ムーミン、海へいく (ムーミン・コミックス)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 191
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (89ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480770431

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  • 幼い頃大好きだった「ジャングルになったムーミン谷」を収録。嬉しい。福武書店の横長サイズに親しんでいた身としては、筑摩書房の正方形は、正直言ってしっくりこないんだけど。

    ●ムーミン、海へいく
    小説『ムーミンパパの思い出』がちらつく。ネタの使いまわし?が多々見られて。でも、同じテーマの小説版とコミック版と思えば、それぞれの面白さがある。

    困った時のトゥティッキ。一家の導き手みたいになっていて、スナフキンとポジションが被ってる気もする。

    図々しく哀れな詩人。海のオーケストラ号の響きが大好きだから、小説の記憶だけ残して、詩人の存在をなかったことにしたい。でも、クリップダッスに連れていかれた彼に対するムーミンの態度はあんまりだ。


    ●ジャングルになったムーミン谷
    「あたいは生きのびるわ!」だった気がするんだよなあ、福武書店版。まあ、子どもの頃の記憶だし。それにしても、訳者が異なる同じ本を読み比べるのは、訳し方が全然違って面白い。

    どこからやって来たのかもわからない、得体の知れない種を植えてはいけません。そうすると、この物語は動きださないわけだけど。去年だったかに話題になった、種入りの小包テロを思い出すな……職場の同僚のところにも届いたらしい。

    ムーミンたちを食べようとしていたトラをはじめ、サイやヘビといった動物たちと仲良くなっていくところが好きだったっけ。最後は動物園に戻っていくという円満解決、そして、ムーミン=カバ論争。自分は、ムーミンをカバじゃないかと考えるより前にこの話を読んで、ムーミン≠カバと認識したんだった。カバに似てると思ったことは一度だってない!


    ●スニフ、心をいれかえる
    内容がどうこういう前に、ラルスの手によるムーミンを受け入れることができず、読み進めることがしんどい。全く別のキャラクターにしか見えない……手足が長いからかな、可愛らしさがないのよ。

    いつものドタバタ騒ぎも、一人一人の個性があまり活かされていないせいか、ただバカをやっているようにしか。これが新聞に連載していても、自分は読まないだろうな。

  • 昔アニメでムーミンたちが自分たちを「カバじゃない!」って言っているシーンがあって、カバっぽいビジュアルを元にしたアニメのオリジナルかと思ったら、本当に原作にそのネタがあってビックリしました。

    あと、ムーミンの目って青いんだね。
    なんだか黒いイメージでした。

    正直言って好きな絵ではないんだけれど、奥が深いなぁ…と思うお話が多くて、大人が読んだ方がためになるかもね。
    男性がガキっぽくて、女性が現実的なのは北欧も同じなんだなぁ…とか(笑)

  • 内容備忘メモ。

    ■ムーミン、海へいく
    締め切りが迫ってるから何か冒険に出るきっかけを見つけないと…なんていうメタ発言から始まる。トゥーティッキの見つけたコンパスをきっかけに、船を作りタイフーン号と名付け、巨大ドードー族(アリスに出てくるドードー鳥とはまた違うみたい)の力を借りて進水式をして、海へ。図々しい詩人、何でも食べちゃうクリップダッス、何かと腐れ縁な海賊たち、との出会い。最後はボートで大海を漂流するはめになるが、なんとか帰郷。

    ■ジャングルになったムーミン谷
    異常気象で気温が上がったムーミン谷で熱帯植物が育った。スティンキーのいたずらで動物園から逃げ出してきた猛獣たちも加わり、谷は危険なジャングルに。と思いきや、何事にも動じないムーミンたちと、意外と根性なしの動物たちはすっかり仲良くなり、平和な毎日がゴーイングオン。そこへ動物園からの捜索隊が動物たちを捕獲しに来る。さらにムーミンたちのことまでカバだと言い張りオリに入れると言う。さあ彼らの運命は、そしてムーミン=カバ論争の行方は、どうなるのか。

    ■スニフ、心をいれかえる
    いつも金儲けのことばかり考えていたスニフが、ある日心をいれかえ、善人になる。だけでなく、みんなを善人にするために、酒は捨てろ、浮気はやめろ、執着はよくない、などと説教をたれるように。間違っちゃいないのでなんとなく従ってしまうムーミンたちだが、さすがに窮屈すぎて困るから、元の悪いスニフに戻そうとがんばるムーミンだが果たして。水は清すぎると魚も住まない的な、ムーミンコミックスによくあるパターンの話。

  • 2017/05読了。海に出たり、ジャングルになったり、スニフが善人になったりと相変わらずのドタバタ騒動。けっこう俗っぽいけど天真爛漫なムーミンたちが楽しい。

  • 《ムーミン、海へいく》
    ちょうど「ムーミンパパの思い出」を読んでいる途中に、並行してコミックスを読み始めたら
    ネタがどっ被りしていてどうしようかと思った。

    小説ではムーミンパパが絶賛していた「海のオーケストラ号」という船名が、コミックでは一蹴されていて、またどうしようかと思った。

    周囲の人々の、ムーミン一家に対する視線がまるで漫画版サザエさんのそれのよう。

    スノークのお嬢さんの病的なロマンチストぶり。


    《スニフ、心をいれかえる》
    弟さんのラルス・ヤンソン作

    スニフの身長がムーミンと同じなのが気になるが、ストーリーは赤塚不二夫チックで好き。

    こんなタイプの、傍迷惑な思い込み系自称善人が現実に沢山いそう。

    性根が変わらないのですぐ悪い奴に戻れて良かった。

    《ジャングルになったムーミン谷》
    最近、ムーミンをほのぼのしたものだと思っている人に、ムーミンコミックスの話をするのが結構楽しい。

    「ムーミンって絶対カバだろ」
    などと言う人に
    「カバじゃないけど『お前達はカバだろ』っつって動物園に捕まったことはあるよ」
    なんて話すのも楽しい。

  • ≪県立図書館≫
    心をいれかえたスニフが印象的だった。
    宗教チック。
    善のおしつけは迷惑だ~
    最後は偽善で終わりだ~

    おもしろかった。

  • 「ムーミン、海へいく」
    「ジャングルになったムーミン谷」
    「スニフ、心をいれかえる」

  • アニメでもおなじみのストーリーが、原作の絵ではこんな感じなのか、
    と新鮮に読んだ。

    アニメよりもブラックジョークが効いてて、アニメとは違った面白さ。

  • 船をつくって航海する話と
    ムーミン谷がジャングルになる話と
    スニフが善人になる話

    スニフの話は弟さん作
    やっぱり絵がちがう

  • 一番好き

    ムーミン海へ行く は 小説ムーミンパパの思い出の内容と少しかぶる

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