- Amazon.co.jp ・本 (87ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480770523
感想・レビュー・書評
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トーベさんの絵は眉毛のしわが多くかわいくなさに拍車がかかり、ラルスさんの絵は目がハットリくん化してこれまたかわいくなくなってきてる。
タイトルになっている『ふしぎなごっこ遊び』は、何ごとも悪くとらえてかわいくない性格のミーサが明るくなるまでのお話だけど、ラストは良いとしても途中まで暗くてイヤな性格の人の話でしんどかった。 -
森ビルのムーミン展、行きました。
飯能のムーミンバレーはまだ、行けてません。
4Kテレビでしか見れないチャンネルで新しいムーミンアニメをやっているそうですが、当然見てません。
というかそもそも、9作あるムーミン小説もまだ全部は読んでません。
あ、でも『ムーミン谷のすべて』というわりと最近出た分厚い本を、夫がプレゼントしてくれました。
という程度ですが、やっぱりムーミンは良いですなあ。
ブックオフで集めてるムーミンコミックスの、第12巻。
以下、自分のための備忘メモ。
■ふしぎなごっこ遊び
のんきでお気楽なムーミン一家の隣に、何事もきちんとしていないと気の済まない几帳面なフィリフヨンカ一家が越してくる。触発されてムーミンママもお手伝いさんを雇うことにする。やってきたミーサは真面目だがいつも何かに怯えた様子。その原因は、映画スターになった姉へのコンプレックスにあるらしいと気付いたフローレンに勇気付けられ、ミーサは姉(実は映画スターというのは嘘で、フィリフヨンカ家のお手伝いさん)との対面を果たし、のんきな心を取り戻す。のんき万歳。
■ムーミンと魔法のランプ
海岸で魔法のランプを見つけたムーミンとフローレン。ランプの中から現れた精霊にダイヤのティアラが欲しいと言うと、精霊はダイヤのネックレス(盗品)を調達。ふたりはネックレスを盗んだ罪で牢屋に入れられ取り調べを受け裁判にかけられてしまう(取り調べも裁判も不慣れであるムーミン谷の警察と裁判官がかわいい)。裁判所から脱出したふたりはワイルドな逃亡生活に多少のロマンを感じるもののやはりおうちが恋しい。ばったり遭遇したスティンキーに助けを請い、なんやかんやで帰還。
■ムーミン谷の大スクープ
「ムーミン谷新聞」が自分の投書をなかなか掲載してくれないことに業を煮やしたムーミンパパは、「投書は全て掲載」これをモットーとする全く新しい新聞、その名も「ムーミン新聞」を自ら刊行することにする。手製の印刷機で苦労して刷りあげたものの、売れ行きは悪く、しかも届く投書はといえば、紙面を埋めるために載せたパパ作の詩や小説へのイチャモンばかり(ここで早くも投書全掲載の主義をあっさり捨てるパパ)。それでも「ムーミン谷新聞」の鼻を明かすべく、張り込み・尾行・盗聴・デッチあげ・恋愛相談コーナーの立ち上げ(担当:フローレン)など努力するが、ライバルにして王者である「ムーミン谷新聞」には勝てない。そこで一計を案じたフローレンは単独、狂言誘拐を企てる。脅迫状を受け取ったムーミン一家は、こんなときに新聞発行などしていられないと一路捜索に向かう。しかも、広くみんなに知らせて協力をもとめるためにと「ムーミン谷新聞」にニュースとして持ち込み、大々的な報道をと依頼する。無事発見されたフローレンから真実を聞かされたパパはひとこと、「本当のジャーナリストというのはもっとハードボイルドなんだろうな…」。 -
いつもの童話レベルのクオリティ
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≪県立図書館≫
ふしぎなごっこ遊びの、他のバージョンを読んだことがあったが、こちらの方が面白かった。 -
2012/11/22購入
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ムーミンコミックス第12巻。
「ふしぎなごっこ遊び 」
「ムーミンの魔法のランプ」
「ムーミン新聞を作ろう」 -
ふしぎなごっこ遊び:<BR>
フィリフヨンカさんがムーミン家の隣に越して来る。ムーミンたちはパーティーを開いてもてなすのだが・・・<BR><BR>
ムーミンと魔法のランプ:<BR>
海岸で見つけたランプから、ランプの精が現れる。フローレンはランプの精からダイヤのネックレスをもらうが、それが盗品だったから、さぁ大変。<BR><BR>
ムーミン谷の大スクープ:<BR>
ムーミンパパがムーミン谷新聞社に対抗して、ムーミン新聞をつくる。 -
『ふしぎなごっこ遊び』の表題作も良かった。仕事を楽しめないミーサ(『ムーミン谷の夏まつり』でもとことん鬱陶しいキャラクターだった)と、何もかもを楽しんでしまうムーミン一家。
猫を好きだと言う犬のインク(ミーサの飼い犬)が、猫を好きだなんて恥ずかしいということに対して、ムーミンママが「イヌだのネコだのって…なにかがすきって気持ちこそたいせつなのに」と言う台詞がステキ。