- Amazon.co.jp ・本 (92ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480770424
感想・レビュー・書評
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アニメとも小説とも違って、社会風刺もあり、おもしろい。
のどかな生活をしていたムーミン一家が、仕事をしなきゃ、義務を果たさなきゃとあくせくしている(あのママでさえ!)姿はなんともシュール!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
名古屋市博物館のムーミンコミックス展にて原画を観賞。ムーミンパパが放った弾丸に見事に胸を撃ち抜かれてしまい、『タイムマシンでワイルドウエスト』が収録されている本書を手にした。
パパが偶然作り出したタイムマシンで、カウボーイにインディアンに酒場にどこまでも広がる荒野のある西部(たぶん)へタイムスリップしたムーミン一家のお話。ずんぐりむっくりな体型のムーミンが、斧をぶん投げたり馬を乗り回したりするし、ママは家族を守るために牛の群れに立ち向かう。かっこいい姿も好きなんだけど、やっぱりみんなに似合うのは水鉄砲だなあ。 -
一話目だけ機会があって読んだ。
のんびり過ごすことと、勤勉に働くこと。
テーマです。 -
トーベさんとラルスさん姉弟によるムーミン・コミックスの第2巻。
スナフキンの哲学は、やはり為になるな。
他人の評価で決まる名声とか、義務とか、そればかりに振り回される生き方は楽しくない。
ムーミンとムーミンパパは、いつまでもガキって感じ。
自分らしさとか、楽しい生活とか、それなりに模索しているけれど、世間の評判とか流行に流されがち。
人生哲学をやさしいストーリーで描いているんだけど、全体的になんとなく暗い感じがするのは、北欧だから太陽が足りないのかもしれません。
シイタケじゃないけれど、たまには自分も太陽にあたらないと良くないな…と思いました。 -
ムーミンマンガは、ちくま文庫のムーミンコミックスセレクションで読もう、と思っていたけど、古本屋で半値以下であったので買っちゃった。
買ってわかったけど、表紙カバーを剥いであらわになる地の装丁が、めちゃめちゃかわいい。機会があれば是非めくって見てください。
以下、備忘メモ。
◼️ムーミン谷のきままな暮らし
正しい市民の会の人に、勤勉に暮らせと説かれてあれやこれや振り回されるムーミン一家と、ぶれないスナフキン。ムーミン「義務ってなに?」スナフキン「したくないことをすることさ」。
◼️タイムマシンでワイルドウエスト
ムーミンパパのミラクル修理でミシンがなんとタイムマシンに!一家は西部開拓時代へ。ワイルドに決めるつもりがどんひゃらら。
◼️あこがれの遠い土地
今度はロマンスを求めるスノークのおじょうさんの希望で18世紀の貴族社会へ。果たしてあこがれのロマンスを手に入れられるのか。
◼️ムーミンママの小さなひみつ
すべての友人に義理立てしようとして窮地に陥るムーミンママとムーミン。犯罪にも手を染めていたことが明るみに出るが、ムーミンパパ「こんなに刺激的な妻を持って誇らしいよ!」。 -
2017/04読了。正しく暮らそうとしてみたり、西部劇の舞台に行ってしまったり、相変わらずなムーミンたち。好奇心旺盛で友だち思い。皮肉も効いてて面白かったです。
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初めてムーミンの本を読んだ。
義務とは、"したくないことをすることさ"
っていうスナフキンの言葉が心に残った。
楽しみが仕事になる→仕事を手に入れて楽しみを失う。
気ままに、気楽に生きていくのも悪くないんかも。 -
多分一番かわいいムーミン漫画
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男のロマンは破壊と創作。女のロマンは安定とあこがれ。なんだかいろんなことに巻き込まれて、振り回されるムーミン一家にハラハラしちゃう。
マイペースで我関せずなスナフキンがいい味だしてて。シニカルな笑いが慣れると面白く感じられる。