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- Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480710017
感想・レビュー・書評
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「魚服記」「逆行」「玩具」「彼は昔の彼ならず」「ロマネスク」に惹かれました。「魚服記」は、この収録作品の中では異質な気がする。ドキッとした。一話一話を読み終え、一番色々な事を思い巡らせたのはこの作品です。他にも印象に残ったのは“芸術の美は所詮、市民への奉仕である”という一文。そしてもう一つ“私は、いまの世の中の若い読者たちが、案外に老人であることをしつてゐる”大江健三郎さんの描く少年たちも疲れていた。現代だってそうなんだろう。すごく納得してしまう。そういう若者たちと時代は関係ないのだと思う。
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列車
思ひ出
魚服記
雀こ
猿ヶ島
地球図
逆行
陰火
道化の華
葉
玩具
猿面冠者
彼は昔の彼ならず
ロマネスク
ダス・ゲマイネ
めくら草紙
雌に就いて
喝采
狂言の神
虚構の春
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