ム-ミン・コミックス (第2巻)

  • 筑摩書房
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (92ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480770424

感想・レビュー・書評

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  • アニメとも小説とも違って、社会風刺もあり、おもしろい。

    のどかな生活をしていたムーミン一家が、仕事をしなきゃ、義務を果たさなきゃとあくせくしている(あのママでさえ!)姿はなんともシュール!

  • 名古屋市博物館のムーミンコミックス展にて原画を観賞。ムーミンパパが放った弾丸に見事に胸を撃ち抜かれてしまい、『タイムマシンでワイルドウエスト』が収録されている本書を手にした。

    パパが偶然作り出したタイムマシンで、カウボーイにインディアンに酒場にどこまでも広がる荒野のある西部(たぶん)へタイムスリップしたムーミン一家のお話。ずんぐりむっくりな体型のムーミンが、斧をぶん投げたり馬を乗り回したりするし、ママは家族を守るために牛の群れに立ち向かう。かっこいい姿も好きなんだけど、やっぱりみんなに似合うのは水鉄砲だなあ。

  • 一話目だけ機会があって読んだ。
    のんびり過ごすことと、勤勉に働くこと。
    テーマです。

  • トーベさんとラルスさん姉弟によるムーミン・コミックスの第2巻。

    スナフキンの哲学は、やはり為になるな。
    他人の評価で決まる名声とか、義務とか、そればかりに振り回される生き方は楽しくない。

    ムーミンとムーミンパパは、いつまでもガキって感じ。
    自分らしさとか、楽しい生活とか、それなりに模索しているけれど、世間の評判とか流行に流されがち。

    人生哲学をやさしいストーリーで描いているんだけど、全体的になんとなく暗い感じがするのは、北欧だから太陽が足りないのかもしれません。

    シイタケじゃないけれど、たまには自分も太陽にあたらないと良くないな…と思いました。

  • ムーミンマンガは、ちくま文庫のムーミンコミックスセレクションで読もう、と思っていたけど、古本屋で半値以下であったので買っちゃった。
    買ってわかったけど、表紙カバーを剥いであらわになる地の装丁が、めちゃめちゃかわいい。機会があれば是非めくって見てください。

    以下、備忘メモ。

    ◼️ムーミン谷のきままな暮らし
    正しい市民の会の人に、勤勉に暮らせと説かれてあれやこれや振り回されるムーミン一家と、ぶれないスナフキン。ムーミン「義務ってなに?」スナフキン「したくないことをすることさ」。

    ◼️タイムマシンでワイルドウエスト
    ムーミンパパのミラクル修理でミシンがなんとタイムマシンに!一家は西部開拓時代へ。ワイルドに決めるつもりがどんひゃらら。

    ◼️あこがれの遠い土地
    今度はロマンスを求めるスノークのおじょうさんの希望で18世紀の貴族社会へ。果たしてあこがれのロマンスを手に入れられるのか。

    ◼️ムーミンママの小さなひみつ
    すべての友人に義理立てしようとして窮地に陥るムーミンママとムーミン。犯罪にも手を染めていたことが明るみに出るが、ムーミンパパ「こんなに刺激的な妻を持って誇らしいよ!」。

  • 2017/04読了。正しく暮らそうとしてみたり、西部劇の舞台に行ってしまったり、相変わらずなムーミンたち。好奇心旺盛で友だち思い。皮肉も効いてて面白かったです。

  • 初めてムーミンの本を読んだ。
    義務とは、"したくないことをすることさ"
    っていうスナフキンの言葉が心に残った。
    楽しみが仕事になる→仕事を手に入れて楽しみを失う。
    気ままに、気楽に生きていくのも悪くないんかも。

  • 多分一番かわいいムーミン漫画

  • ムーミンたちの動き、表情がいきいきしていて
    楽しい本です。
    ゆったりした気持ちになれます。

  • 男のロマンは破壊と創作。女のロマンは安定とあこがれ。なんだかいろんなことに巻き込まれて、振り回されるムーミン一家にハラハラしちゃう。

    マイペースで我関せずなスナフキンがいい味だしてて。シニカルな笑いが慣れると面白く感じられる。

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