源氏物語の教え――もし紫式部があなたの家庭教師だったら (ちくまプリマー新書)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 65
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480689993

感想・レビュー・書評

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  • 何度も読んだ源氏物語だけれど、新しい視点から色々と知れて、再び読みたくなりました。人との関わり方やかわし方を現代の自分たちの生活にも結びつけて考えていくと、なるほど納得のいくことも多く勉強にもなりました。源氏物語は面白い。

  • 源氏物語は読んだことがないが,登場人物のうち既知の人もおり,それなりに楽しめた.女性が男性社会の中でしたたかに生きていくノウハウを教えるために,紫式部が執筆したという説は非常に面白いと感じた.貴族社会では身分が重要な価値を持っていたようで,その中で巧みに生き延びるすべを教えてくれる由.理想的な女やダメな女,不幸な女など現代に通じるものが多い.軽妙な訳文が楽しめた.

  • かけがえのない人など居ないは
    こと恋愛に関していえば年齢を重ねたからこそ分かる言葉なのでしょか。私の若い頃は同僚の女の子は「彼しか居ない」
    と断言してて今は全く会ってないしどんなか分かりません。
    仕事の事は思い出したのは過労死した広告代理店の女の子の事で彼女は聡明だからドロップアウトした自分の将来が見えてしまったんじゃないかと思います。
    NHKのドラマ「半分、青い。」は最終的に主人公と幼馴染みが結ばれるみたいですよね。じゃあ運命の人だったんだと・・。
    私は源氏物語は金子光晴と同じで面白いと言えば面白い。
    つまらないと言えばつまらないって感じです。
    話が纏まらずすみません。

  • 第12回毎週ビブリオバトル
    2019年第1回新歓ビブリオバトル

  • 高校時代の古典の時間が思い出された。
    すっかり人物相関図は忘れてしまっていたけれど、それぞれの立ち位置で生きるための駆け引きがこんな風にあったとは!
    源氏物語に現代に通じる教えがあるという考察は、面白味があった。

  • この1年、源氏物語を原文で読む勉強会に参加することになった。瀬戸内寂聴訳で一通りは読んだけれど、内容はさほど覚えてもいない。少し復習するつもりで、本書を手にした。しかしまあ、よく分からない切り口で進んでいくので、結局、ストーリーの復習には全くならなかった。いつの世も、人の色恋は同じということだけがはっきりした。勉強会はほとんどが女性のようだが、男の立場での意見なんて言えるのだろうか。私自身は、次から次から不倫をするというようなタイプではなく、どちらかというと、ねちねち嫉妬ばかりしている人間だからなあ。最後に抽出されたテーマとして「かけがえのない人なんていない」という考え方には半分賛同できる。仕事で自分が何とかしなければいけないと思い詰めている人には救いになる。代わりはいくらでもいるのだから。失恋をしたての人にも。一方で家族を失うということを考えると、かけがえのない人はいるということになるだろう。

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著者プロフィール

1961年横浜市生まれ。古典エッセイスト。早稲田大学第一文学部日本史学専攻。個人全訳『源氏物語』全六巻、『源氏の男はみんなサイテー』『カラダで感じる源氏物語』『ブス論』『愛とまぐはひの古事記』『女嫌いの平家物語』(以上、ちくま文庫)、『快楽でよみとく古典文学』(小学館)、『ひかりナビで読む竹取物語』(文春文庫)、『本当はひどかった昔の日本』(新潮社)など著書多数。

「2016年 『文庫 昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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