺さっても腹はそんな現実はないと知っていて、叶えられない。いい言い方が浸透しすぎてジレンマに、という僕たち。)

    投資などは別で学ばないといけないし、ポストモダン分析なども加えて知っておかなければいけないと思うが、こういった人生のつくりも知っておかないとと思う。

  • ラノベ作家とライターによるラノベ調の「言ってはいけない残酷すぎる真実」の本
    全体は3部構成で、第一部はおちゃらけも踏まえながらの自己啓発。第二部は人口統計ベースの未来予想話、第三部は予想未来イベント。
    攻略本と題しつつ、具体的な方法ないので、ファミ通レベルの攻略本を考えるといい。
    内容に人生攻略を意図するほどの価値はないが、リスク分散と自己投資の機会をわかりやすく説明してくれる

  • 159-K
    閲覧新書

  • ゲームとすると面白いかな〜と思って読み始めたけど、全然攻略するための努力出来てないなと反省しました。資本主義社会つらたん。

  • 途中から読み飛ばしてしまったので理解は不十分になってしまったけど、今の「人生ゲーム」が複雑なルールの上に成り立っているという点に納得しながら読んだ

    「当初の設定」のように本能に組み込まれた楽しいことを求めたり、職業選択をして寿命をお金に換える変換率を高めるだけでは、幸福度を最大限上げるには効率が悪い

    じゃあどうするか、はもう一度読まないと

  • 人生は神様の作ったゲーム!?

    人生を神様が作ったゲームになぞらえ、社会で起きている問題への対処を攻略という形で説明している本。楽しく社会問題を学べる。コンセプトがおもしろい。男の子とか特に喜んで読んでくれそう。
    が、「ゆとり」「老害」「負け組」など安易に差別言葉みたいなのが使ってあることと、ゲームの攻略になぞらえているせいか人生で「効率」ばかり求めていることが気になり、中高生に自信を持って進めにくい。
    あと、チートプレイヤーの伏線がほったらかし?あれは攻略本を書いた人がチートプレイヤーだったということで回収されてるの?

  • 所要時間:3.5
    印象的な文章:なし
    オススメ度:
    身内 3
    身内以外 3
    過去の自分(20歳) 3
    未来の自分(60歳) 1
    子供が【22】歳のときに読んで欲しい

    人生の攻略本。世の中の仕組みをゲーム攻略というたてつけで書いている。
    はじめの説明書は切り口が絶妙で、とても面白く読めたが、後半の攻略本は淡々と書かれていて温度差があり、正直だれてしまった。

  • [図書館]
    読了:2021/3/17

    前半の説明書の方が面白かった。

  • 人生をかつてない自由度の高い、他の人より幸福点を稼ぐゲームとしている。神がゲーム開発者として話が進む設定が面白い。キャーシャ(釈迦、釈尊)はチート扱いだった。21世紀の資本。富者であればあるほど収入が増え、富裕層が固定化するしくみ。信用創造がやっぱり鍵。

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著者プロフィール

1980年生まれ。広島県出身。作家。著書に『仁義なきキリスト教史』『完全教祖マニュアル』(辰巳一世との共著)など多数。

「2020年 『仁義なき聖書美術【新約篇】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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